岐阜・長野の旅:奇跡の荘川桜!“桜の郷 荘川” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

更に158号を北上し
道の駅桜の郷 荘川 へやってきました。







国道156号と158号の重複区間を進んでくると、荘川で三差路にぶつかり、こんな看板があります。





この三差路を左に行くと白川郷方面で、国道156号、右に行くと高山市街方面で国道158号になります。

この標識にある二つの道の駅が本日回る残りの2か所なんですが、右側の “桜の郷 荘川” を先に行くことにしました。







前回の “大日岳” があまりに小さかったので、ここはずいぶん立派に見えます。(笑)





ここに到着してから気がついたのですが、すぐ横が 東海北陸自動車道 の “荘川IC” 入口です。

今夜泊る高山市内のホテルへは、この高速を使う訳ですから、順番を逆にしてここを最後にすれば良かったと後悔しました。


道の駅の裏側には、一級河川の “庄川” が流れています。

ひるがの高原にある “分水嶺” から日本海側に向かって流れる川ですが、ここの住所は “荘川” だけど、川の名前は “庄川” と書きます。





一番左手にある建物は、“活性化施設 荘川ドーム” です。







その右手には、“桜香の湯(おうかのゆ)” という温泉とレストランがあります。

ここ “高山市荘川町” は冬場には雪深い地方ですが、この温泉の排熱を利用した “融雪設備” がこの駐車場の下に設置してあり、安心して休憩できるようになっています。


ところでこの道の駅は、“桜の郷” という名前がありますが、これは “御母衣(みぼろ)湖畔” に立つ県指定天然記念物 “荘川桜” に由来します。



(パンフレットより借用)

この2本の荘山桜は樹齢が推定500年なのですが、本来なら “御母衣(みぼろ)ダム” の建設に伴い、湖底に沈む運命でした。

それを地元の方々の熱い思いから、幹回り6m、重さ40トンの老木を延べ500名の人々が40日の日数をかけて、900m離れたこの地に移植したのです。

昭和35年のその移植から毎年美しい花を咲かせますが、その種子から苗が育てられ、全国の学校や公共施設に送られて植樹されています。



話しはこれだけでは終わりません。

荘川桜の移植に心を打たれた、旧国鉄バスの車掌 「佐藤良二さん」(1929~1977) が、名古屋から金沢までの266kmを “桜街道” にしたいと、昭和45年から荘川桜の苗を国道156号沿いに植え始め、その数は12年間で2000本にもなりました。

佐藤さんの亡き後、地元の有志がその志を受け継ぎ、今でも桜が植え続けられています。









さて、物産館の方に回ってみましょう。
写真に不思議な形をした雲が写っていますね。

これ、ここへ来る途中ではまるで宇宙船のような、円盤を上下に2枚重ねたような形をしていたのです。
ちょっと形が崩れてきました。







ここが情報コーナーです。
道の駅スタンプがあった、と思って近付いたら・・・・・・





ここにはローカル用の小さなスタンプしか無くて、本物はレジに置いてあるそうな・・・・。
レジに声をかけてスタンプを出して貰い、無事にスタンプをゲットしました。





ここは、物産館も広くてなかなか充実していました。
ここで驚いた商品がこれです!





えっ!“くまモン” がなんでここに!?
熊本県のくまモンは、ここ岐阜県でも人気があったようです!(笑)







応援クリックお願いね!

ペタしてね

読者登録してね