竹原社長の勇気と親父魂 | 好きなことだけやる

好きなことだけやる

旧・サッカー観戦好きのブログ
初代タイトル:野球観戦好きのブログ
2020現在、動画作りを趣味に。

0-0で試合を終えた、雨の鳥栖駅東側
サガン鳥栖のサポーターミーティングが
開催されました。

些細なことで、怒号を飛ばす老人が一人
マッチアップする竹原社長

雨がやんだから、あっちの小山でやったほうが顔が見えるし
声も届くという社長

99.9%の人たちは、静かに指示に従った。

段取りが悪くていいんです。今に始まったこっちゃない。
逆に、この臨機応変が、鳥栖クオリティじゃないですか。

今でこそ、北部グランドという
安住の地がありますが

ほんの少し前は、選手たち「吉野ケ里遺跡に道具運んで練習してた」って
池田選手が来た頃だから2009年ですよ
まだ10年もたってない頃ですよ
「え?こんな所でやるの?」って選手は驚いたそうですよ。
なのに、今も、在籍してくれてるんですよ。

これは、選手が、この不便ながらも不便なりに
楽しく一生懸命のサガン鳥栖に
愛着を持ってくれてるからじゃないのかなー

って、わかってますよ

ただ「ため息くらい自由につかせてください」
段取りが悪いなーって。

その代わり、おとなしく参加しますから。というのが私のスタンスでした。

雨がしとしと降っているので、サガン鳥栖ポンチョを着ました。
サッカーファンたるもの、ポンチョを脱いだり着たりが素早くできなくてどうします?

と、心の中で「漫画・黒執事のセバスチャン」みたいにつぶやきました。


浦和戦の直後にサポーターミーティグを
ベアスタの広場で開催するというニュースを見たとき

去年大量失点している浦和さん相手に
今年ももし大敗したら・・・・間違いなく、不満が爆発して
一生懸命戦った選手たちが、ブーイングを浴びるかもしれない

竹原社長は、ひょっとしたら
それだけは自分が盾になり、阻止しなくては

と、思われたのかなぁ・・と

いつも、「家族」という言葉を使って選手やサポーターのことを表現されますが
家族が非難されるのを黙っていられなかったのでしょう。

竹原社長は、本当にご自身を選手やサポーターの「親父」だと思って
日々奔走しておられるんだろうな。


さて、最近の試合が面白くない!ということで
サポーターからの意見が出てましたが

社長いわく、そもそも昨年の失点が多すぎたことで
無失点を目指そうと2016年は始まったとおっしゃいました。

上の表は昨年の失点数ランキングと、無失点試合数ランキング
・・・よく降格しなかったなと。これは危機を覚えても仕方ない。
守備を固めるサッカーを模索して、現在の位置にいるのもしょうがない部分もある。

いままで縦パスで豊田が頭で決めるパターンが
印象強かったけど、それだと後半失点するようになってきた。
ペースを落とさず守りきれるには、ある程度パス回しで呼吸を回復させる時間が必要だろうとは
思う。サンフレッチェ広島がまさにそんな感じだったし。ただ
あそこの場合、緩急があると思うが。DFがパス回ししてるところで青山あたりが
しっかりFW佐藤あたりを見て正確なロングパス出したあとのスピードたるや。
音楽で例えると、ワルツからデスメタルに切り替わってるよね。
いちにっさん、いちにっさん、ワンツースリー・ワンツースリー
ズンチャッチャ・ズンチャッチャ・アンドゥトロワ・アンドゥトロワ
からのー
ブババブババブババーーーーーーーン


話を元に戻しますが

補強をせよと言われることにたいして
社長は「こないだ初めて、その日のうちに帰ってこれた」

つまり、アウェイ戦になった場合、九州・佐賀の鳥栖から移動すると
その日のうちに帰ってこれない。ナビスコカップでアビスパ福岡と対戦したとき
初めてその日のうちに帰ってこれた。

よその選手が、なぜ鳥栖を遠い存在だというのか地図を見てみましょう。

レッズさんがアウェイに行く場合
レッズさんが新潟へ行くとき244キロー

レッズさんが仙台へ行くとき307キロー

他の関東勢も同じですね。アウェイっていったって、関東圏で済んじゃいます。
その日のうちに帰ってこれる距離を
よそのクラブは行ったり来たり。今更ですが。

サガン鳥栖が、ご近所レベスタでアビスパ福岡さんにドローした5月25日水曜日
浦和レッズさんたちはソウルで
ACLの決勝トーナメント。アウェイ(韓国・ソウル)120分激闘、PK戦


そうですね。浦和からソウルへ遠征して、移動も時間かかるし
相手はACLを勝ち抜いた強豪



浦和レッズさんサイトに、過密日程のアウェイとして
5月29日サガン鳥栖戦のレビューがアップされてます。コチラ


そうか、海外で戦った3日後だったのか、そりゃー疲れてるわな。そりゃー強豪にもドローで追われるわな。。。。
え??ちょっと待って???

浦和さんと鳥栖の直線距離


移動距離が長いのなんて、鳥栖
毎回だし。
しかも、クラブの予算と戦力考えたら
毎試合がACLなみの強豪との対戦だし!!

移動距離を克服して
アウェイでドローしてくる鳥栖って凄いじゃん!!!

サポーターも、旗や太鼓や横断幕の大荷物でアウェイまで行くなんて凄いじゃん。
移動距離半端ないのに
なかなか勝てないのに、そりゃため息がわりのブーイングくらいする人もいるでしょうよ。

何もかも、全部正面から受けず
ときには右から来たものを左に受け流すくらいの気持ちでいい。

とはいえ、そのブーイングがあったから
今回の社長のサポーターミーティング開催を決意させたんだとも思う。

何一つ、無駄なものは存在しないものですね。


最後にサポーターから
縦ポンばっかりのサッカーじゃ、筑後佐賀からしかお客さんが来ないんだ
サガン鳥栖はパス回しも上手くなって、九州全域から
やっぱりサガン鳥栖の試合を観てみたいと、思われるまでにならないといけないから
いまの方針でいい。ただし
フリーキックの精度の高い選手を取ってほしい
いざフリーキックとなったとき、ペクソンドンとヨシキとでどうぞどうぞと
譲り合ってるようじゃ、そりゃ勝てない。
なので、フリーキックの蹴れる人を取ってきてほしい

という意見がでて、雨の中
賛同の拍手が鳴り響いた。

選手の皆さん。在籍中の選手の皆さん。セットプレーの練習はたくさんしてるそうですが、個の技術を伸ばすためにフリーキックの精度を磨いてください。
ミドルシュートの精度を磨いてください。

好きな選手に
手紙を書いて
そうお願いしようと思いました。