大分県の中津市に今年(2014年)4月、新しく
道の駅なかつ が誕生したので、昨日の土曜日に行ってきました。
福岡方面からだと大分自動車道を一気に走り、日出JCTで北九州方面に進路を取り、“宇佐IC” で下りて 国道10号中津バイパス をしばらく走ったところにあります。
我が家からは、途中のSAで少し休んだので、2時間半かかりました。
ここがオープンしたのは今年の4月26日です。
でも一部がまだ工事中で、レストラン及び隣接する“遺跡公園” が完成するのは8月の予定です。
実は全部完成してから行こうと考えていたのですが、地元の九州で1カ所だけ残っているのがどうしても気になって、出かけることにした次第です。
大分県中津市は、1万円札の顔である “福沢諭吉” の生誕地であること、“黒田官兵衛” のゆかりの地であることなどが特に有名です。
今年のNHK大河ドラマ “黒田官兵衛” のゆかりの地といえば、姫路、中津、福岡の3カ所があります。
豊臣秀吉の九州平定後、その功績により豊前6郡12万石の領主となった官兵衛は、ここ中津に “中津城” を築き、城下町を整え、1600年に筑前(現福岡市)に移り住むまでの13年間を過ごしました。
日本三大水城の一つに数えられる “中津城” は昭和39年に復元されたものですが、その天守閣のたもとには今年1月 “黒田官兵衛資料館” がオープンしています。
さて、道の駅に話を戻します。
道の駅はご覧のような配置ですが、このうちレストランと公園が工事中です。
メインの建物は、JAおおいたの直売所である、“オアシス春夏秋冬(ひととせ)” です。
入り口は2カ所にあるのですが、工事中のレストランに近いこちらは現在塞がれています。
それにしても “春夏秋冬” と書いて、なぜ “ひととせ” と読むのかがよくわかりませんが、“一年” を “ひととせ” と読みますから、それを当て字にしているのかもしれません。
こちらの玄関から出はいりします。
土曜日ということもあってか、とてもお客さんが多いです。
お店の中もとっても広いのです。
普段の駆け足の道の駅巡りと違って、この日はここ1カ所だけですからじっくりと買い物をしました。
特に、この最後の写真のお花は、びっくりするくらい安かったのです。
裏手に回ってみると、トイレと一緒にこの “情報・休憩コーナー” がありました。
道の駅のスタンプは先ほどの直売所の店内と、この情報コーナーの両方に置いてありました。
道の駅登録証はこちらにあり、パンフレットもたくさん並んでいます。
やはり、黒田官兵衛に関するものが、特に種類が多いようです。
この休憩所には椅子やテーブルがずらっと並んでいて、みなさんお弁当などの食事をされています。
そういえばレストランはまだオープンしていない訳ですから、私たちもここで弁当を食べることにしました。
一旦直売所に戻って弁当を買い、再び戻ってきました。
これが買ってきたお弁当です。
右端が私のそぼろ弁当ですが、美味しかった!(^-^)
これが休憩所から見た、工事中のレストランです。
お昼の時間なので、若い職人さんたち数名が座ってお休みされていました。
手前は敷地に板をぎっしり敷き詰める作業をされています。
広い、ウッドデッキになるのだろうと思います。
こちらは隣接する “遺跡公園” “防災公園” の工事現場です。
防災公園の端には、“防災倉庫” が建てられます。
新しい道の駅はたいてい、地域の防災拠点としての役割を担ってきているようです。
結局2時間弱も滞在し、また同じルートを辿って帰途につきました。