INFLUENZA SUINA & A ( H1N1) | Ready Steady Go!

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   ~ London Eye ~

前回のブラジル滞在を思い返せば、ほとんど人も車も見かけない、戒厳令???外出禁止令がしかれているかのようなメキシコの町の様子がサンパウロのホテルで見た新聞に載っていた。

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4月にブラジルに上陸した時にすぐに地上係員から渡されたSWINE FLU/ ブタインフルエンザの注意書き

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今回はウィールスA ( H1N1) と表記され、一段と深刻さがましているかもしれない。

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そして、私自身はゴールデンウィークの最終日6日に成田着で帰国したわけですが、シカゴ経由のANA便だったため機内検疫もあり、到着日から10日間は潜伏期間ということで、保健所からの要請で体調に関して監視期間となる。

おまけに強烈な時差ボケもおみやげで持たされ、1週間ほど体内時計はまさに地球の裏側のままで、眠れない日々が続いていた。

五月( さつき) の心地いい風を感じつつ、それでも体調不良はいかんともしがたく、誰に分かってもらえるわけではないが、仕事に追われながら苦痛な毎日であった。

誕生日の15日を迎え、やっと東京タイムに身体が慣れて来て、深夜1時頃には自然に眠りにつける状態になった本日18日の午後2時、こっそりお教えしますが、車を走らせ成田に向かっているのでした。

見送りでも出迎えでもなく、私自身が再度南米ブラジルに30時間かけて旅立つ、これはまさに離れ業で、これまでの私の海外出張の中でも記録となる現実に、自分で自分を褒めてやりたくなるくらいのハードスケジュールであることは間違いない。

12時間ほどのフライトのヨーロッパへは、中4日くらいで出かけたことも何度かあるし、ピーク時にはヨーロッパの報復を切り返したことも数えきれないほどあるが、30時間を越すロングフライトを1ヶ月の間に2度こなすのは、よくもまあそこまでというか、奇跡的というか、自分でも呆れてしまう。

新型インフルエンザも日々深刻さを増す昨今、何もわざわざこのタイミングでとも思うが、どうしても行かねばならない事情がある。

これまでに1ヶ月間で地球を1周するスケジュールも何度か経験してはいるが、本音で言えば空の寂しいひとり旅は完璧に飽食気味?

のんびりと船豪華客船の船旅で、ゆっくりと世界を廻るなんてシャレてみたいが、夢のまた夢のはなしで非現実。

人もうらやむ?慌ただしさは天下一品だが、ファッションの世界で常に先駆ける行動を意識すれば、これも宿命と諦めている。

搭乗時間の2時間半前に家を出るのもいつものことだけど、目黒からのった首都高速の標識には、天現寺から一ノ橋まで事故処理中とまったく持って心臓によろしくない。

もっと余裕を持って出発すればいいだけの事と人は言うかもしれないが、午前中に仕事をして、なんだかんだでどうしてもこうなってしまうのが、私の常。

自己責任のもと車を走らせるが、事故はほぼ処理が終わっていて、約50分ほどで成田空港到着。

この段階でも、相変わらず仕事の電話とメールの山が襲って来て、搭乗時間ギリギリまで対応に追われる。

15分前に最後の乗客として乗り込み、自分のシートを見つけて、やっと解放された気分となり、ほっと一息。

それでも、これからトランジットを含めて31時間ほどの過酷な行程が待ち受けていると思うと、テンションを上げたくとも、それは無理というもの。

マスクに除菌用のウエットテッシュ、そしてイソジンのうがい薬と備えあれば憂いなし?

最低限出来る事は準備したつもりで旅立った今回、到着後美女が待ち受けているはず?とはいえ、さすがに体力的にはきつい。

さっさとお酒をいただき、出来る限り眠るのに限る。

あまりの退屈さを解消して、少しでも狭い機内で快適さを感じる為には、そろそろ誰か私の旅にお供してくれるひとを、見つけなくてはいけないのかもしれない。

旨く行けば12時間後に到着したワシントン空港のラウンジで、ふたたびお目にかかれるはずです。

have a nice flight to Washington

cheers