道の駅象潟 があります。
この道沿い、ずっと “鳥海山” の雄姿を眺めることができ、絶好のドライブコースです。
さて皆さん! “象潟” って読めましたか?
“きさかた” といいます。
私も全く読めなかったし、多分東北以外の人には分からないですね。
この道の駅、またどでかいです!!
上の写真が4階建(展望塔までいれると6階建て?)の建物がメインですが、周辺には他の施設もたくさんあります。
この細長いのが “農林水産物直売施設” ですね。
そして、こんな標識も!
四輪バギーからグランドゴルフまであるのです。
これが全体ですが、この道の駅は敷地が2万坪もあって、東北最大級の道の駅なのです。
秋田の道の駅はどこも大きいということを再三紹介しましたが、その中でも “キングオブキング” がこの象潟と言えるでしょう!
“象潟(きさかた)” というところは、1804年の大地震で地面が2.4mも隆起したそうですが、その物的証拠になっている “唐戸石” という巨大な岩石が近くにあります。
建物の裏手には象潟一帯を巡る “海岸夕陽道” が整備されていて、この海岸は “日本の渚・夕陽百選” や “日本の遊歩百選” 等にも選ばれています。
さて、メインの建物の入口にあったのは、奥の細道の 「松尾芭蕉」 です。
象潟は、松尾芭蕉が 「奥の細道」 行脚で訪れた最北の地なのだそうです。
芭蕉は “象潟や 雨に西施が ねぶの花” という句を残しています。
「ねぶの花」 とは合歓(ねむ)の木の花の事です。
この道の駅の愛称が “ねむの丘” なのは、多分そのことから名づけたのではないかと思います。
この道の駅、とにかく賑やかです。
写真にあまり写っていませんが、すごく人が多いこと、そしてあらゆる商品が揃っていることに驚きます。
ここ、1階は秋田のものなら何でも揃うというお土産スポットです。
2階はレストラン “眺海” があります。
3階は “宴会場” で、山海の珍味などの郷土料理を味わえます。
そして4階が日本海の大パノラマを見下ろす “展望天然温泉” なのです。
この温泉、TBSの 「はなまるマーケット」 で、“温泉のある道の駅全国ベスト3” に選ばれたのだそうです。
更に6階に “展望塔” があり、鳥海山など360度のロケーションを楽しめます。
ここは、ちょっとだけ立ち寄るには勿体ないような充実した施設でした。
さて、実はここが秋田県の最南端の道の駅で、計画では次は内陸部に進む予定でした。
しかし、あとほんの30分ほど同じ道を南下すれば、山形県の “道の駅鳥海” に行けます。
この日は元々ハードなスケジュールで、往復1時間は厳しい選択です。
でも嫁の 「行ってみれば!」 という言葉に後押しされて、計画には無かった山形県の道の駅へ進むことにしました。
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