クリスマスChristmasって知ってる?
ツリーを飾ってケーキを食べて
サンタクロースからプレゼントもらう日?そうじゃないよ。
12月25日のクリスマスは、イエズス・キリストが今から2018年前に、ベトレヘムというところで馬や牛がいる小屋で生まれたんだ。
だから、この日はイエズスのお誕生日「キリストの降誕祭」って言って、キリスト教の大切なお祝いをする日なんだ。
キリストはギリシャ語(XmasはXは「Xristos」の頭文字+mas礼拝)で油を注がれた者の意味。
イエズスはヘブライ語(Xristosクリストス)は救世主、救い主。
日本語で言うクリスマスChristmasは、語源はラテン語Christus missa「クリストゥス・ミサ」で、英語のChrist(キリスト)のとmass(ミサ)がくっ付いたんだ。
キリスト教の国では、クリスマス(降誕祭)の4つ前(イエズス・キリストの降誕を待ち望む期間)の日曜日から、クリスマスを準備する期間に入るの。
カトリックでは、この期間を「アドベント、待降節」と呼んだよ。
12月25日「降誕祭」から、
12月28日「幼子殉教者」、
1月1日「御割礼」「神の母聖マリア」、
1月3日「イエズス・キリスト聖名の祝日」、
1月6日「御公現」 東方の三博士が星を見てこの世に救い主が現れたとたずねてきた日、
2月2日『聖母のお清めの祝日』生後40日が経過したイエズス・キリストを、聖母が神ちゃまに捧げた日までクリスマスの期間を祝う習慣があるよ。
サンタ・クロースとクリスマスは関係があるの?
実はサンタクロースは想像上の人物。
サンタクロースの名前は聖ニコラウスのドイツ語訳。
サンタクロースは聖ニコラウスがモデル、もともとはトルコ南西部の司教で4世紀の人物。
貧しい人や子供達を助けたことで多くの人に慕われた聖人、聖ニコラオス(Saint Nicholas)。
17世紀になってオランダ人がニューアムステルダム(今のニューヨーク)を建設した際、その伝統も一緒にアメリカに持ってきちゃったの。
オランダ語で「Sinterklaas」と呼ばれていたのが、英語的な発音になおされて、「Santa Claus」、サンタ・クロースになったんだって。
で、サンタクロースはクリスマスのお祝いと結び付けられちゃったんだ。
今ではサンタ・クロースがクリスマスの主役になってしまった。
この大切なクリスマスをわからなくするためにその国の習慣や企業などがサンタクロースを前面に出すように仕組んだんだよ。
じゃあ 何故 クリスマスをお祝いするの?
イエズスである神ちゃまがアダムとエワの犯した罪を持った人間を救うため(地獄に行かせないように)この世に人間と同じ姿を取ってこの地上に来られたんだ。
続きはまたね。