山口県日帰り旅:奈良の大仏様のふるさと!“みとう” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

先週土曜日に、山口県の道の駅4か所を日帰りで回ってきました。

今日からはそのレポートですが、最初に訪問したのは
道の駅みとう です。




福岡県の我が家から九州自動車道、中国自動車道と走り “美祢IC” で一般道に下りて約2時間半で到着しました。








この道の駅も5年半ぶりくらいになります。

前回来た時はルートの最後で閉店間際だったこともあって、あまり印象がなかったのですが、こんなに大きかったかな~と、ちょっと意外でした。





こんな垂れ幕がありました。
“このまち奈良の大仏のふるさと” って書いてありますね!

実はこの道の駅にも大仏様がいらっしゃるのです。







これがその大仏様で、とってもふくよかな優しいお顔をなさっていますね。

実はここ ”美祢市美東町” にはかつて日本最古といわれる ”長登銅山(ながのぼりどうざん)” があり、7世紀末から8世紀初めにかけて銅を中心とした鉱物を産出しました。

奈良東大寺の大仏様の建立の際、ここ長登銅山の銅を献納したと伝えられており、“大仏様のふるさと” といわれるようになったのです。





道の駅みとうの高さが4メートルの大仏様の石像も、それを記念してつくられたものです。





道の駅のすぐ裏を ”大田川” が流れており、そこは親水公園になっています。





公園にはベンチや椅子、テーブルなどが整備されており、家族連れでくつろぐ人々の姿があります。

周辺の写真を撮っていると、町おこしをやっている、という男性から声をかけられました。
「九州からこられたのですか?」 と言われたので、おそらく車を降りるときから見られていたのかと思います。

道の駅を回っているのだと話すと、「他の道の駅には無い、ここにしか置いてないものがありますよ!」 と連れて行ってくれました。







案内してくれた先にあったのが、これらの花壇です。
この鉢は、よく見ないと分らないのですが実は “古タイヤ” でできているのです。

確かに鉢の内側にタイヤの溝があります。
土台の部分がホイールで、要するにくるっと外側に開いて形を整え、色を塗った訳ですね。

廃タイヤというのは日本では総本数9400万本も出ているそうで、その91%は何らかの形でリサイクルされます。
ただ、そのリサイクルの際にCO2が発生しますから、それを発生させずに再利用できないかと町の人たちで考え、誕生したのがこの “エコ鉢くん” なんだそうです。


男性は、「ちょっと待ってください。パンフレットを持ってきます」 と自分の車に戻り 「九州でも紹介してください」 と、パンフレットを手渡してくれました。





さて、道の駅の本題に戻りたいと思います。







建物の一番手前は “レストラン” になっていました。
ここに “食” と大きく文字が書いてありますね。

この道の駅の特徴の一つは、このように “文字”“書” でいろんな案内が書いてあることです。
たとえばこんなものもあります。





これは “喰” ”おかず” ですね。





こちらは “厠” つまりトイレです。(笑)




ちょっと見にくいかもしれませんが、「道の駅みとう」 という文字の下に 「ごっぽ しあわせます」 と書いてあります。

これは、「大変助かります」 という意味の方言なんだそうです。





一番奥にあったこの建物が物産館で、情報コーナーや道の駅スタンプもここにありました。









ログハウス風な建物に特産品がきちんと整理されています。
ちょっと気になった商品がこちらです。





さきほど “ごぼうまみれ” という釣り看板があったと思いますが、ここに並んでいるのは全部ごぼうを使った商品です。

レジにおられた駅長さんに尋ねると、「美東はごぼうが特産なので、色んな商品を作っているのですよ!」 とのことでした。

私たちはこの手前の下にあるごぼうのスナックを買ったのですが、あっというまに食べてしまいました。





道の駅の敷地の一番端に、農産物の直売所がありました。





そこにあったのがこの “美東ごぼう” です。
でも結構値段は高いようで、嫁は 「たかがごぼうに●●●円も出せん!」 といって買いませんでした。(^^;)






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