国道41号を進み、30分ほどで
道の駅ロック・ガーデンひちそう へ到着しました。
ここは久しぶりにでっかい道の駅です。
“岐阜県加茂郡七宗町” になりますが、“七宗” を “ひちそう” と読むのも珍しいです。
普通は、“しちそう” のはずですよね!
この付近一帯は “飛騨木曽川国定公園” に指定されていますが、この看板のとおり、“飛騨路” の玄関口に位置します。
道の駅も大きいですが、なにより目立つのは隣に建つこちらの建物です。
まるで宇宙船が降り立ったようにも見えるこの建物は、“日本最古の石博物館” です。
パンフレットに載っていた航空写真で見ると、このようになります。
随分とでっかいですね。
“日本最古の石” というのは、ここから徒歩15分ほどのところで1970年に名古屋大学の足立教授(当時大学院生)によって発見された、20億年前の岩礫です。
“日本最古の石博物館” には、この最古の石である 「上麻生礫岩(かみあそうれきがん)」 をメイン展示物として、それより更に古い、カナダで発見された40億年前の “世界最古” の石も展示されています。
“ロック・ガーデン” というこの道の駅の名前は、勿論これらに因んでいます。
道の駅の玄関口も、正にロック・ガーデンらしい雰囲気です。
最も左端の建物からは、国道を渡る陸橋が伸びています。
これは情報コーナー兼休憩所です。
物産販売所や軽食コーナーなどずっと見て回ったのですが、スタンプが見つかりません。
店員さんに尋ねると、それは外にありました。
こちらから入ればすぐ分かったのでしょうが、店内ばかりを探していました。
こんな張り紙も!(^∇^)
外には、こんなお蕎麦やさんも!
そして、道の駅の真裏には “飛騨川” が流れていました。
道の駅から階段を伝って、川べりに下りてゆけるようになっています。
この周辺の観光地図がこちらです。
この飛騨川沿いには、“日本最古の石発見地” の他、天然記念物の “ポットホール” など見どころがいくつもあります。
“ポットホール” というのがこれですが、激流が長い歳月をかけ岩を削り取ってできた巨大な空洞です。
このようなポットホールが、この周辺に約1000個もあるのだそうです。
大自然の造形美というのは、ほんとうにすごいものだと思います。