岐阜・長野の旅:過酷ルートを走る!“信州蔦木宿” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

4日目の最後の目的地は
道の駅信州蔦木宿(つたきじゅく) を目指しました。







長野県の道の駅は同じ県内でありながら、南部は “中部ブロック” の管轄、北部は “関東ブロック” の管轄です。

そして今から行く “信州蔦木宿” の道の駅は関東ブロックになります。
ですから今回必ず行く必要もなかったのですが、次回の効率を考えてルートに組み込んだものです。


計画を立てる時、自宅のパソコンで調べた時はこの間の距離が51km、所要時間1時間12分でした。
ところが、南アルプスむらを出るときにナビを設定したところ、何と80km以上あって、とんでもない所要時間になってしまったのです。





その指示されたルートは西に一旦走り、伊那ICから中央自動車道に乗り、大きく迂回して蔦木宿に近い、小淵沢ICで下りるものでした。

そこで、ナビの設定を 「距離優先」 に切り替えて再度検索すると、49kmを表示しました。
これなら自宅で調べたのと大差ないのでこれだ、と思い出発しました。

結論から先に暴露すると、本当はこの地図にある 「高遠」 「萱野高原」 を通る “国道152号” 経由で国道20号に抜けるのが正しいのですが、私が “最短” を指示した為に、入笠山山頂付近を通るこの青いラインを走る羽目になったのです。


ナビで最初に出なかったから、おそらく道は悪いだろうと覚悟はしました。
案の定、昼間なのに薄暗く、ほとんど離合不可能な山道を延々と走りました。

ところどころに道を若干広げて離合場所が設けてあり、何台かの対向車とすれ違いました。
こんな悪路は過去に何度か経験していますが、これほど距離が長かったのは初めてだろうと思います。

山道を随分走ったあと、今度は突然舗装がなくなり、砂利やでこぼこの道を上下に激しく揺れながら走ることに・・・。((>д<))

未舗装がようやく終わったところで三差路にぶつかり、ナビの指示で右折しました。
そこには、こんな看板が!





ここで一気に私のテンションは落ちてしまいました。。(´д`lll)

この 「入笠山から長谷方面」 という意味が分かりません。
長谷というのは、先程行った道の駅のある場所ですが、ナビや地図を見るけど、細かいところまでは載っておらず、判断がつきません。

もし私が行こうとしているルートがこの先通行止めなら、今苦労して走ってきた道を再び戻ることになり、それは今日中に宿泊地に到着することも怪しくなります。


「入笠山」 「入笠牧場」 までとにかく行ってみることしかないと覚悟を決めて再び走り始めました。
結果としては通行止めは入笠山山頂付近から、別の方向に長谷村へ下りるルートだったので助かったのですが、山を下ってようやく道の駅に到着するまで、1時間37分を要しました。

高速経由で80kmを走った方が、もしかしたら早かったのかもしれません。







無事に到着できた時は、本当にほっと安堵しました。

“入笠山(にゅうかさやま)” というのは、標高が1955m、国道20号を挟んで八ヶ岳と対峙する位置にあり、“天空の花園” と形容される、長野県民の憩いの場所です。

確かに頂上付近では息をのむような眺望が開けたのですが、残念ながら景色を楽しむ気持ちの余裕は全くありませんでした。







到着したのは17時20分、すでに日が陰りはじめています。

“蔦木宿(つたきじゅく)” は、江戸幕府の5街道のひとつ “甲州街道” の宿場町として栄えた町です。
現在は、山梨県との県境にあり、“信州の玄関口” として賑わっています。





駐車場側に、“トイレ” “情報ステーション” “てのひら館” があります。
“てのひら館” には、店舗と食事処があります。





これが情報ステーションです。





こちらが “てのひら館” ですが、屋外のテントはもう終わったようですね。







その二つの建物あいだに江戸時代の宿の佇まいを想わせる門があり、その奥の中庭の先に温泉施設 “つたの湯” がありました。



とりあえず4日目の予定を終え、ここから中央自動車道に乗って、諏訪湖付近の今夜のホテルに向かいました。









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