山形の海岸草原 | 世界のブナの森

山形の海岸草原


山形県内の海岸草原を歩いた。西日本や関東地方に比べれば一見良好な環境に見えるが、ハマナスや外来種オオハマガヤの植栽が進み、イソスミレはおろかハマゴウさえほとんど残っていない。つまり、海岸植生はほぼ人工化されてしまっており、それが他県よりもずっと早いカワラハンミョウの絶滅につながったのだろう。この日見られたバッタ類もクルマバッタモドキのみだった。どこでも視界に風力発電施設が並ぶようになった。8月29日、遊佐町