天気予報で午後から雨なんて行ってたのに、降る気配なし
バイクに乗れなかった・・・・じゃあ車に乗ってみよう
って事で、４Ｃの試乗に行きました
店長に、「４Ｃ一人で試乗してきて良い？」って聞くと、「そっちの方がいいんでしょ」と
笑いながらの承諾を得たので、早速乗り込んで出発！
排気音はアイドリングでさえ「グワボボボボ」と、かなりの轟音なので、
そろそろとディーラーを出る
アルファにはＤＮＡモードってのがある。
Ｄはダイナミック，Ｎはナチュラル、Ａはオールウェザー。つまりパワーモードの切り替えです
始めはＮモードのギヤはマニュアルで発進。
１速で４０００まで引っ張ってに入れた途端、後ろから蹴飛ばされるような感じで
ヘッドレストに頭が当たった。ものすげー加速だ！
ＹＯＵＴＵＢＥで見たり、雑誌で見たりして予備知識はあったものの
たかが１７５０のターボエンジン（２４０馬力）をミッドシップに積んだとは思えないじぇ
ＣＰＵ他あれやこれやといじっていたＳ２０００より圧倒的に速い
デュアルクラッチのセミオートマミッションは電光石火の如き速さでギヤが切り替えられる
ちなみに、電光石火って、セミオートマの車に乗るのはこれが３台目
我家の５００はどうしようもないシングルクラッチで、
友人のポルシェ９９７ターボよりチェンジは速いんじゃないかな？？？？
と、思える速さです
又、シフトダウン時に、自動的にブリッピングをして回転を合わせてくれるのにかんど～
上は６５００くらいまでしか回らないけど、とにかくその速さは尋常ならざる物で
「おっほっほ～～～～っ！！」って声がでそうなくらいでした
その理由は、２４０馬力のパワーに対して乾燥重量が９５０キロである事に起因している
と、思うのでＲ！それと、シフトアップの速さね
とある信号から信号までであっという間に１８キロ出た
タービンの回る音も、雰囲気を演出しているのか、好感がもてましたな
不思議ヘッドライト君
ステアリングはノンパワーだけど、低速でも動いている限り全然重さは感じませんね
１５対１くらいのギヤ比だったと思う
マニュアルの設定はありません。アクセルペダルは昔のポルシェみたいなオルガンタイプ
軽量であるがゆえに強烈に効くブレーキは、サーボのお助けが少ないのか、やや重め
ちなみに、写真でも分かるけど、乗車位置付近のモノコックは全てカーボン製です
でね、ハンドルの遊びは無いし、車体はきしみ音は出るけど、がっちりしていて
サスペンションはノーマルでも硬いのに、スポーツサスペンションが付いているから
レーンチェンジなんてスパッ！と移動して、ゆり戻しやお釣りが全く来ない
レーシングカートみたいで楽しいけど、ある意味、非常にやばい車ですね。
ドライバーのミスを絶対許さない車と言うか、
ミスしたらどっかに飛んで行っちゃうんじゃないか？とマジで思いました
片手でステアリング握って、音楽でも聴きながらのんびりと流す車では絶対無い
常に真剣勝負をしなきゃいかんような感じで、かっこつけて乗れる車じゃないべ
乗ったこと無いけど、フェラーリみたいな高音じゃなくて、低音のサウンドは
ひたすらアクセルを踏む事を要求しているようにも思え、シフトアップのたびに
シートバックにドンと押し付けられる加速は１７５０とは絶対思えない
加減速を延々と繰り返していたから、正直クビが疲れた
コーナーを攻めるような場所はなかったけど、前が回ったと同時に後ろも回る・・・・
ちょっと説明できないけど、ワインディングではケーターハムの次くらいに速いんじゃないか？
助手席には一面アルミのフットレストを装着
助手席に乗ったら絶対怖い事間違いなし！！！
後方視界は絶望的です（笑）はっきり言って何も見えん！！！
試乗を終えて店に戻ってハタと考えた。どこでこれに乗ればいいんだろうって
Ｓ２０００もほぼワインディングオンリーで、乗る機会も少なかったので売って
こいつも、万が一購入しても乗る場所が限定されちゃうよなあって感じましたですよ
正直、これはスポーツカーじゃなくてベイビースーパーカー！！
最低地上高も１０センチあるかないか位だし、幅がメチャ厚いドアシルのせいで
乗り降りはかなり不便。そして室内はＳ２０００より一回り狭い。
つうか、Ｓ２０００とは全く次元が違う車だから比較するのが間違いかも
「楽しかったでしょう？」と店長がニコニコ顔で言ってきた
「後１５０万くらい安かったら買いますけどね」と、絶対不可能な値引き額を言って断る
「じゃあ、新車を６０回払いの残価設定で行きましょう！金利０％ですよ」
この個体と、オプション付けた新車の差額は１００万も無いのだ・・・・
「モノは国内にあるから、今月登録で」と、笑顔で語りかける店長
フェラーリとか、ランボルギーニとかそういう手の決して届かない車には及ばないけど
スポーツカーとメーカーが謳う車とは全く次元が違うこの車
バイクも車も、乗ってナンボと思ってる俺は、どうしようかと考える振りをしながら
「じゃあ、検討しま～す」と言って、逃げるようにディーラーを後にしたのであった