【松田有真プロフィール】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
神奈川県出身。
開運ビューティーアドバイザー
ジュエリーデザイナー、エッセイスト。
物心ついた時から
極度の人見知りで内向的な性格。
そんな性格の為、せっかくお友達が
楽しく誘って来てくれても戸惑って
冷たく接することしか出来ず
上手くお友達と付き合うことも困難で
お友達と遊ぶのも、学校へも行く事も
辛いと感じる毎日でした。
断然、私は一人で遊んでいる方が好き！
一人でいる方が、よっぽど安心して
自分だけの世界に浸っていられるという
一寸、変わった子供でした。
2013年の夏、私はこれまで住んでいた
南の島を飛び出し各地を巡る
旅に出ることになりました。
このブログはその旅の途中で
ふと思い立って綴り始めたものです。
「スピカ」という名前は、音の響きが気に入って
自分で、付けたのもです。
何気ない日常の日記や体験を綴り始めました。
それまでは主に天然石を使ったブレスレットや
アクセサリー、ジュエリー作品を作り
皆さまにお届けするお仕事や随筆活動などを
行っていました。
私の子供時代のさらに
「ちょっと変わった特性」を挙げるとすれば・・・
私は、物心ついた頃からなぜか
「人が当たり前に出来る事」が全然出来ない
という特性がありました。
それは、具体的にどんなことだったか
と言えば
例えば、周りで誰かが話しをしていると
途中から話の内容が理解出来なくなってきて
相手の話している内容が
さっぱり分からなくなってしまうのです。
言語を脳内で処理しようと思っても
頭がすぐに混乱してきてその意味や
伝えたいことが分からなくなってしまうのです。
これは非常に困ったものです。
周りとコミュニケーションを取ろうとしても
頓珍漢な答えしか返すことが出来ず
「ヘンな人！」と思われてしまいます。
その他にも、こんなこともありました。
例えば、お友達のみんなが集まって
「昨日こんなことがあってね・・・！」と
楽しい体験を共有する場面がありますが
ところが、私にはどういう訳かそれが
全然、出来ませんでした。
「自分が体験したこと」をお話しする為には
過去の記憶を辿り、物事を順序立て
言葉を適切に組み立てお話をする必要があります。
それが私には、普通に行う事が
全然出来なかったのです。
語彙も極端に少なく、数ある言葉を
思い出そうとしても
適切に言葉を組み合わせ、文章にし
人にどう伝えお話をしたら良いのか
これらの事がとても困難であり
苦痛でしかありませんでした。
さらに、昨日の出来事を振り返ってみようと
試みても、中々記憶の糸を辿る事が出来ず
頭と記憶、そして言葉の回路が繋がらない・・・
そんな状態でした。
当然、自分の体験をお友達同士で
楽しくお話をする、という事は出来ず
私はニコニコしながらただ、笑って
うなずいている事しかできませんでした。
こんなにも普通の事が、私にとっては
どう頑張ろうと努力しても難しく出来ない
状態と言うのはそれは、とても
もどかしく、苦しいものでした・・・。
周りの人達は、楽しそうにペラペラと
お友達同士、楽しくお話をしているのに
私は、その場でただ話を聞いて
「そうだね、そうだね」とニコニコ
笑っている事くらいしかできなかったからです。
ですから、幼少期の私は
いつも置いてきぼりの感情を心に抱き
自分の居場所はどこにもなく、また
その事について、誰も理解を示してくれる人もおらず
常に孤独に包まれているようにしか
感じられず、かといって誰にもこの事を
お話しできる事もなく、一人
どうにもならない思いと対峙し続け
とてもつらい日々でした・・・。
そして、いつも周りの顔色を伺い怯え
ビクビクしていたとても
臆病な子供でもありました。
ですから、当然、他人と心を開き打ち解け合って
その場を楽しむという事など
全く出来なかったのです。
私の心は年を重ねるごとにどんどんいじけ
擦れて行き、この世界でどこにも自分の
居場所はない・・・！
一人、どんどん心を閉ざして
行くことになりました。
その他にも、子供時代には
こんな変わった特徴があったことを思い出します。
例えば、他の人が２つ３つの事を同時進行で
スイスイといとも簡単に行う事ができているのに
私はたった一つの事を行うのに
ものすごくエネルギーが要り、何をやるにも
要領が悪く、全てにおいて行動が遅く
とても「のろま」でした。
あらゆる事をスムーズに行う事が困難で
いちいち不安になり、戸惑ってしまうのです。
ですので、人からは、トロイ、のろま、不器用
頭が悪い！と言われ、馬鹿にされたり
見下され、笑われてしまう日々・・・。
（なぜなんだ、なぜなんだ・・・）
（どうして、私はこんなにも人が当たり前に
いとも簡単に出来ることが私には出来ないんだ・・・！）
悲しみと、怒りと、悔しさと様々な感情が
入り混じり、苦悩と葛藤が続く毎日です。
私は思いました。
“これは、何か絶対に自分の脳には
欠陥や障害があるに違いない・・・！”
そのもどかしさと、葛藤が幼い頃から
永遠と日々、繰り返された結果
私の心の中には、怒り、恨み、悔しい気持ち
悲しさ、孤独感が年を追うごとに増大していき
挙句の果てには、自分を生んでくれた親や
周囲を恨み続ける日々へと変わって行きました・・・。
憎い、憎い、恨めしい・・・！
誰も理解してくれないこの心境・・・！
とめどなく増大していく、負の感情・・・
ところが、この世界と言うのは
自身が発信したもの（想い、言葉、行動、エネルギー）が
「現象」として顕れる・・・という世界です。
当然のことながら、私の人生には
次々とありとあらゆる課題ばかりが訪れ
「苦しみ」や「辛さ」「屈辱感」「孤独」
といった感情体験をとことん味わう人生が
構築されて行きました・・・。
それも全て、自業自得、因果応報
自分で発信し、現実を作ったというだけのことであり
当然のことです。
こうしたこの世界で「現実が創られる仕組み」など
当然、幼き私には知る余地もなく
幼い精神の私は、常に周囲を恨み続け、怒り
葛藤し続け過ごしていました。
当然の事ながら、心を開いてお付き合いできる
お友達もいなく、孤独で寂しい人生となりました・・・。
そんな私に近づいてくるのは一見
何も問題を抱えておらず普通に見える私に
安易な気持ちで近づいてくる男性たち
ばかり・・・。
それも全て因果応報、なのですね。
自分に何かの因子（情報・記憶）があるから
それらの現象を引き寄せているだけなのです。
私は、こうした体験の連続から
どんどん、年を重ねるごとに
本来純粋に戻っていくはずの心が
どんどん擦れて歪んで行きました・・・。
成人を過ぎても、私の中にある「孤独感」や「寂しさ」
「恨み」「怒り」の感情が渦巻き続ける日々。
「この苦しみだらけの世界で生きるとは・・・？」
「自分がこの世に生まれてきた目的とは・・・？」
「どうしたら人並みの事が行えるようになり
この世界で生きていくことが出るだろうか・・・」
段々とそんな疑問が持ち上がるようになりました。
そして、２０代のある時、ふと思い立って
図書館に通い始め、大量の本を読み始めました。
上述したような特性でありますから
アルバイトを継続することも出来ず
当時は、お金もなく誰か第三者に
相談する相手もお友達も居なかった為
図書館に通って勉強をするくらいしか
その頃の私にはできませんでした。
ところがです。
それから、どんどん読書に夢中になって行きました。
通うのがつらかった学校では
あれだけ、勉強も先生の言葉も頭に入らず
勉強も身に入らず
本当につまらないだけと感じていたのに・・・！
それからどれくらいの数の
本を読んだでしょうか・・・
人の気持ちを知るための、心理学から始まって
成功哲学、開運法、人生訓、風水、脳や人体のメカニズム
物理学、量子力学、宇宙のお話・・・
図書館に通っては、ノートに自分なりに
分かり易くまとめ、そしてまた借りた本を返し
再び、借りては読み
そうしたことを来る日も来る日も繰り返しました。
「せめて少しでも、人並みの能力が持て
この世界で生きることが出来るようになれば・・・！」
とにかく、どこにも居場所も生きる道もない私は
必死の思いで、一人で勉強をし続けました。
その時、私の心の中にあったものは
このような感情です。
（悔しい、悔しい、いつか見ていて・・・！）
（私を馬鹿にし続けた人たち・・・！許せない！）
そうして、図書館通いで
本を大量に読み漁っているうちに
「精神世界」と言われる分野にも
興味を持ち始めました。
どうしたら運って良くなるんだろう・・・？
脳の仕組みや働きとは・・・？
というテーマのその先に
“目に見えない世界”がありますので
これも必然の流れであったと思います。
これらの本を読み進める内に、どんどん
自分の中で、気づきが沸き起こり
ワクワクした思いが沸いてきて
その道の探究が楽しくて
仕方がなくなってきたたのです。
その人生の道の探究の過程で出会った
開運法や生きるコツを次々と試し
私は様々な事にチャレンジし続けました。
風水、開運旅行、プラス発想、言霊
徳を積む事、先祖供養、感謝行・・・
心を閉ざし、擦れて複雑によじれてしまった
自身の考え方を変え、物事の捉え方を変え
発する言葉を変え、行動を変え
良き種を自分と周囲に蒔き・・・
そんな事を何年間か続けていたら、それからです。
そうこうしているうちに、少しずつ意識の使い方と
創り出される現実の方向性が変わり
この私が「この世界で生きて行ける道」が
ようやく、少しずつ、整い始めてきたと感じられる
日々が訪れはじめたのです。
やっと見え初めてきた光明です・・・！
自分のペースで自宅で行える仕事にも
巡り合うことが出来ました。
それまでの期間、図書館通いの勉強を続けながら
コツコツ地道に、ネット上でご縁を頂いた
「困っている」と言う方や「悩んでいる方」の
お悩み相談を、それこそ何百件も無償で引き受け
プラスのパワー（貯徳）を天に積み重ねていたら・・・
天から思いがけない
「こんな私でも出来るお仕事」
という「ご縁」がやってきたのです。
それが天然石のお仕事でした。
やった・・・！
ようやくこれで私も自分のペースを保ちながら
世の中の人のお役に立ち
自立することが出来る・・・！
少しずつ希望の光が表れ始め
本当にうれしかった事を覚えています。
ところがです・・・！
その希望も喜びも束の間・・・
ある日、今度は突然
重いウツ病になってしまいました。
得たいの知れない苦しみや恐怖感
焦燥感、止まぬ衝動・・・
まるで“生きながらにして地獄”のような
絶望的な世界をとことん味わうことになりました。
人生と言うのはどうしてこんなにも無常であり
苦しみが絶え間なく続くものなのであろうか・・・。
どうすることもできない苦しい毎日・・・。
１日の中で落ち着いていられるのは
ほんの数十分程。
毎日、毎日、苦しみを味わいつづけながら
天井を見つめ、寝込むばかり・・・。
更には、追い打ちをかけるように原因不明の
全身の痺れと胸の苦しさで何もできない毎日・・・。
しかしこの状態も
当然と言えば当然かもしれません。
あれだけの強大な悪想念を周囲に発しながら
これまでの人生を生き続けてきたのですから・・・。
“自身が発した波動が
何倍にもなり還ってくる”
これも宇宙の法則であること。
それも、精神世界を学び、大事なことに
気が付いたころにはもう既に時遅し・・・
と言う状態でした。
過去を振り返ってみても多くの人とは
まったく異なる異質な人生・・・。
いったい私は何のために生まれてきたのか・・・
ここで人生が終わるのか・・・
この世界で生きることに何の希望の光りも
見いだせない絶望の日々・・・。
しかし、このような苦しみが永遠と続けば
人間誰しも謙虚になり過去の悪行
その全てを心から反省し、懺悔するようになるものです。
私はベッドの上で苦しみを味わい続けながら
何度も何度もごめんなさい・・・許してください・・・
心から反省をしました。
そして、そのような時には、目に見えないものを
心から信じようとする気持ちの働きも出てくるようです。
“少しでもこの辛い状態が良くなれば・・・”
僅かばかりの救いを求めより良く生きる為の
探究の道の中で、様々な場所へも
訪れることになりました。
水、滝、池、山、海、巨石や岩スポット、お寺・・・
藁をもすがる思いで様々な場所を巡りました。
身体の苦しみを抱えながら
その後も、良いと思われた場所を訪れては
手を合わせ、真摯に祈り続けました。
苦しみの中でお寺ともご縁を頂いていました。
そんな私でしたが、ある時
改めて自分を変えることになった
神社とのご縁が出来ました。
２００８年。
神奈川県にある「箱根神社」です。
箱根神社の御祭神は「箱根大神」
「箱根大神様」とは・・・
・瓊瓊杵尊（ニニギノミコト）
・木花咲耶姫命（コノハナサクヤヒメノミコト）
・彦火火出見尊（ヒコホホデミノミコト）
の御三神の総称です。
それから各神社とのご縁が始まり
気になる神社を次々に幾つも巡ることになりました。
主に、仏教で言われる
「七福神様」のいるところが多かったと思います。
中でも特に「弁天様」が祭られている
場所が多かった事を覚えています。
それから２年の時が過ぎた、２０１０年。
ある日「瀬織津姫」という今まで
一度も耳にしたことがない神様の名前を
知る機会がやってきました。
「いったいなんだろう・・・？」
その神様の名前に意識を向け続けていたら
その頃から、急速にある種の傾向の
情報が集まり始めたのです。
そこから、様々な不思議体験や
新たなお導きの旅が
始まって行くことになっていくのでした・・・。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【お知らせ】 2014年12月発売
音楽家「山水治夫さん」
４ｔｈアルバム内「森の精」ＣＤデビュー！
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
日々の日記はこちらで綴っています❤