日本の(国際)平地重賞競走のグレード格付けについて | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

2008/10/27 
 日本の(国際)平地重賞競走の国際グレード格付けについては、レースレーティング(数値)を基準としてIRPAC(国際格付け番組企画諮問委員会)により決定されていましたが、さらなる日本の国際化への取り組みにより、平成21年度から、他のパートI国同様に国際承認を得た自国の格付け委員会においてグレード格付けを行うこととなりました。

※(国際)平地重賞競走・・・内国産馬に(外)および[外]が混合して出走できる重賞競走 

「日本グレード格付け管理委員会」の構成メンバー 
JRA代表      2名
地方競馬全国協会代表 2名
日本軽種馬協会代表  1名
ARF(アジア競馬連盟)日本代表国際格付番組企画諮問委員会委員 1名
ARF日本代表ワールドレーティング統括委員会委員 1名
合計7名

※ なお、今後は地方競馬のJpn格付けにつきましても、「日本グレード格付け管理委員会」が行うこととなりましたので、現行の「ダート競走格付け委員会」は解散となります。 

グレード格付けの条件 
 (国際)競走であって、レースレーティング・本賞金額が格付け管理基準に定めた基準を満たしている競走。
 ただし、新設競走など過去2年間の施行実績がない競走についてはグレードが付与されません。
 なお、格付け管理基準については「平成21年度重賞競走一覧(JRA発行)(※1)」に記載しますのでご参照ください。

グレード格付け表記 
 「グレード格付けの条件」を満たし、委員会で格付けを承認された競走はグレード(GI、GII、またはGIII)表記されます。(国際)競走ではない競走については、これまで通りJpn(I、II、III)表記となります。

「日本グレード格付け管理委員会」開催予定日 
 第1回 平成20年10月31日(金)
※1) 「平成21年度重賞競走一覧」は、11月中旬の発表を予定しております。なお、グレード格付けの国際的な手続きについて本年12月上旬に開催されるSITA(国際サラブレッド競売人協会)会議において正式決定される予定のため、11月中旬発表分については、それまでの間は暫定のものとなります。