「理想 ままならなさ さみしさ 愛おしさ 悲しさ エゴ プライド ロマンス
混乱する
まったく恋愛とはなんてやっかいで
世界を芳潤に美しく彩ってしまうのだろう!」
ジョージ朝倉
少年少女ロマンス

純文の次は少女マンガ。

純文が少女マンガより「偉い」と思っている人はもったいない。

表現の方法に優劣はないんだー。


お姫様願望暴走の蘭と、「好きな子ほどいじめちゃう」、素直じゃない右京の空回りで愛おしい関係。

暴走する蘭はやばさと、右京の素直じゃなさで笑わせて、空回りさせて、最後には二人の愛で読者をがっつり感動させる、と。

で、空回りして傷心の二人にそれぞれ別の人が現れちゃったりねー。

王道だけど、やりかたが絶妙で、安心して世界に入れる。

王道はうまい人がやると、「やっぱいいなあ」しか言うことがない。

もー、この漫画すごくいいから読んでみて!って。


これを読んでから、あたしの中でジョージ朝倉が熱い。

絵は、上手い下手じゃなくてセンスがいいっていうのがやっぱり重要ですねえ。

いや、下手だって言ってるわけじゃないのよ。

うーん。こういう少女マンガを描ける人がいたのかあ。

ネットで文章を書いている中高生の女の子たちに、この人の影響を受けている人がたくさんいると思う。

もう数年経つとスタンダードなジャンルの一つになるのかもしれません。


今日はお風呂で、BOOKOFFにて100円の「恋文日和」一巻を読みます。

お風呂に本がないなんて許せないんだ!