HAO BASS LINER 試奏インプレッション | バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

今回はHAO Bass 5-BandEQ/Priamp HAO BASS LINER 試奏インプレッション映像を公開します。
http://www.haopedals.com/

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この映像を見ていただくにあたって、まず以下を確認してください。
◎iPhone4sのビデオで撮影し、テロップを入れるためにimovieで編集していますが、サウンドの編集やその他は加工は一切行なっていません。
◎PCのしょぼいスピーカーやチープなヘッドフォンだと音割れする可能性があります。
◎まともなスピーカーでも歪っぽく聞こえる部分がありますが、iPhoneのマイク性能によるものです。
◎僕のベースはもともと凄くセンシティブなセッティングで、ナチュラルオーバードライブが掛かりやすくピックアップも調整しています。少し歪っぽいブリブリした音が僕のデフォルトサウンドです。
◎映像で聞こえる音は実際の音では全くありませんので、楽器店などで実際に試奏して自身の耳で最終判断してください。



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 今回のセッティングのイメージです。
現在使っているシステムに簡易的に組み込んで使ったので、本当にBASS LINERを組み込む場合どのようになるかのイメージは以下をご覧ください。

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この仕組ではBASS LINERで作ったメインのベース音はストレートにベースアンプへ出力します。
このメインのベース音が良い音でないと話しにならないので、BASS LINERで自分の求める音を事前に作っておくことは言うまでもありません。

ダイレクトアウトのほうはまずON・OFFスイッチ、またはボリューム・ペダルで音を切れるようにしておきます。理想としてはボリューム・ペダルがいいですね。

そこからショートディレイを掛けて原音は出さずディレイ音のみを出力して本当に微妙に音をずらします。

そのディレイ音にピッチシフターを掛けて原音は出さずに1オクターブ上の音だけを出力します。
曲によっては5度や3度の音程を出してもハモって面白い。

オートワウは「ワウワウ」と言わせるというよりもシンセサイザーのようなフィルターを掛けるイメージで使います。

その音にディストーションを掛けます(掛けなくてもいいけど)。
ディストーションはあえてギター用のものがいいかもしれません。

これによってベースの音というよりもギターの歪のような音になり、少しディレイでずらしているので、別の人が弾いているような少しファジーな感じになるはずです。

そのディストーション音に最後の味付けとしてモジュレーション(またはディレイ)を掛けます。

ここで作った音は殆どギターなので、ライブハウスや練習スタジオでギターアンプを使っても大丈夫。

この仕組を使うと、普通はベースの音で弾いていて、ギターソロのバッキングで薄くなるのを補助する為に、ギターのような音を同時に出して、厚みをつける。

ユニゾンフレーズでもう一人ギタリストが追加したようにシミュレーションする。

こんな使い方ができますよ。

ベースプレイヤーとして、アンプ直で良い音で弾けることは当然大切だと思っていますが、かといってベーシストが皆同じような音で弾かなければならない理由はありません。

キーボーディストが様々な音をクリエイトしているように、ベーシストだって個性的な音で演奏しても良いのです。

今回のシステムなら、元のしっかりとした良いベース音が土台にあるので、ちょっとした冒険したって大丈夫。
必要ない時にはエフェクト音のほうはOFFにして、BASS LINERで作ったベース音でプレイすればよいのですから。

今回紹介したのはあくまでも一例であり、ぜひ皆さんもドンドン実験をして自分の音を探してみてください!

今回はこのへんで(╹◡╹)

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