福島・宮城の旅:復興の第一歩!“よつくら港” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

次は再び太平洋沿岸に出て、大津波の被災地である
道の駅よつくら港 に向かいました。





道の駅ひらたを出て、再び “磐越自動車道” を走りました。

途中のいわき中央ICといわき四倉IC間は災害復旧工事区間で通行止めのため、手前の “いわき中央IC” で下りて一般道を辿りました。







途中2カ所に立ち寄ったとはいえ、南相馬の道の駅を出たのが11時、よつくら港に到着したのが14時45分ですから、迂回するのに3時間45分かかった計算になります。

この道の駅の道路情報コーナーに、“相馬・南相馬といわき間の迂廻路” の地図がありました。





この地図にはきちんと 「立入禁止区域」 と通れる道路が示してあります。

私たちは飯館村を通って川俣町に出て、国道349号を南下してきましたから、道の駅そうまの女性店員さんから教えて貰ったルートは、正に正解だったことになります。


ここは “いわき市” です。
いわき市といえば誰でも知っているのはこちらだと思います。





フラガールですね。
そしてこの地は、2011年3月11日、東日本大震災で甚大な被害を受けました。

道の駅よつくら港も、一時閉鎖し、仮店舗などでの営業を経て、本年8月11日にリニューアルオープンしたのです。
それまでの道のりを、この道の駅のパンフレットからご紹介したいと思います。



















震災から1年半で見事に復興を遂げたのがこの道の駅なのです。

駐車場は道路を挟んだ少し離れた場所にあります。
すぐ先は海岸で、この日は結構大きな波が打ち寄せていました。





ふと目にしたのがこの光景です。
漁船が並んでいるのかと最初思ったのですが、よく見るとそれは無造作に積み上げられているようです。





おそらく被災した船舶が放置されているのだと思います。









国道側から道の駅に入ってみました。
道の駅の本体の建物の横に、“情報館” というもう一回り小さい建物があります。





こちらはまだ復旧の工事中らしく、閉鎖されていました。





道の駅はこのように、1階より2階の方が広い構造になっています。
左端に吹き抜けの部分があります。





何か大きなものがあるので行ってみるとこれでした。







2階の窓が顔の部分にきますが、青森県五所川原の “立佞武多(たちねぷた)” です。
復興を願って設置されたのでしょう。







2階に先に上がってみると、そこは “フードコーナー” がありました。
どの席からも、美しい海岸線を眺めながら食事ができます。





“展望テラス” もなかなかきれいで、外側の階段を使って直接上がってくることもできます。

1階へ下りてみました。







1階は直売コーナーになっています。







1階から海側の方に出ると、そこはテラスがあり、その先が “ふれあい広場” です。







このテラスの大きな柱には、外側を除いた3面に、子供たちが描いたと思われるメッセージがすべてに貼ってあったのです。

その一部を紹介しましょう。









大変な災害から立ちあがり、未来を目指す力強い子供たちの心をここに見た気がしました。








遠方から来た部外者である私たちには、被災された方たちの本当の悲しみや苦悩は分かっていないと思います。
でも、災害を乗り越えて復興の一歩を踏み出した力強い姿を、この道の駅で見ることができました。







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