機動戦艦ビック☆バター2nd:10「和解」 | ゆっくり☆一緒に☆NGS☆【仮】

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ブログ小説です・・・


本編の前に・・・・昔話をしますね



1000年以上も昔の話です・・・


古の都に「白の国」と「黒の国」と二つの国がありました・・・


二つの国は、常に争いあっていました・・・


ある時、白の国に美しい姫が産まれました・・・


時を同じくして・・・黒の国にも王子が産まれました・・・



二人が成人の年をむかえた頃の話でした・・・



運命のイタズラなのか・・・白の国の姫と、黒の国の王子は、偶然にも出会い・・・


恋におちてしまいました・・・・



しかし、二人の恋は、叶いませんでした・・・・



二つの国は、常に争いあっており・・・


不運にも・・・・白の国の姫は、殺されてしまいました。


黒の国の王子は、愛する人を思いながら・・・運命を呪い続け・・・自殺しました。



蓮牙

「とても・・・悲しい話ですね・・・ホントにあった話しですか?」


ミサ

「さぁ・・・どうでしょうね・・・」


ミサ

「あら?・・・何を見ているのですか?」


蓮牙

「はい!・・・僕は、ここに来て日が浅いので・・・過去のデーターを見て・・・少しでも学んで役に立ちたいと思いまして・・・ちょっと調べてました・・・」


※蓮牙さん、昔の小説見てくれてありがとう!



ミサ

「まぁ・・なんて立派な方なのかしら////」



http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12181017041.html  

機動戦艦ビック☆バター2nd:01「捕獲」


http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12181875948.html  

機動戦艦ビック☆バター2nd:02「観察」


http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12182297816.html  

機動戦艦ビック☆バター2nd:03「アマネミサ」


http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12183105915.html  

機動戦艦ビック☆バター2nd:04「密着////」



http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12188312822.html  

機動戦艦ビック☆バター2nd:05「集い」



http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12188850056.html  

機動戦艦ビック☆バター2nd:06「安藤アヤネ」


 http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12189074687.html

機動戦艦ビック☆バター2nd:07「飼育係り☆」


☆注目記事!!

除闇(jab)さんと長い髪のおっさんの約1ヶ月の死闘・・・

そして、それをやっつけで解説するイデさん

http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12189540215.html  

機動戦艦ビック☆バター2nd:08「邪舞(jab)」


http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12189736617.html

機動戦艦ビック☆バター2nd:09「全滅」前編


http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12189741767.html

機動戦艦ビック☆バター2nd:09「全滅」後編



今回の話は、07と09話の続篇です。


◆前回までのあらすじ


この世界には、今、死人(ゾンビ)達が世界各地に出没している・・・


この物語は、ゾンビ達を撲滅して戦士達の戦いの記録である。


世界各地にゾンビが出没するという事件がおこった為、本部へ緊急招集されたビックヴァーダー(マリュー艦)そこにミラベルは入隊する。


ミラベルの初の任務として、本部のシックザールより、死人飼育作戦を命じられる・・・


ミラベルは、死人の1人に不思議な感情をいだくようになっていた・・・そして、ミラベルは死人の1人を無断で逃がしてしまう。


死人飼育作戦開始から23日が経過・・・突然死人達がヒカリに包まれ消えてしまった。


ミラベルは、自分が逃がした死人の行方を捜して走るのであった。







◆本編


クルーゼ課長

「ミラベルが、行方不明だと!?」



 

マリュー艦長

「はい・・・先日から、どこにも見当たらなくて・・・」


クルーゼ課長

(ちっ・・・やはり、私がしっかり見守っていれば・・・こんな事には・・・)


クルーゼ課長

「シックザール部長のトコに行って来る・・・艦内の留守を頼むぞ・・・」







クルーゼ課長は、急ぎ本部の支部長室へ向かった。



  

シックザール部長

「どうした?クルーゼ課長・・・」


 

クルーゼ課長

「失礼しますが・・・ウチの課のミラベルが、先日から姿が見えないのですが・・・心当たりは・・・ありませんか?」


シックザール部長

「おや?ミラベルは、そちらのマリュー艦に戻れていないのですか?」


クルーゼ課長

「居ないから、私がここに来たんでしょう!」


シックザール部長

「そうなのか・・・フライト艦の方へ見学に行ったのじゃないかな?」


クルーゼ課長

「もうすでに、連絡してフライト艦にも不在である事実は確認しました!」


シックザール部長

「そうか・・・少し待ってくれ・・・こちら本部でも館内放送で呼び出してみよう・・・」



クルーゼ課長

(何をのんきな事を・・・・)


シックザール部長

「おかしい・・・オペレーターのアマネミサも内線の応答が無い・・・」

クルーゼ課長

「・・・・・・・・・・・・白々しい・・・・」


  

シックザール部長

「どう言う事かね?」


クルーゼ課長

「先日の事をお忘れか?」







ミサ

「ちょっと、ミラベルが落ち込んでいるみたいなので・・・・」


 シックザール

「そうだな・・・あの娘も、初の任務で大きな成果をあげてくれた・・・」


ミサ

「ええ/////そのとおりですわ・・・」


シックザール

「支えになってやってくれ・・・・」


 

    


クルーゼ課長

「ミラベルの支えなら、是非私が・・・」


シックザール

「デリケートな問題もある・・・女性同士の方がいい時もある・・・」


クルーゼ課長

「・・・・・・・・・・・・・・・わ、解かりました・・・」








クルーゼ課長

「私は、貴方を信じて・・・ミサに・・・ミラベルを任せたのですよ!・・・しかし、結局のところ・・・・



シックザール部長

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



クルーゼ課長

「ラケル=クラウディウス・・・・本人ですよね?・・・あの人は・・・」

       

シクザール部長

「アマネミサだ!」



クルーゼ課長の言葉にシックザール部長は、強く否定した。


シックザール部長

「ラケル=クラウディウスは、7年前に亡くなった・・・・その事実はキミも知っているだろう?」


クルーゼ課長

「どうですかね?・・・世界各地で死人(ゾンビ)が生き返る事件が多発してる・・・この世の中に・・・あの女が、ラケルでは無い・・・という証拠があるのですか?」


クルーゼ課長

「直球で言いましょう!・・・あの女は、ラケルだ!そして、ウチの課のミラベルを誘拐した!・・・・ラケル=クラウディウスは、事実幼い子を誘拐し人体実験を繰り返してきたでしょう?」


クルーゼ課長

「あの女が・・・ラケルであるなら・・・ミラベルを誘拐した!・・・それで全て繋がるでしょう!」




シックザール部長

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


シックザール部長は、目を閉じてゆっくり話した・・・・


シックザール部長

「私の妻は子供を産んですぐに亡くなった。・・・子供も、18歳のときに私のする事に見限って・・・家を出て行き・・・居場所は解かったが・・・会う事を息子は拒絶していた。・・・私は、1人孤独になった・・・」


クルーゼ課長

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


シックザール部長

「そんな時に・・・出会ったのが・・・ミサだった。」

    
      


シックザール部長

「クルーゼ課長・・・・貴方が、持っているミラベルに対する思いと・・・私がミサに持っている思いは、なんら変わりは無いと思っている・・・」



クルーザ課長

「貴方は、アマネミサの事を・・・・」



    

シックザール部長

「クルーゼ課長と同じ思いで見ている・・・・」


シックザール部長

「貴方がミラベルを信じているキモチと同じく・・・・」


シックザール部長

「私は、ミサを信じている。だから・・・ミサをラケルと呼ぶのは辞めてくれ・・・





クルーゼ課長も、シックザール部長の言いたい事が解からないわけじゃない・・・ただ、シックザール部長の言葉を理解しようとしている気持ちより・・・ミラベルを心配する気持ちのほうが強かった。




シックザール

「必ず・・・二人は、戻ってくる・・・・私は信じてます」




クルーゼ課長

(ミラベル・・・・・・・)











ミラベル

「・・・・・・・・・・・・・・・・・モモちゃん・・・」


ミラベルは、死人飼育作戦中・・・死人の1人であり、自分が観察担当となった・・・モモちゃん(と名づけた死人)を探しに来た。


ここの洞窟に隠れて住んでもらっていたのだが・・・


モモちゃんの姿は、無かった・・・・



他の死人達は、作戦開始から、23日後にヒカリとなって消えてしまったのだ・・・


モモちゃんも、消えてしまったのだろうか・・・・



ミラベル

「・・・・・モモちゃん・・・・・」



ミサ

「見つかりましたか?」


ミラベル

「!!・・・・・どうしてここが、解かったの?」


ミサ

「いえ////・・・解かりませんでした・・・」


ミラベル

「・・・・・・ミサさん・・・」


良く見ると、ミサはずぶ濡れだった・・・


ミサ

「アナタを3時間程探していたら・・・雨に降られて・・・/////」


      

ミサ

「お隣・・・ヨロシイですか?少し、雨宿りさせてください・・・」



ミラベル

「ごめんなさい・・・・・・・・私・・・ホントは・・・モモちゃんを・・・・」


ミサ

「ケンカして逃げられちゃったのですよね?・・・フフフ・・・先日聞きましたわ・・・」


ミラベル

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


ミサ

「ワタシ・・・言いましたよね?・・・信じてますよ・・って」



ミラベルは、ホントの事を打ち明けたかった・・・そして謝りたかった。


ミサ

「どうしました?・・・・悲しそうな顔ですよ・・・・」



ミラベル

「ごめんなさい・・・・アタシ・・・・」



ミラベルは、死人であるモモちゃんを無断で、洞窟に隠していた事を正直に打ち明け・・・その場で泣いた。


すると、ミサは・・・



ミサ

「フフフフフ・・・・私のキモチは変わりません・・・今でも信じてますよ」


ミラベル

「!!」


ミサ

「アナタは、モモちゃんに自由になって貰いたい・・・だからここに連れて来たんですよね?・・・・決して裏切るような意味で・・・死人を連れて来たんじゃないですよね?」


ミラベル

「アタシ・・・裏切ったりなんか・・・」


ミサ

「だから・・・・信じますよ・・・と先日言いましたよね?////アナタは裏切るような子じゃない・・・・・」


ミラベル

「////////////」


ミサ

「私は、アナタの事を信じてますよ///////」












クルーゼ課長は超大型双眼鏡で、二人が笑顔で並んで本部へ戻ってくる姿を確認すると・・・・



うんうん//////


と頷き・・・安心した表情になった。


 

シックザール

「おかえり/////二人とも☆」





つづく













ミサ

「私は・・・・みんなから・・・信用されません・・・・どうしたら信用されるのですか?」


シックザール

「いいかい?ミサ・・・これから言う事をよーく聞くんだよ?」



人から信用される為には・・・まず、相手の事を信用する事が大事だよ。


相手の事を疑ってると・・・自分も信用されなくなってしまうからね・・・


人は、どうしても、ネガティブな考えになりやすくなる・・・だから、まずは、ポジティブな考えを持とうね・・・・

赤字は実話です・・・・じっさいに僕が言われた事ですw



人を信じることって大事ですね


アナザーより