今日は淡路島を含めて8か所を回り、夜の阪九フェリーで神戸から九州へ戻ります。
今日最初に訪れたのは
道の駅北はりまエコミュージアム です。
道の駅の前には、いつもの標識ではなく “北はりま田園空間博物館 総合案内所” の看板がありました。
このマスコットキャラクターは “でんくる” 君といいます。
“ミュージアム” なんだから当然どこかに博物館があるのだろうと、付近を探してみました。
道の駅の裏側には美しい芝生公園があり、2つの大きな建物がありましたが、手前は “体育館” で、その奥は “温水プール” なので、博物館らしきものは見当たりません。
実はこの “北はりま田園空間博物館” というのは、西脇市・多可町 (北はりま地区) の全体を地域まるごと博物館に見立てて、ちょっと自慢したい物から日本一の宝物までを展示物(サテライト)として公開している、「屋根の無い博物館」 だったのです。
現在そのサテライトは200か所あまりが登録されており、「歴史・伝統」「自然・自然体験」「産業・店舗」「人・グループ・施設など」 等のジャンルに整理されています。
そしてそれを “NPO法人北はりま田園空間博物館” が統括しており、この道の駅の収益金がこの博物館の活動資金になっているのです。
自分たちの持つ自然や伝統に自信を持ち、美しいふるさとを子や孫の世代に受け継いでゆこうという新し形態の町興しと言えると思います。
この道の駅自体がその活動の拠点ですから、活動を紹介する “情報コーナー” や “案内コーナー” がかなりのスペースを占めています。
そしてその奥が “特産品コーナー” ですが、ここで面白いものを発見しました。
“へそゴマ” ?? 他にも “へそセンベイ” や “おへそさま” などなど ・・・・・ 。
実はこの地域、北緯35度、東経135度というのは、日本の中心になるのです。
ですから、“日本のへそ” として、特産品の一つであるごまの王様、金ごま 「金播磨」 を使った “へそゴマ” を売り出しているのです。(笑)
なかなかユニークな活動であり、“元気な地方” を生み出す新しい試みとして大変参考になる地域だと思いました。
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