(震災を振り返ることも書きます。
未だ辛い思いをされている方はスルーしてください。)
3月11日で東日本大震災から丸2年。
私は仙台出身です。
実家は山側にあり、甚大な被害は免れました。
しかし、私の母の生まれ故郷は閖上(ゆりあげ)という海辺の地域で、壊滅的な被害に遭いました。
震災のあと、母が「なんにもなくなっちゃったんだよー」と言って泣いたのを一度だけ聞きました。
私の知らない親戚や友人も亡くなられたのでしょう。
震災の日は、私の住む地域も停電しました。
両親と二日間連絡がとれなかったことが、一番こたえました。
その後のガソリンが無くなる混乱。
スーパーから数々の商品が無くなる現象。
遠く離れた地域でも不安や混乱がありましたね。
あの日を振り返り思うことは、当たり前の日常は当たり前じゃないということ。
電気が点くこと、水洗トイレが流れること、
朝、起きたら家族とおはようと言葉を交わすこと、
職場に通えるということ、
そしてワンコと暮らせるということ。
日々、目の前の現実に一生懸命で、想像力が低下してしまいがち。
価値観の違いとか思い込みとか、すれ違いとか色んな小さな不満も膨らむこともあり。
でも
毎日無事に過ごせていることに感謝の気持ちを忘れてはいけないなぁと改めて思います。
両親からブンタンのお裾分けとクルミゆべしが届きました
小さい頃から親しんだ味
これが食べたいって言ってたの覚えていてくれて送ってくれました。
ありがとう
ずっとるっちゃんと当たり前に暮らせるようにと切に思います。
未だにお家へ帰れないで辛い思いをされている方々、沢山のワンコ達、動物達に思いを馳せて
なにも出来てないけど
せめて
復興を切に祈ります。