「わたしは最悪」 | 本日の空模様

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こんばんは。

 

新宿シネマカリテにて、映画、観てきました。

デンマーク人の監督、ノルウェーが舞台の映画です。

 

 

「わたしは最悪」

 

 

いつも聞いている、佐久間亘行のオールナイトニッポンゼロで、毎回佐久間さんが「今週面白かったエンタメは・・」とひとつ紹介してくれるのですが、ずいぶん前にこれを挙げていたんです。

 

6月でした。

試写会で観られたんですね。

 

 

どういう感想を言われていたのかまったく覚えていないのだけど、そのタイトルは憶えていて、佐久間さんが勧めるなら間違いなさそうだ、と思ったわけです。

 

 

シネマカリテ、初めてだったのですが、いつものごとく一番後ろの席を取りました。(満員、全席埋まっていました)

 

そしたら、思ったよりスクリーンが小さかったので、真ん中あたりが良かったかな、と思いました。

 

それと、私の左斜め前の男の人が、めちゃくちゃ座高が高くて、スクリーンの左下、三分の一が隠されてしまいました。

 

私も大きい方なのだけど、自分の頭と座席の背もたれの関係を手で触って確かめたのだけど、私でも頭が出ないくらいなんですよ。でも、私の前の人は、頭の3分の2は飛び出ており、さらに、その人が前かがみになると余計にスクリーンを隠すので、これかなりストレスでした。

 

大きいのは仕方がないから、ちょっと気を使って深めに座ってくれるとかすればいいのになぁ~。。。

肝心の映画の感想ですが、

 

この映画、すごく評価が高くて、レビューを見ると、☆4つが多く、「共感した!」という声も多いように見受けられたのだけど、

 

私は共感するところが全くなかったんですよね。

 

皆さん、どの辺に大きく共感しているんだろうか?

 

話の内容。

主人公のユリアは、これ違うんじゃないか?と思うとすぐに路線を変える決断をする人で、学業にしても仕事にしても彼氏にしてもなんでも、スパッとやめては全然違う方向へ行く。

 

30歳にして、自分探しを続けており、年上の彼氏に対してちょっと違うかなと思ったら、知らない人のパーティに勝手に入っていって知らない男の人と良い感じになったりして。

 

でも「これは浮気じゃないよね」とお互い確認し合いながら、かなりきわどいことをやってるわけです。

 

そもそも、知らない人のパーティに勝手に入り込むとか、ダメでしょ、とか思っちゃうんですが。

 

あと、性描写がけっこう多めだったので、R15じゃなくて18のほうが良くない?と思うのは私だけだろうか?

 

高校生でこれを見るのは、私は嫌だな(私は精神的に子供だったから)

 

家族でドラマを見ているときに、ふいにラブシーンになってしまってなんか気まずいって話はよくあるけど、

 

この映画をカップルで観ている人たちは、観終わった後にどういう感想を言い合うのかな。

 

パーティで初めて会った同志で、脇のにおいを嗅ぎ合ったり、トイレで用を足すところを見せ合ったりするの、なんていうか、そういう発想なかったから、へぇ~・・・と刺激的ではあったし、人間もともと裸だしこんなあけっぴろげが普通でもいいんだろうか?と思ったりもしたんだけど、、

 

なんていうか、、うまく言えないのだけど、こういう人達もいるんだなぁ~、いや、いるんだな~どころか、共感している人が多いんだから、こんなことで驚く私は少数派なのだろうな、、と思ったりしました。

 

冒頭で、この映画は序章と終章、1~12章から成っている、というような文字が出て、あ、こういうのは好き、と思いました。

 

今全体のどのくらいのところか、っていうのがわかりやすい。

 

勝手に、ちょっとコメディ要素もあるものなのかと期待していたのだけど、それは全然なくて。。

 

少し長く感じました。

 

とはいえ、この人たちの物語は、最後、どういう風になるのか、どういう風になることを選択するのか、ということは興味があったので、面白いには面白かったのだけど、、、

 

でも、個人的には、今テレビでやってるドラマ「初恋の悪魔」や「石子と羽男」のほうが、断然好みです。

 

私の個人的感想はどうあれ、評価が高い映画なので、好みの人は多いと思います。

よろしければ、ぜひ!

 

 

ではではまたパー