こんにちわ、アナザーです☆
ブログ小説の記事です
今回で「Midnight-Jab:ゼロ」もうすぐ最終話とし・・・
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次回から「Midnight-Jab:邪舞」を開始しますw(やっと本編)
※このタイトルは、みなさんの一番知りたいもの答えの一つを・・・そのまま入れました。
ゼロ・・・とは、本編が開始する前の序章です!
はい・・故に回想シーンがやたらと多いよねw
キャラクターを一名だけ紹介しますw
ヒミコ=チムール=ミクナ(略、ヒミコ)
原始の巫女の一族であり・・・名前の通り、ミドルネームに「チムール」という最強の文字を持っています。つまり、チムール博士も・・・本名は、めっちゃ長い名前である事が予想されます・・・w
※チムールさんから頂いたアイテムを使用して作られたキャラクターです。ここにきてようやく登場!!基本的撮影許可を頂いたり・・・出演以来をしてから、登場するまで長いwアナザーの小説ですw
◆本編の解説
前回は、影猫カッツェの視点で描き・・・あえて、邪武乃の視点を空白にしました。
そして、本作で・・・空白の「邪武乃の視点」を描き・・・前回の「影猫カッツェの視点」を合わせて本来の作品になります。影猫のキモチ・・・邪武乃のキモチ・・・幼いながら同棲した2人の結末が描かれます。
退魔師 J
今明かされる・・・除闇誕生の秘話
01http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12238118670.html
02http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12238655514.html(影猫視点の作品)
前回までのストーリーは上記のURLをクリックしてください。
邪武乃タロウ(15歳)。彼は、中学を卒業してからは、進学をせず、就職をする事にした。
中学時代の同級生黒鴉の誘いを受けて、「退魔師」という仕事をする事にした。
退魔師・・・という仕事は、実際に聞いた事の無い物である。
そもそも、実際どのような仕事をするのかは想像もつかないが、募集用紙には、
「悪霊や、生霊等・・・この世に存在する悪しきモノから、人々を救う仕事です。興味のある方は、是非大五郎神社を訪ねて下さい。」
と書かれている。
邪武乃は、数学で15点の点数をとったり・・・あまり、学校の成績は良く無かった。体育だけは、比較的良い成績だったが・・・部活動などで優秀な成績や実績を持ってる訳では無い為、高校へ推薦・・・という訳にもいかないのだった。
そこで、元々・・・幽霊や、UFO等に興味があった(育ての親jab利休の影響だが)邪武乃は、黒鴉と共に、退魔師という仕事を見に行く事にした。
そこで、退魔師という仕事の説明を聞き・・・邪武乃は、興味が沸いた(という半分の気持ちと受験勉強はしたくない)というキモチで、その退魔師という仕事につく事にした。
退魔師という言う仕事は、まずは・・・修行(研修)からスタートするらしく・・・その研修は、約1カ月程あった。そして、研修先は邪武乃の住んでいる実家からは遠かった。
「あれ・・・この研修先・・・私の家から近いよ・・・」
この、影猫の一言で・・・邪武乃と影猫の同棲生活は、始まった・・・
しかし、影猫の家は、両親は外国暮らし・・・2人きりの同棲生活を始めるのには・・・あまりにも、幼すぎる・・・邪武乃タロウ、影猫カッツェ・・・両名15歳である。
やはり、応援したいキモチとは裏腹に・・・邪武乃タロウの育ての親・・・jab利休は心配な気持ちでいっぱいである。
まず、初日の夕飯くらいご馳走しよう・・・という親心で、天丼を届けに行くと・・・
玄関に出てきたのは、服を着ていない・・・影猫カッツェだった。
影猫は、とても冷静な顔でじっと、jab利休を見た。
その目線は、
信用してくれないの?・・・2人の生活を邪魔しないで・・・
私達は、2人だけでやっていけるの!
という・・・自信に満ちたモノだった。
影猫カッツェは、中学時代とても優等生ですぐに進学校が決まった女性だ。
しかし、心の内側は、「早く大人になりたい!」という成長を焦るものだったようだ・・・
jab利休は、痛感した・・・
「二人暮らしを許可したのは、甘かった」
・・・初日でこの状況。目の前には、全裸の影猫がいる。
無言の17秒・・・影猫の視線から放たれる言葉は・・・
お願いだから・・・帰って!!
jab利休
「・・・・息子よ・・・、その・・・孫が出来たら連絡しなさい・・・僕は、いつでも味方だよ・・・・」
jab利休は、天丼をその場に置いて小柄な身体をさらに小さくして帰っていった。
そのjab利休の言葉が・・・邪武乃タロウの心に重く響いた・・・
利休さん・・・今、どんなキモチなのかな?・・・・jab利休のしょんぼりした背中を見て・・・少しだけ、涙が出そうになる邪武乃タロウ。
影猫
「親ってさ・・・どうして、子供の心配ばかりするのかな?・・・」
影猫は、静かに言った。
邪武乃
「それはね・・・・親だからだよ・・・影猫さん。」
親ってね・・・やっぱり、子供がどんな状況になってもやっぱり親なんだよ!
邪武乃タロウは、jab利休と血の繋がった親子関係じゃない・・・それでも、本当の息子のように育ててくれた。その思いは絶対に忘れない・・・せめて、次に会った時に、胸を張って会えるようになる為に・・・必死に働こうと思った。
翌日・・・早朝から、邪武乃は、研修先に向かった・・・
退魔師の研修だった。退魔師とは、何をするのか・・・という座学からスタートだった。
座学は苦手だった・・・やはり、眠くなる・・・邪武乃がウトウトしかけていると・・・横でシャープペンを刺して来るヤツがいる・・・
邪武乃
「・・・・・・・・・・・・・・・!!」
少しその行動にイラっとしたのか・・・つい大声を出してしまった。
邪武乃
「おい!恋華!!いい加減にしろよ!・・・・あ?」
隣に居たのは、中学時代同じクラスの黒鴉だった。
黒鴉
「はははは・・・・オマエ・・・今、恋華!・・・って呼んだよな?」
黒鴉は、授業中なので、小声で話した。
邪武乃は、つい呼んでしまった名前・・・そして、授業中であった事に赤面した。
黒鴉
「ククククク・・・オマエ・・・そんなに彼女に会いたいの?」
邪武乃
「恋華は・・・俺の彼女じゃねぇよ・・・」
黒鴉
「あ・・・そっか・・・影猫さんと付き合ってるんだっけ・・・オマエ、良く付き合えたな?あんな美人と・・・で、なんで山田(恋華)の名前呼んだの??・・・・クククク・・・」
邪武乃
「・・・・・・・・・・しつけぇーなぁー」
講義の座学は終了した。
ざっくり、纏めると・・・退魔師の仕事とは・・・悪霊退治・・・だけでなく、世の為、人の為に・・・イロイロ助けなさい!・・・という事だった・・・つまり、「依頼を受けて働くなんでも屋!」・・・というモノらしい。
なかなか・・・めんどうな仕事みたいで・・・想像してた「悪霊退散!」・・・というカンジでは無いらしい。
午後からは実技の研修らしい・・・流石に、実技こそ・・・「悪霊退散!」的な魔法か、何かを教えて貰えると・・・期待したが・・・どうやら基礎体力テストのようだった。
黒鴉
「しかし・・・中学のジャージがこんな時に役立つとは・・・思ってなかったけどなw」
邪武乃
「・・・まったくだ・・・・」
その時、巨大スクリーンへ般若の面を被った者の姿が映し出された
「君たち・・・これから、始める実技研修を・・・
ただの基礎体力テストだと・・・思ってもらったら困るな・・・座学も、実技も含めて
・・・今後の採用審査の参考にしているので・・・そのつもりで・・・」
研修には、60人ほど来ていた・・・その中で、その説明に納得しない者も居た。
「おい!早く除霊の技を教えてくれよ!」
「俺達は運動会や・・・なんでも屋をやりに来たんじゃねぇ!!」
と怒り出す者もいた・・・
「ほぉ・・・私の指示が聞けぬのなら・・・ここから出て行くが良い・・・」
「てめぇが出て行けよ!」
少しずつ、研修生達は、フラストレーションがたまっていき・・・ヤジを飛ばすモノが増えてきた。
「破妖(はよ)!」
邪武乃
「!!」
罵声を送り続けた研修生が、7名程・・・この場から姿を消した。・・・いや、消されたのだ・・・
黒鴉
「おい・・・・これ、マズイな・・・」
どうやら、完全に・・・ここでは、モニターに映った般若の面をした者がルールらしい・・・黒鴉も、邪武乃もすぐに悟った・・・般若に逆らえばすぐに消される・・・
「ここでは、私がルールだ・・・
そうだな・・・私の事は・・・巫女チムール・・・と呼んでくれ・・・
私は、スライムの面をした・・・叔父と違って・・・甘くは無いぞ・・・クックックック」
邪武乃
(・・・・影猫さん・・・もしかしたら・・・俺・・・生きて帰れないかも・・・)
「まずは、反復横飛び2分・・・休憩後2分後・・・スクワット30回・・・休憩5分後・・・
腹筋運動30回そのまま休まず、腕立て伏せ30回、そのまま休まず、・・・・・」
「ちょっと待ってくれよ!・・・腹筋と腕立ての間に休憩が無いぞ・・・もう少し休みを・・・」
「破妖(はよ)!」
邪武乃
「!!」
折角勇気をだして意見したのだが・・・やはり、口答えは消す対象にあるらしい・・・これでも、もう誰も、般若に逆らえない・・・仕方なく研修生は、般若の指示通りに身体を動かした。
途中・・・その体力測定の地獄セットについていけない者は・・・やはり・・・
消されていく・・・
60人の研修生は、僅か12人となった・・・
「今日は、ここまでだ・・・明日、明朝6時集合し座学研修・・・
13時より、実技研修だ・・・サボルなよ・・・では、解散だ・・・」
黒鴉
「おい・・・邪武乃・・・ここヤバイぜ・・・ここの職場、明日来るの辞めようぜ・・・」
邪武乃
「確かにここは、ヤバイ・・・俺らもこのままじゃ、消される・・・」
「あ・・・言い忘れたが・・・明日来ない者が居た場合・・・
その欠席者の家族を一人・・・消す!
・・・そして、明日きちんと研修に来た者に、2倍の実技研修のコースを義務とする」
「おい・・・家族を・・・って、家族は関係無いだろう!・・・しかも、なんで、キチンと出席しても、サボった奴の為に2倍やるんだよ?」
流石に、ここは研修者みんな反論した。
「それは、連帯責任と言うものだ・・・一人がサボれば全員で苦痛を味わう・・・最も、サボった本人のみだけは、助かり・・・その欠席者の家族が消えるだけだがな・・・見ての通り・・・私のは・・・退魔術のチカラを使い・・・距離関係なく・・・人を消せる・・・これが、オマエ達の欲する退魔術だ・・・」
邪武乃
(馬鹿な・・・利休さんから聞いた事がある・・・破妖(はよ)は・・・
本来悪しき妖怪を破壊す為に使う言霊だ・・・
本来生きている人間には仕えないハズだ・・・それが、退魔術なら・・・出きるというのか?・・・いや・・・悪しきモノを退散させる術が・・・こんな脅しの手口に使われるのは・・・間違っている!)
黒鴉
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
邪武乃
(それに、利休さんや・・・・影猫さんを・・・こんな、良く解からない般若に消されてたまるか・・・・絶対に、俺はこの般若を捕まえてやる!じっちゃんの名にかけて!)
「おい!オマエら・・・絶対にサボるんじゃねぇぞ!」
研修生達はお互い口々に言い合っていた。
あぁ・・・その意気だ・・・頼むから絶対誰も、サボらないでくれ!
邪武乃は、流石にヘトヘトになり、夕食は黒鴉とラーメンを食べて・・・
影猫と同棲はしているが・・・ほぼ、会話も出来ない状態で眠りについた・・・
そして・・・次の日・・・欠勤者・・・というべきか、脱落者が出てしまった。
前日、言っていたように・・・実技の研修の量が2倍に増えた・・・
何とか・・・邪武乃と黒鴉だったが・・・研修の人数は・・・5人になってしまった。
次の日は、欠勤者は居なかった為、実技研修のノルマは変らない・・・
流石にここまで残った5人は・・・簡単には弱音を吐かなかった。
邪武乃と黒鴉も・・・もう心身疲れているため、無言であったが・・・意地でついていった。
邪武乃タロウは、家に帰ると・・・死んだように服を着たまま眠ってしまった。
「邪武乃くん・・・・最近・・・私達・・・会話が無いね・・・・落ち着いたら・・・変るかな?」
邪武乃は、目を覚ますと・・・自分の身体にしがみつくように・・・影猫が寝ていた。
その、顔は泣き寝入りをしていたかの様だった・・・頬には、涙の後がついている・・・
どうやら、泣いていたようだ・・・邪武乃は、立とうとしたが・・・なかなか立てない・・・
筋肉痛・・・というのもあるが・・・・影猫がしっかり密着している・・・寝ているハズなのに・・・もうどこにも行かないで欲しい・・・というキモチが・・・そうさせているのか・・・中々、離れない・・・
邪武乃
「!!・・・・・利休さん・・・・」
窓の外には・・・まだ、暗い明け方であったが、jab利休が外に居た。心配で様子を見に来たの様だった。
jab利休
「久しぶりだな・・・元気か?」
邪武乃
「なんとか元気にやってるよ・・・」
jab利休
「フッフッフ・・・まぁ、オマエの場合・・・身体の疲れだ・・・ゆっくり休む事と・・・慣れでいずれ回復するだろう・・・だが、気がかりなのは・・・影猫さんの方だ・・・」
邪武乃
「・・・・・・・・・・・・・・・・・うん・・・・最近ロクに会話も出来てないんだ・・・・」
jab利休
「ふむ・・・・このままじゃ、いけない・・・という事は自覚しているな?」
邪武乃
「あぁ・・・そのつもりだよ・・・」
jab利休
「なら・・・・オマエがで、今出来る事も・・・・解かるな・・・・?」
邪武乃
「うん☆!!」
邪武乃タロウは、手紙を書いて・・・テーブルの上に置いた。
邪武乃
「利休さん・・・今回の研修絶対に負けられないんだ・・・・」
明日来ない者が居た場合・・・
その欠席者の家族を一人・・・消す!
邪武乃の脳裡には・・・般若の面の言葉が蘇った・・・
利休さんも・・・影猫さんも・・・絶対に失いたくない・・・・
必ずのこの闘いに勝って・・・あの般若の面を捕まえる!
邪武乃は、心に決めて研修に望んだ・・・
影猫カッツェは・・・朝起きてテーブルに置いてある手紙を読むと・・・
踊るようなキモチで、アルバイトに向かっていった・・・・
いつも、寂しい思いをさせてゴメンネ。
来週の水曜日・・・一緒に夕飯でもどうかな?
予定があえば行きたいな☆
邪武乃タロウ
つづく
おまけの話
機動戦艦ビック☆バター? ゼロ?w
「俺の名は、野原ヒ●シ・・・かつての俺はサラリーマンの係長だった・・・俺は、正義の為に働きたい!そんな思いが・・・俺を転職させた・・・」
「俺の新しい仕事は・・・機動戦艦の艦長だ!そして、俺はコードネームを名乗る事にした・・・フライト=ドア!・・・俺は英雄から名を借りる事にした・・・」
フライト艦長
「今までは・・・ここの戦艦はヒヨコが戦艦のクルーだったらしい・・・正直状況は飲み込めんが・・・これからは・・・この戦艦のあり方は・・・変わる!」
まずは・・・戦艦のクルーを集めよう!募集用紙を配布したが・・・なんだか・・・集まってきたのは、ゴロツキや、チンピラばかり・・・正義の戦艦を舐めているのか?
と・・・言いたいが・・・今は、人手不足・・・仕方ない我慢しよう・・・
しかし、飛びぬけて・・・問題児が2人・・・コイツらだけ・・・
毎日暴れやがって・・・・(怒)
「名は、除闇・・・職業は、退魔師・・・始末屋だ・・・」
「山田恋華・・・アンドロイドで・・・同じく始末屋・・・」
フライト
「始末屋・・・・ってなんだ?・・・まさか・・・」
恋華
「解かりやすく言うと・・・始末する・・・仕事だ・・・」
除闇
「オイ・・・それ、説明になってないな・・・」
正義の戦艦に・・・コロシヤが2人も入ってきた・・・
さすがに、門前払いにするか・・・いや・・・磨けば光るかも・・・そんな奴等を更正させるのが・・・俺の艦長としての役目だ・・・
しかし・・・この2人・・・毎日殴りあい・・・
これは・・・我慢できん!
フライト艦長
「そんなに殴り合いがしたければ・・・この俺を殴れ・・・それで、気をはらして・・・仕事に専念してくれ・・・・」
よし!俺は、身体を張って・・・部下を止めた・・・これで、みんな・・・俺を艦長として・・・認めてくれるだろ・・・
恋華
「か・・・艦長・・・/////」
除闇
(鬼の目にも涙か?)
フライト
「俺の胸で思いっきり・・・・泣いてもいいだんぞ・・・恋華くん!」
恋華
「邪魔・・・・」
俺は、次の日から・・・部下の殴り合いは・・・好きなだけやらせる事にした・・・
さぁ・・・思う存分殴り合ってくれ!
ただ・・・俺の事は殴るな・・・
なぁ・・・・除闇、恋華・・・いつになったら・・・俺のいう事聞いてくれるんだ・・・
フライトが・・・艦長として認められるのは、少し先の話になる・・・・
機動戦艦ビック☆バター1st
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12180202313.html
機動戦艦ビック☆バター2nd
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12190686040.html
機動戦艦ビック☆バター3rd
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12211581566.html
機動戦艦ビック☆バター・・・良かったら読んでみてねw