右側の男の人が、ピラティスです。
《私のこの考え方がこれから50年で理解されるとは、思っていない。けれど、必ず理解される日はやってくる》彼の著書「YOUR HEALTH」より。
1880年生まれ ドイツのデュッセルドで育つ。幼少の頃は、リューマチ熱・喘息・結核・くる病など・・・に悩まされた病弱な子だった
その頃の体験が、彼に健やかな身体を熱望させたらしく、青年期には、ボディービルディング・スキー・ダイビング・体操などに没頭させ、どれも達人の域に達するまでになった。
彼の身体に対する探究心は、並々ならぬものだったのであろう。
30代を迎え、ピラティスはイギリスに渡り、ボクサー・サーカスのパフォーマー、さらに警官に護身術を指導するトレーナーを務める。
第一次世界大戦中には、収容所に入れられたが、そこで看護師になり、同胞の健康管理のためのエクササイズを考案・指導した。
その結果、1918年、イギリスでインフルエンザが大流行して、たくさんの死亡者がでたにも関わらず、ピラティスがいた収容所では、死亡者ゼロだった。
戦後は、帰国してドイツ軍に従事したものの、やがてアメリカに移住する事をきめる
明日に続く・・・