伊集院光も推す Xbox360ソフト『あつまれ!ピニャータ』 隠れた名作となるのか!? | ゲームレビューの森

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あつまれ!ピニャータ Xbox 360 プラチナコレクション

■あつまれ!ピニャータ Xbox 360 プラチナコレクション

僕はついさっき『あつまれ!ピニャータ』を知ったばかりです。

毎回聴いているラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』でね。


はっきりいって毎週載せているランキングに入っていなかったので

ク○ゲーか!?と思っていました。(すみません)


ところが一転、伊集院さんの楽しい説明で「かなり面白そうなゲーム」

だなあと思うようになったのです。
公式HPの動画 だけじゃいまいち伝わりにくいですね。


以下は僕がラジオリスナーの視点で

感銘を受けた数々の言葉です。


※伊集院さんの言葉は赤色、奥さんはピンク色


①パッケージの印象について。


パッケージの裏面に

『あつまれ!ピニャータでは、プレイヤーは自分好みの庭を作りながら

いろいろな動物たち=ピニャータたちを育てていきます・・・・・』

とあるのですが、


「まあ(マイクロソフトからソフトが送られてくるのは)嬉しいんですけど

長年やっているとパッケージから発する『ゲーム臭』っていうのが

分かるじゃないですか。」


といってこのソフトに対して

「このゲームは「負」の匂いがする、ぬるい、ぬるいぞ~」と言ったのです!


また比喩的に

「仮にGEOで買取の値段を聞いたら、2キロ歩いてきたんですよ~」

と言いたくなるとのこと。おそらく低い数字を想定したんでしょうね。

実際に伊集院さんは「ピニャータ」を届いてから10日間封印していて

普通なら永眠パターンになっていると言ってます。


②実際にプレイ


パッケージの印象でプレイをする気のなかった伊集院さんですが・・・

やるゲームがなかったので試しにやってみたら、


おもしれ~んだよ!!マジで!!

1回パッケージを見てくれ! これはないと思うはず!


パッケージの裏で判断すると、メキシコの風習について

書かれてるけど、そんな風習しらねーもんねぇ。」




最初、知らない人からシャベルで庭をつくれるといわれるそうです。


ちなみに伊集院さんの庭の名は「角栄の庭」だとか。


「最初やれることは Aボタンを押し、 シャベルでべんべんべんと

地面をたたいて荒地を耕す・・・・・・のみなんですよ。

他は何にもできないんですよ。


 “え~っ”て思うでしょ!」


そして、そして


「荒地の3分の1をたたき終わったところで、くすだま人形の芋虫が

来るんですよ。その芋虫にカーソルを合わせると、

「芋虫は荒れ果てた土地の30%が耕されたらやってくる」

という条件が表示されるんですよ。


要は自分のやってることがある条件に達すると、次はカエルの

ピニャータが来るとか、さらに子孫を増やすとか、ピニャータが

住みつくとかいう条件が次々でてくるってこと。 


シャベルが良くなって池を掘るとカエルのピニャータが出てきたりとか。

でも住みつく条件は現時点で分からない。


で、ある日突然「変なの横切らなかった?」、と見たことのない

ピニャータが現れたり。

今あいつを手に入れるには何をしたらいいんだろうと思うわけですよ!」



また、自分のピニャータには名前が付けられるそうで・・・・

伊集院さんのネーミングセンスには参りましたね(`∀´)


カエル:青空球児  かも:鴨長明  アリ:有賀さつき 

リス2匹:エボラ、ペスト  ヘビ2匹 :蛇沢会長、へびちゃん


ここで奥さんとの「あつまれ!ピニャータ」にまつわるエピソードも。

伊集院さんの奥さんが来て


「あんたには珍しくかわいいのやってんね~」


ちょうど、にんじんをいっぱい植えるのに条件があったらしく、そこに

ウサギが飛び跳ねてきたそうです。


「あ~なんか可愛いの来たよ。名前なんて付ける?」


「このウサギ、なんて付ける?」


「じゃあ、ぴょん子ちゃん!」


「お前さあ、他とのバランス考えろよ!その前に来た狐は

「エキノコックス」なのに!!」



どんどん進んでいくとまた見たことのない巨大なピニャータが!!

しかも条件が「???」で不明!!


何をやっても当てはまらなかったので、考えた伊集院さんは・・・・


「要はあいつが今現れる前に自分が何をやったか考えないと駄目だと

思ったら・・・・はっ!!あいつが現れる前にウサギが来た!!

ってことはウサギをあいつに食わせれば・・・・・

奥さんが名づけたウサギですが、伊集院さんはどうしても

それが欲しかったので、今奥さんが側にいないことをいいことに 

ぴょん子ちゃんを食わせてしまいましたww


「そしたらウサギがそれに向かってぴょんぴょんぴょん、、ガッ!

ガブガブガブガブ!!食べてさ。 

何にもなんねーのさ。無駄死にだよね。


「このタイミングで次にどんなピニャータがくるかと言うと、

2階からトントントン『嫁さん』が来たんだよ~。」


「ぴょん子ちゃんどうなった?」

「う~どっかいったんじゃないかな~」


しかし、テレビ画面にはがぶがぶ食べられているぴょん子ちゃんが・・・


「食ってんじゃねーかよ!私が名前つけたやつ!

あんたそんなゲームやってんじゃないわよ!」


楽しそうな光景なんでしょうね(笑)




締めくくりに一言。


「結構、思ったより『あつまれ!ピニャータ』良くて。

ネットを通じて自分が育てたものを交換できるんだけど、

びっくりするほどやってるやついないね!!


それもそのはず『あつまれ!ピニャータ』の

初週売上は2,000本以下!お店に出回ってないのも無理ないです・・・。

各ゲームサイトでの評判の良さから

大手のAmazonはもちろん他のオンラインショップも品切れ続出で

中には9,000円台のところもあるようです(2007年1月現在)。


僕はXbox360を持っていないので手が出ませんが、まさか洋ゲーや

大人向けのソフトの中にこういった「ほのぼの系(?)」が登場するとは!


まさに隠れた名作になりそうですね。



【2008年9月19日追記:続編発売】


あつまれ!ピニャータ2:ガーデンの大ぴんち(初回限定版:「プレイカード」同梱)

■あつまれ!ピニャータ2:ガーデンの大ぴんち(「プレイカード」同梱)


初週売上は約2000本初登場32位でした!!

おめでとう・・・ピニャータ・・・初ランクインだ(泣)


ちなみに前作の廉価版はいつのまにか10万本を突破w 


これはバリューパックの本体同梱版を含む売上と思われ、

ピニャータ単品がどれほど売れたのかは明らかではありません。

しかし、廉価版であれ同梱版であれ、隠れてしまった作品が

こうしてより多くの人の手に渡るのは嬉しいことですよね~♪


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Xbox360歴代9位にランクイン(09年4月11日現在)


バイオ5と互角とかw