ブログ小説です・・・
本編の前に・・・・昔話をしますね
1000年以上も昔の話です・・・
古の都に「白の国」と「黒の国」と二つの国がありました・・・
二つの国は、常に争いあっていました・・・
ある時、白の国に美しい姫が産まれました・・・
時を同じくして・・・黒の国にも王子が産まれました・・・
二人が成人の年をむかえた頃の話でした・・・
運命のイタズラなのか・・・白の国の姫と、黒の国の王子は、偶然にも出会い・・・
恋におちてしまいました・・・・
しかし、二人の恋は、叶いませんでした・・・・
二つの国は、常に争いあっており・・・
不運にも・・・・白の国の姫は、殺されてしまいました。
黒の国の王子は、愛する人を思いながら・・・運命を呪い続け・・・自殺しました。
蓮牙
「とても・・・悲しい話ですね・・・ホントにあった話しですか?」
ミサ
「さぁ・・・どうでしょうね・・・」
ミサ
「あら?・・・何を見ているのですか?」
蓮牙
「はい!・・・僕は、ここに来て日が浅いので・・・過去のデーターを見て・・・少しでも学んで役に立ちたいと思いまして・・・ちょっと調べてました・・・」
※蓮牙さん、昔の小説見てくれてありがとう!
ミサ
「まぁ・・なんて立派な方なのかしら////」
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12181017041.html
機動戦艦ビック☆バター2nd:01「捕獲」
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12181875948.html
機動戦艦ビック☆バター2nd:02「観察」
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12182297816.html
機動戦艦ビック☆バター2nd:03「アマネミサ」
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12183105915.html
機動戦艦ビック☆バター2nd:04「密着////」
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12188312822.html
機動戦艦ビック☆バター2nd:05「集い」
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12188850056.html
機動戦艦ビック☆バター2nd:06「安藤アヤネ」
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12189074687.html
機動戦艦ビック☆バター2nd:07「飼育係り☆」
☆注目記事!!
除闇(jab)さんと長い髪のおっさんの約1ヶ月の死闘・・・
そして、それをやっつけで解説するイデさん
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12189540215.html
機動戦艦ビック☆バター2nd:08「邪舞(jab)」
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12189736617.html
機動戦艦ビック☆バター2nd:09「全滅」前編
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12189741767.html
機動戦艦ビック☆バター2nd:09「全滅」後編
今回の話は、07と09話の続篇です。
◆前回までのあらすじ
この世界には、今、死人(ゾンビ)達が世界各地に出没している・・・
この物語は、ゾンビ達を撲滅して戦士達の戦いの記録である。
世界各地にゾンビが出没するという事件がおこった為、本部へ緊急招集されたビックヴァーダー(マリュー艦)そこにミラベルは入隊する。
ミラベルの初の任務として、本部のシックザールより、死人飼育作戦を命じられる・・・
ミラベルは、死人の1人に不思議な感情をいだくようになっていた・・・そして、ミラベルは死人の1人を無断で逃がしてしまう。
死人飼育作戦開始から23日が経過・・・突然死人達がヒカリに包まれ消えてしまった。
ミラベルは、自分が逃がした死人の行方を捜して走るのであった。
◆本編
クルーゼ課長
「ミラベルが、行方不明だと!?」
マリュー艦長
「はい・・・先日から、どこにも見当たらなくて・・・」
クルーゼ課長
(ちっ・・・やはり、私がしっかり見守っていれば・・・こんな事には・・・)
クルーゼ課長
「シックザール部長のトコに行って来る・・・艦内の留守を頼むぞ・・・」
クルーゼ課長は、急ぎ本部の支部長室へ向かった。
シックザール部長
「どうした?クルーゼ課長・・・」
クルーゼ課長
「失礼しますが・・・ウチの課のミラベルが、先日から姿が見えないのですが・・・心当たりは・・・ありませんか?」
シックザール部長
「おや?ミラベルは、そちらのマリュー艦に戻れていないのですか?」
クルーゼ課長
「居ないから、私がここに来たんでしょう!」
シックザール部長
「そうなのか・・・フライト艦の方へ見学に行ったのじゃないかな?」
クルーゼ課長
「もうすでに、連絡してフライト艦にも不在である事実は確認しました!」
シックザール部長
「そうか・・・少し待ってくれ・・・こちら本部でも館内放送で呼び出してみよう・・・」
クルーゼ課長
(何をのんきな事を・・・・)
シックザール部長
「おかしい・・・オペレーターのアマネミサも内線の応答が無い・・・」
クルーゼ課長
「・・・・・・・・・・・・白々しい・・・・」
シックザール部長
「どう言う事かね?」
クルーゼ課長
「先日の事をお忘れか?」
ミサ
「ちょっと、ミラベルが落ち込んでいるみたいなので・・・・」
シックザール
「そうだな・・・あの娘も、初の任務で大きな成果をあげてくれた・・・」
ミサ
「ええ/////そのとおりですわ・・・」
シックザール
「支えになってやってくれ・・・・」
クルーゼ課長
「ミラベルの支えなら、是非私が・・・」
シックザール
「デリケートな問題もある・・・女性同士の方がいい時もある・・・」
クルーゼ課長
「・・・・・・・・・・・・・・・わ、解かりました・・・」
クルーゼ課長
「私は、貴方を信じて・・・ミサに・・・ミラベルを任せたのですよ!・・・しかし、結局のところ・・・・」
シックザール部長
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
クルーゼ課長
「ラケル=クラウディウス・・・・本人ですよね?・・・あの人は・・・」
シクザール部長
「アマネミサだ!」
クルーゼ課長の言葉にシックザール部長は、強く否定した。
シックザール部長
「ラケル=クラウディウスは、7年前に亡くなった・・・・その事実はキミも知っているだろう?」
クルーゼ課長
「どうですかね?・・・世界各地で死人(ゾンビ)が生き返る事件が多発してる・・・この世の中に・・・あの女が、ラケルでは無い・・・という証拠があるのですか?」
クルーゼ課長
「直球で言いましょう!・・・あの女は、ラケルだ!そして、ウチの課のミラベルを誘拐した!・・・・ラケル=クラウディウスは、事実幼い子を誘拐し人体実験を繰り返してきたでしょう?」
クルーゼ課長
「あの女が・・・ラケルであるなら・・・ミラベルを誘拐した!・・・それで全て繋がるでしょう!」
シックザール部長
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
シックザール部長は、目を閉じてゆっくり話した・・・・
シックザール部長
「私の妻は子供を産んですぐに亡くなった。・・・子供も、18歳のときに私のする事に見限って・・・家を出て行き・・・居場所は解かったが・・・会う事を息子は拒絶していた。・・・私は、1人孤独になった・・・」
クルーゼ課長
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
シックザール部長
「そんな時に・・・出会ったのが・・・ミサだった。」
シックザール部長
「クルーゼ課長・・・・貴方が、持っているミラベルに対する思いと・・・私がミサに持っている思いは、なんら変わりは無いと思っている・・・」
クルーザ課長
「貴方は、アマネミサの事を・・・・」
シックザール部長
「クルーゼ課長と同じ思いで見ている・・・・」
シックザール部長
「貴方がミラベルを信じているキモチと同じく・・・・」
シックザール部長
「私は、ミサを信じている。だから・・・ミサをラケルと呼ぶのは辞めてくれ・・・」
クルーゼ課長も、シックザール部長の言いたい事が解からないわけじゃない・・・ただ、シックザール部長の言葉を理解しようとしている気持ちより・・・ミラベルを心配する気持ちのほうが強かった。
シックザール
「必ず・・・二人は、戻ってくる・・・・私は信じてます」
クルーゼ課長
(ミラベル・・・・・・・)
ミラベル
「・・・・・・・・・・・・・・・・・モモちゃん・・・」
ミラベルは、死人飼育作戦中・・・死人の1人であり、自分が観察担当となった・・・モモちゃん(と名づけた死人)を探しに来た。
ここの洞窟に隠れて住んでもらっていたのだが・・・
モモちゃんの姿は、無かった・・・・
他の死人達は、作戦開始から、23日後にヒカリとなって消えてしまったのだ・・・
モモちゃんも、消えてしまったのだろうか・・・・
ミラベル
「・・・・・モモちゃん・・・・・」
ミサ
「見つかりましたか?」
ミラベル
「!!・・・・・どうしてここが、解かったの?」
ミサ
「いえ////・・・解かりませんでした・・・」
ミラベル
「・・・・・・ミサさん・・・」
良く見ると、ミサはずぶ濡れだった・・・
ミサ
「アナタを3時間程探していたら・・・雨に降られて・・・/////」
ミサ
「お隣・・・ヨロシイですか?少し、雨宿りさせてください・・・」
ミラベル
「ごめんなさい・・・・・・・・私・・・ホントは・・・モモちゃんを・・・・」
ミサ
「ケンカして逃げられちゃったのですよね?・・・フフフ・・・先日聞きましたわ・・・」
ミラベル
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ミサ
「ワタシ・・・言いましたよね?・・・信じてますよ・・って」
ミラベルは、ホントの事を打ち明けたかった・・・そして謝りたかった。
ミサ
「どうしました?・・・・悲しそうな顔ですよ・・・・」
ミラベル
「ごめんなさい・・・・アタシ・・・・」
ミラベルは、死人であるモモちゃんを無断で、洞窟に隠していた事を正直に打ち明け・・・その場で泣いた。
すると、ミサは・・・
ミサ
「フフフフフ・・・・私のキモチは変わりません・・・今でも信じてますよ」
ミラベル
「!!」
ミサ
「アナタは、モモちゃんに自由になって貰いたい・・・だからここに連れて来たんですよね?・・・・決して裏切るような意味で・・・死人を連れて来たんじゃないですよね?」
ミラベル
「アタシ・・・裏切ったりなんか・・・」
ミサ
「だから・・・・信じますよ・・・と先日言いましたよね?////アナタは裏切るような子じゃない・・・・・」
ミラベル
「////////////」
ミサ
「私は、アナタの事を信じてますよ///////」
クルーゼ課長は超大型双眼鏡で、二人が笑顔で並んで本部へ戻ってくる姿を確認すると・・・・
うんうん//////
と頷き・・・安心した表情になった。
シックザール
「おかえり/////二人とも☆」
つづく
ミサ
「私は・・・・みんなから・・・信用されません・・・・どうしたら信用されるのですか?」
シックザール
「いいかい?ミサ・・・これから言う事をよーく聞くんだよ?」
人から信用される為には・・・まず、相手の事を信用する事が大事だよ。
相手の事を疑ってると・・・自分も信用されなくなってしまうからね・・・
人は、どうしても、ネガティブな考えになりやすくなる・・・だから、まずは、ポジティブな考えを持とうね・・・・
↑
赤字は実話です・・・・じっさいに僕が言われた事ですw
人を信じることって大事ですね
アナザーより