UA861 to Sao Paulo | Ready Steady Go!

Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~

何だかんだ言いながらも、ワシントンまではやって来た。

ここで3時間ほど時間をつぶせば、後は最終のフライト22時発のサンパウロ行きへの搭乗で、動き回る事とはひとまずお別れ出来る。

たったひとつの空港内でも、歩き回る距離は半端ではなく、荷物を抱えての移動は結構疲れる。

ラウンジで中途半端な気分で暇を持て余しながら時間をつぶし、やっと搭乗時間を迎えるが、運良く5列並びの通路側のシートで、反対側の通路側にブラジル人のおばちゃんのみで、3列が空席と少し解放された気分にさせてくれる。

毎度の事だが、ここからがいつも長い。

機内食の晩ご飯も終わり、水平飛行になると、まるで時間が止まってしまったかの様にまったく時計の針が動かなくなる。

もちろん錯覚だが、あまりに長く狭い機内に閉じ込められているとそれくらい時間進行はスローに感じられ、眠りたくても眠れない、かといって何かをやろうと思うほどの集中力がはるはずもなく、ただただぼけっとした状態が続く。

退屈でどうしようもなくなるが、耐えるしかない。

座席前のシートマップは、アメリカのマイアミあたりでここからカリブ海上空を通過、そして南米大陸上空にさしかかるが、毎回一番長く感じるのがここから到着までの5時間くらいだ。

そして何度か大きな揺れを感じるのもこの辺りで、眠りにつけない状況が続く。

すでに成田を出発してから24時間が経過しようとしているが、正直自分の体力には感心する。

到着1時間半前に軽い朝食を食べて、歯磨きが終わり、やっと解放されるかと思うと、気分は幾分アップするも、ブラジルではよくある濃霧による空港閉鎖で、高度21000フィートでサンパウロ上空を約45分旋回する最後の試練を体験させられる。

この45分間がどれだけ長く感じられたかは、あえて説明しないでおきます。

ドスンという軽い衝撃で着陸したことが解り、2週間ぶりのブラジルに再会です。

20度と快適な気温で出迎えてくれて、ふたたびブラジル滞在の生活が始まります。

過去ヨーロッパに100回以上も来るとは思っていなかったが、今は南米ブラジルにこんなに来るとは、、、、、、、、

いい意味で、ブラジル文化とブラジル人とは肌が合う。

cheers