墓前に立つ! | ローズベリーファームの農業日記~創成編~

墓前に立つ!

本日は仕事しません。遊びもしません。ってか何もしません。
食べて、寝て、ボォーとしています。でも、飽きたので今は亡き父の墓に行って来ました。

水を汲んで、たわしでゴシゴシ磨いて、花を添えて、完璧です!
最後にお線香を炊こうと思ったら、ライターの火が・・・。

結局火が付かなくなったので、持って帰るのもなんなんで火の付いてない線香をそのまま置いてきました(笑)
オトン、許してくだせぇ!火は付いてませんが許してくだせぇ!と言ってきたので大丈夫だと思います。
多分、誰かが来て火を付けてくれると信じて、その場を去りました。

ってか逃げました。「オトン、いいかげんな自分を許してくんろぉ~」

さて、こんな自分でも墓というものに行くと、いささか信心深くなります。
当然、父の生前の記憶も多少は蘇りますが、もっと根源的なものがよぎるのです。

人はなぜ生き、なぜ死ぬのか?
ふと、お墓の前で自分自身に問いかけます。個人的に思っているのですが、人は時と意思を運ぶ事を仕事としているのだと思っています。
過去に培ったものを運び、意思として伝える。おそらくこれが生きる意味なのだと思っているのです。

だからこそ過去が在り、今が在り、そして未来があるのだと・・・。

と、墓前に立つと少しばかり真面目になってしまいますね。

さて今年も、あとわずか。
来年も頑張りますので、「オトン、もう少しばかり力をかしてくだせぇ!」と思う今日でございました。


追伸
先代や親父の意思、少しは運べていますか?