さて、今回の旅の最終目的地である
道の駅たるみず にやってきました。
ここも私のお気に入りで、結構何度も来ています。
この道の駅の魅力は、なんといってもこの景色です。
錦江湾を挟んで、噴煙を上げる桜島の全体が見えるのです。
前回紹介した “荒崎パーキング” は桜島の南側ですが、ここはほぼ西側になります。
ご覧のように道の駅と錦江湾の間には遊歩道が整備されており、そこからの眺めもなかなかです。
この付近の錦江湾は、ブリやカンパチの養殖が盛んで、たくさんの生簀が浮かんでいます。
最初に紹介した写真でお気づきでしょうが、道の駅たるみずのもうひとつの魅力がこちらです。
無料の足湯ですね!
この長さ、60メートルもあって、全国でも最大級です。
足湯の幅は60cm、水深は30cmあります。
もちろん源泉かけ流しで、ご覧のような竹筒が何カ所かにあって常に温泉が注がれています。
この足湯、毎朝きれいに掃除をして新しい温泉を入れるのだそうです。
私たちも当然、この足湯を楽しみました。
何度か経験しているので、車にはちゃんとタオルが積んであるのです。(^ε^)♪
私が座ったこの場所には、足の形に底のコンクリートが掘られていました。
他のところにも底に玉石があって程よい刺激になります。
そして温泉に浸かりながら、座った目線からの眺めもなかなか素晴らしいものです。
まさに至福の時を過ごしました。
さて、足湯で癒された後、今まで行ったことのなかったいちばん反対の端に行ってみることにしました。
この案内図の右手に駐車場と足湯があります。
中央に二つの建物がありますが、右が “物販施設” 左が “温泉施設” です。
更に、最も左手の敷地にあるのが “多目的交流広場” というのですが、今まで何度も来ているのに物販施設から先には行っていなかったのです。
まずはこれが “物販施設” で、特産物などのお店とレストランがあります。
その隣が、“温泉施設” です。
これが温泉施設の建物で 『湯っ足り館』 といいます。
錦江湾や桜島の景観を楽しみながら入れる天然温泉で、露天風呂、主浴槽、サウナ、ミストサウナ、水風呂、歩行浴、家族風呂などの設備があって、1階と2階が日によって男女入れ替わります。
さて、その先の “多目的広場” に今回初めて来てみました。
ここにあった鐘は “幸運の釣鐘” といいます。
健康を願う方は1回、恋愛成就・夫婦円満を願う方は2回、などと叶えたい願いによって5種類の叩き方があるのです。
ここからの桜島の眺めも、先ほどの足湯のところとは一味違っていました。
そしてもうひとつ、この広場にあったのがこちらです。
右側の写真は今、大河ドラマ 『西郷どん』 に登場されている 「島津斉彬公」 です。
薩摩は、近代造船発祥の地であるだけでなく、なんと 『国旗日の丸が生まれた場所』 だったのです。
記載された説明書きによると、日本の船と外国の船を見分けるために、白地に赤い 「日の丸」 を掲げるよう幕府に提案し、採用されたのです。
つまり日の丸の生みの親は島津斉彬公だったわけで、初めて知りました。
ここでは1時間半ほどの時間を過ごし、最後に物産館で買い物をして帰途につきました。
今回は晴天に恵まれ、4つの道の駅を楽しむことができました。