宇都宮「オギノラーメン」のチャンポンと餃子 | Roowの食う&料理&歩くの日記

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呑んだくれですが、ラーメン大好きです。
肝臓ボロボロなので、低山の縦走くらいしかできません。
カメラは動画・静止画とも大好きです。料理は基本的にトージロープロの中華包丁です。
PCは基本的に自作派です。誰かシビレるPC組ませてください。

Roowの食う&料理&歩くの日記-オギノラーメン


宇都宮の老舗ラーメン店、「オギノラーメン」です。


過去、ご主人の都合で、宇都宮東武西の「世界楼」が無くなり、

同じく、オリオン通りの「輝楽」が店をたたむ中、

数少ない、古き良き宇都宮(のラーメン)を守る店になってしまいました。


Roowの食う&料理&歩くの日記-ショーウインドウ


この店には、異業界的な甘味メニューがかなりあります。

ソフトクリームなど、異業界のメニューを出す店は過去多くありましたので、

昭和初期の「パーラー」的な感覚なのかもしれません。


さて、ここの名物は、宇都宮で独自の発展を遂げた「チャンポン」でしょう。


近くにある老舗「孔華園」さんも、似たような「チャンポン」を出していますので、

昔はもっと、こういう「チャンポン」を出している店があったのかもしれません。


名づけるなら「宇都宮チャンポン」。


Roowの食う&料理&歩くの日記-食券


入ると、まずは注文して、代金を払い、プラスチックの食券を貰います。


もう、現在では採用している店を探すのが難しい程の、懐かしいシステムです。

桃色丸が「チャンポン」、白色角が「餃子」です。(^^;;


Roowの食う&料理&歩くの日記-ちゃんぽん


来ました!!

カレー皿のような、横長、浅めの皿に盛り付けられていきます。


ただ不思議なのは、この器を使うのは「普通の」チャンポンだけなんですよね。

イカとか、五目とかのチャンポンは、どんぶりです。


Roowの食う&料理&歩くの日記-ちゃんぽんの具


具です。メインの肉は、濃い味で煮込まれたバラ肉。

見た目は牛肉なのですが、豚肉でした。


汁はモヤシやニンジンなど野菜が、あんかけになって掛けられます。

具の特徴は昆布です。


あたかも、メンマよろしく、刻まれた昆布が独特です。


この昆布が味のアクセントになってまして、

オギノならではの味の象徴になってます。


Roowの食う&料理&歩くの日記-ちゃんぽんの麺


麺は、細めのストレート麺。ちょっと「中太」と言うには無理があります。

かん水控えめ、加水率やや高めの、良い麺です。


Roowの食う&料理&歩くの日記-ギョーザ


さて、この店のラーメン以外の名物は?


「甘味」の名物がありますが、

わたしとしては、甘くない方・・・餃子です。


チャンポン+餃子で900円。

リーズナブルな店ですが、セットが無い分、高く感じるかもしれません。


キャベツを中心に、ニラなど、野菜の美味しさがメインな餃子です。


この店の、チャンポン独特のあんかけ麺&昆布風味。


「消してはいけない宇都宮の灯」がここにあるのではないでしょうか。