初っ端から躓くスリランカ ~Colombo in Sri Lanka~ | 男38歳旅に出る ~世界一周無計画の旅~

男38歳旅に出る ~世界一周無計画の旅~

若い頃、海外に全く興味が無く、初海外が35歳。
バックパッカーという言葉を知ったのもその頃。
遅いデビューですが15年務めた会社を辞め世界へ旅立ちます。
2011年11月1日に新鍳真フェリーで上海へ向けて出発。
現在、既に41歳を過ぎ中央アジアへ!

アーユボーワン

どーも!!
isoです。



長いこと滞在していたインドを漸く離れ、インドの南東

にある、九州と四国を合わせた位の国土を持つ島国

スリランカへとやって来ました。



ここは出会った旅人からの情報によると、物価はちょっと

高めだけど人が良いとの事で前評判は上々。

インドの喧騒から逃れ、少し落ち着けるかなとちょっとだけ

期待をしつつ予定より少し遅れて15時半頃、コロンボにある

国際空港へと到着。

イミグレも難無く通過し、一番乗りでバゲージクレームへ。



ん~っ!!

相変わらず、自分のバックパックが出て来るのが遅い。

まぁ、これは毎回の事なので仕方ない。

んで、漸くバックパックが出てきた。

・・・と思ったら



いつもバックパックに縛り付けているトッレッキング

シューズが片方無い。

しかも、バックパックカバーが破かれている。

カバーは仕方ないにしても、近くにいたスタッフに靴が

無い事を告げると

『ここでちょっと待っていなさい』

と言ってバゲージクレームの出口の向こう側にいるスタッフに

探しに行かせた。

一番乗りで入ったものの次々と他の客が荷物を取りに来て

結局、最後の一人となってしまった。



余りにも遅いので、出口の向こう側のスタッフに見つかったか

確認すると

『無かったよ!』

の一言。



はぁ~~~(怒)!!!

無かったら無いで報告しに来いよ!!

っつーか、お前そもそも探しに行ってねーだろっ!!

余りにも腹が立ったが、もう多分どーやっても出て来ないだろうと

泣く泣く諦めざるを得なかった。

エベレストトレックでも苦楽を共にしたお気に入りだったのに・・・



少し凹んで空港の出口へと向かう。

すると出口手前でスタッフに呼び止められる。

『バッグの中身を見せなさい。』

暇なやっちゃなぁ~!!

きっと、他の客と一緒であれば止められる事などなかったと思う。

でも、出口付近に客が一人もいなかったから特に目立ったのだろう。

バックパックから全ての荷物を出し、全てのポケットまでチェック

され、更にはサブバッグまでもご丁寧に調べられた。



結局、スタッフの暇潰しに付き合わされ、明るい内に宿を探せると

思っていたけど、大分遅くなってしまった。



それから、インドで少し多めに残ってしまったインドルピーを両替

しようと思ったら、インドルピーは両替出来ませんと言われる。

そのうちインドへ行く旅人に出会ったら交換して貰おうと思ってた

けど、後々、街中に行ったらレートは悪いけどスリランカルピーに

交換出来てなんとか解決。



漸く空港を出たと思ったら外は土砂降りの雨。

更に心が沈む。



南西部と北東部では乾季と雨季の時期が違うらしく、コロンボのある

南西部では4~6月、10~11月、北東部では10~3月が雨季らしい。

どちらにせよ雨季には変わりないようだ。



空港からバスターミナルまで無料バスで10分程行き、コロンボ市内へ

向かうローカルバスに乗り換えて南へ約1時間。

更にオートリキシャに乗り換えて目的の宿へ19時頃に漸く到着。

18時には外は真っ暗だ。



初めてYMCAの宿を利用したんだけど、ここセントラルYMCAは

昨年のガイドブックによるとシングルRs500-とスリランカにしては

かなりお値打ちなんだけど、現在、シングルでRs1000-。

しかも、ダブルベッドルームしか空いてなくてRs1500-。

『Rs1(ルピー)=約0.65円』

ひぇ~~!!

一年の内にどんだけ値上がりしてんだよ!!

しかも、現在、改装中で工事業者が出入りしている。。。

値上げするんだったら改装後にしやがれっ!!



翌日、シングルルームが空くらしく変えて貰う事にしたけど、

レセプションの担当者が会議とやらで全然現れない。

他の客もスタッフ待ちで沢山の人がロビーにたむろしている。



漸く現れて、シングルルームの鍵を受け取り部屋へ行くも、今度は

どうやっても鍵が合わずにドアが開かない。

諦めて受付に行くと、また会議中とやらで担当者がいなくなっている。

取り敢えず、下っ端の連中に話をし鍵を預けると、部屋の近くにある

テーブル席で待つ事に。

下っ端が2~3度行き来してチャレンジしていたけど開かず

とうとう現れなくなってしまった。



仕方なくレセプションに向かうと会議の終わった担当者がいたけど

今度は鍵を誰に渡したか尋ねられ、下っ端を探す羽目に。。。

結局、見つからずレセプションに戻ると、そこに鍵があった。

はぁ~!

ホント疲れるわぁ~!!

別の部屋に漸く入る事が出来たものの、部屋替えに掛かった時間

およそ3時間半。

もぉ~どんだけ手間掛けさせるんだよ!!



更には・・・

街を歩いてると若いあんちゃんに声掛けられ寺社などを案内して

貰うも、途中からオートリキシャに乗って案内すると言われ

振り払う。



翌日も歩いていると、おっちゃんに

『今日は一年に一回の象のセレモニーがあって、今僕も向かう

 とこなんだ。お前はラッキーだな!』

などと言われ一緒に歩いてると

『2時から始まるんだけど今何時だ?』

と聞かれ、既に2時半近くになっている事を告げると

オートリキシャに乗るぞと・・・

まぁ、この時点で十分に怪しいと思ったけど、暇潰しにちょっと

付き合ってみることにした。



無料って言ってたくせに到着した寺社では、Rs125-と言われ

『お前!無料って言ったじゃねーかよ!!』

って言ったら他の寺社でも共通で使えるとか何とか言い訳しやがる。

まぁ、80円位だから取り敢えず見学しようと思いチケットを買うも

到着した時点で気付いていたが、客が殆どいない。

『何がセレモニーだよ!』

とバカバカしくなる。



次にどこに向かうかと思って様子を見ていたら宝石店だった。

断ると次に向かうも宝石店。



『帰るぞっ!!』

と言って宿近くの公園に向かわせる。

到着後、おっちゃんが

『リキシャ代を払え!』

と言う直前に、

『リキシャ代はお前が払え!!』

と言い放ち、そして、すかさずリキシャの運ちゃんにも

『お金は彼が支払うから!!』

と言ってサッサとその場を立ち去った。

暫くの間、後ろでゴチャゴチャ言っていたけど

観念したのか、そのままリキシャに乗ってどっか行ってしまった。



後からPCに入ってるガイドブックを見てみたら、全く同じ手口が

紹介されていた。

ここコロンボで多い手口らしく、Rs2000-も要求された人が

いるらしい。



まぁ、この手の連中は幾らでも回避出来るから、自分に自信のある

人はどんな手口か一度試してみるのも悪くない。

どこか知らない場所でリキシャから降ろされても、安いローカルバスで

幾らでも帰る事が出来るし、人気のいない場所に連れていかれそうなら

その前に、どこか信号等で止まった隙にリキシャから降りてしまえば良い。



まぁ、それにしても漸くインドを離れたのにロクな事がない。

お気に入りの迷彩柄のウエストバッグもとうとうチャックが

壊れてしまったし。。。

使い勝手良かったし、大きさも丁度良かったのになぁ~!

新しいの買わないと・・・



そして、ホント最近、人疲れするわ!!

中にはイイ奴もいるんだろうけど、声掛けてくる連中が

全てウザく感じてしまう。



今迄、誰に対しても笑顔で優しく接してきた仏のisoさんですが、

最近、少々お疲れ気味です。



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