私の住んでいる県の県庁所在地Angouleme(アングレーム)にて、
この時期毎年行われている有名な祭典が今日まで行われており、
私たち一家も行ってきました。
その祭典というのは、「アングレーム国際漫画フェスティバル」
"Festival international de la bande dessinée d’Angoulême"です。
世界的に結構有名なフェスティバルで、かなりの人で賑わいます。
フランス語で、Bande Dessinee(バンド・デシネ)
と呼ばれるいわゆる漫画のような本は、
老若男女問わず、教養の一つとしても人気のあるもので、
日本の「漫画」とは定義が違います。
フランスでとても人気で、日本でも知られているBande Dessineeといえば、
「タンタン」かな↓
Bande Dessineeは絵本のようにしっかりとした装丁になっていて、
前ページカラーというのが普通です。
このタイプの本がメインで扱われている祭典ですが、
日本の漫画もかなり重要な位置づけで扱われています
他の建物は、いろんな国のものが一緒になっているのですが、
日本の漫画に関しては、
「マンガビルディング」という日本の漫画のみを扱っている建物があるほど↓
今回は、「ゲゲゲの鬼太郎」がメインで紹介されていました↓
他にも、日本人の漫画家さんたちが、
デッサンを描いたり、サイン会をしたりという催しもされていました。
私は去年初めてこの祭典に行ったのですが、
すごい人ごみと、あまり興味のないものばかりだったので、
一度だけでいいや、と思っていたのですが、
今年は、「崖の上のポニョ」が、フランスで初めて上演されると聞いて
(フランスの映画館での公開は今年4月予定)、
結局今年も行ってきたのです。
「マンガビルディング」の中にポニョのデッサンが展示されてました↓
デッサンの前で、息子くんと二人でピースしてみました(*⌒∇⌒*)
日本で大好評だったと噂で聞いていたので、
早く見たいな~と思っていたので、公開に先がけて見れて良かったです
とにかく映像や彩りがとってもきれいで、ストーリーも純粋で良かったし、
子供だけでなく、大人も楽しめる作品だな~と思いました。
ジブリ映画大好きの息子くんも、とっても気に入ったようです
フランスでも4月に映画館で公開されたら、大人気になりそうな予感です
フランスでの宮崎アニメの評価はとてもいいし、
日本の漫画やアニメは、多くのフランスの若者たちを虜にし、
そこから、日本語を勉強したり、
日本の文化や歴史に興味を持つ子供たちも多いのですよ(o^-')b
日本のアニメや漫画は、すばらしい日本文化の一つになっているな~と、
この国に住んでいると身を持って実感します(^_-)☆