雲取山登山してきました | 山と自然をこよなく愛する社労士 野崎のつぶやき

山と自然をこよなく愛する社労士 野崎のつぶやき

日本の会社を元気にし、日本の社会を変える社労士 野崎のブログです。

山岳社労士による、山岳報告をいたします。

11月16日~17日と、奥多摩の雲取山を登山してきました。
雲取山は、東京都の最高峰です。(ちなみに奥多摩の最高峰は飛龍山です)

---------------------------------------------------------------------
16日
横浜発~奥多摩駅~鴨沢バス停~七ツ石山~奥多摩小屋~雲取山(山頂)~雲取山荘(1泊)

17日
雲取山荘~雲取山(山頂)~(行ったルートを戻り)~鴨川バス停
--------------------------------------------------------------------

(雲取山頂から望む富士山です)
夢と希望と売上向上をめざす、労務コンサルタント野崎のブログ-山頂より望む富士山です

(アプローチ編)
朝、4時半に起床し、朝食もとらずに電車に乗り込みました。
始発には間に合いませんでしたが、5時半ころの電車にのり、奥多摩駅に向かいました。
実は私、電車で雲取山の登山口までいくのは初めてでした。
奥多摩駅につくと、多くの紅葉を見に来た人達でいっぱい!

8時半のバスにのり、鴨沢までゴー!です。
バスも混んでおりました。(奥多摩湖で降りる方が多かったです)

鴨沢では3人位、降りました。(アレッ?意外と登山者は少ない?)
朝食がまだだったので、奥多摩駅周辺のコンビニで買ったサンドイッチを食べました。
バスで一緒に降りた登山者の一人から、「雲取山登山口はどっちですか?」と聞かれるも、私も鴨沢ルートは初めてだったので、「私も知りたいんです」と返答。
もう一人居合わせた登山者の方が、「バス停裏手の学校跡の道ですよ」と教えていただき、私もその方も無事登山ルートへ。(10時半)

(まずは七ツ石へ)
登山口から七ツ石山へ向かうルートは、尾根であるため、それほど急な上りではありませんでした。マムシ岩を過ぎたあたりから、七ツ石山へ向かい若干急登になってまいります。

途中で七ツ石山小屋→山頂に別れるルートがあったのですが、今回の目的は雲取山であるためスルー。(後から知ったのですが、七ツ石山の絶景は素晴らしく、富士山もよく見えるとのこと)
七ツ石山を左からトラバースするルートをとり、次のポイントである奥多摩小屋を目指します。

七ツ石山から奥多摩小屋までのルートは尾根であり、展望もよく、とても気持ち良い山歩きです。
先日の大雨も空けて天気も良かったので、富士山や南アルプスの山々がよく見えました。今日来たのは正解だと思いました。
ソニーのミラーレス一眼(NEX-5)の機能を使い、パノラマ写真を撮影。
(いつもはCANONの40Dを持ち歩くのですが、最近NEX5のパノラマ撮影に気が付き、是非山で使ってみたいと思い持って来ました。)

そんなことをしている間に、奥多摩小屋に到着。(14時30分)
ここで若干、休憩を取りました。
奥多摩小屋は(見た目は)えらく年期の入った、古い小屋です。
でも後から聞いたのですが、トイレだけはえらく綺麗になっているそうな。
理由は、数年前、皇太子様がお忍びで雲取山登山することになったとき、慌てて整備したとか。

10分程休憩した後、最後のピークである雲取山めざして再登攀。
小雲取山のあたりで頂上の避難小屋が見えてきました。
そして雲取山避難小屋到着(15時30分)
富士山がとっても綺麗です。

夢と希望と売上向上をめざす、労務コンサルタント野崎のブログ-雲取山避難小屋です


(山頂)
避難小屋には何人かの人がいました。
聞いたら今日はここで宿泊するとのこと。
避難小屋は暖もないし、食堂も管理人もいないタダの小屋なのですが、一応無料です。
(というか、本来はその名のとおり、緊急時のビバーク地・・・なのですが)
しかしながら雲取山の避難小屋はできたばかりでまだ新しく、さっきみた奥多摩山荘よりも見た目はずっと綺麗です。

避難小屋で15分程休んだ後、すぐ目の前にある雲取山頂を目指します。
うっかりやさんの私は、避難小屋のある場所=頂上と思っていました。
(直ぐ目の前なんですけどね)
頂上にいた人と、いろいろお話している間に、16時になってしまいました。


(雲取山荘へ)
あとは、今日の幕営地である雲取山荘目指すだけです。
山頂から雲取山荘はちょっと急な下りですが、ほんの30分程で到着しました。
山荘の窓口でチェックインの手続きを済ませます。
窓口にいた人は、年配のオバちゃんでした。
(後で聞いたのですが、オーナーさんではなかったようです)
従業員はその他、食事を準備していた若い男の人がいました。

そしていよいよ部屋にいきます。
部屋は4人用くらいの広さで、真ん中にコタツが置いてありました。燃料は練炭のようです。(山小屋でコタツは珍しいと思います。でも冬はやっていない山小屋が多いので、もしかしたら他にもあるのかもしれませんが)

部屋は相部屋、私の他にもう一人の方があとから来ました。
非常にお話好きの方で、お仕事のこととか、これまでの山の経歴とか、いろいろお話をしました。

そんなことをしている間に食事の時間。
といっても、私は素泊まりだったので、自炊準備。
小屋の前の炊事場で、持ってきたストーブ(MSRウィスパーライトインターナショナル)とコッヘル、そしてフリーズドライのリゾットをもって炊事を始めます。

しかし・・・寒い><
MSRの強力な火力をもってしても、中々お湯が沸きません。
MSR用の風防を持ってくればよかったと、後で後悔。

そんなこんなで夕食を済ませ、ビールを買い込み、部屋に戻ります。
同室の男性と9時半位まで歓談し、寝ます。

夢と希望と売上向上をめざす、労務コンサルタント野崎のブログ-雲取山荘の部屋です

(2日目)
翌朝、4時半に起きました。
なんと、同室の男性の方が、もういません。
トイレに行く途中、玄関であったのですが、なんでも三峰はバスの本数が少なくて、この時間に出ないと相当待たされるとのこと。

いってらっしゃい・・・と別れをつげました。
さあ、私もいよいよ出発です。
私の予定コースは、いったルートを戻り、鴨沢を目指します。

ご来光を見るために、もう一度雲取山山頂を目指します。(6時5分発)
(ちなみに、山荘から山頂を巻いて奥多摩小屋に向かうルートというのもあります)
しかし、出発したのがちょっと遅かったのか、山行に付く前に明るくなってしまいます。

さあ、二度目の雲取山山頂です。(6時25分)
今日は昨日より若干ガスが発生しており、展望が悪くなっております。
朝日を受けて赤く光る富士山を写真撮影したかったのですが、仕方がありません。
せっかく山頂にきたので、近くにいる方に頼んで、自分の写真をとってもらいました。

夢と希望と売上向上をめざす、労務コンサルタント野崎のブログ-山頂で写真を撮ってもらいました

(下山)
あとは鴨沢まで下るだけです。
ちなみに私は、自分でいうのもなんですが、下りは早いです(山は登りより下りが苦手という人が多いです)

コースタイムよりはるかに短い時間で、鴨沢バス停まで到着(10時)
しかしここでうっかり者の私、バスの時間を間違えます。
今日が月曜日(平日)であることをすっかり忘れていました。
休日のバス時刻は50分
まだ時間があると思い、朝食の準備にかかります。
MSRを出してお湯を沸かしている間に、目の前にバスが!!!!

・・・・
やっちゃいました。
次のバスは、13時58分

これから4時間、どこかで時間を潰さなくてはなりません。
その後バス停に到着した別の登山者の方と仲良くなり、近所の食堂で時間をつぶします。食堂のオバちゃんは、長くこのへんで営業しているらしく、雲取山荘の事情にも詳しい方でした。
雲取山荘で提供する夕食は、昔からずっとイシイのハンバークだとか、昔、皇太子が雲取登山したとき、奥多摩小屋のトイレだけが新しく改築した話とか、いろんな話をしている間にバスの時間に。

以上が今回の山行報告でした。

エピローグ

下山して電車に乗るまでは何もなかったのですが、青梅線を降りるとき、私のトレッキングシューズの底のソールが剥がれてしまいました。
修理したいのですが、ネットでしらべたところ、買っても大して値段が変わらない様子。とんだ出費になってしまします。

(素晴らしい紅葉)
夢と希望と売上向上をめざす、労務コンサルタント野崎のブログ-素晴らしい紅葉