【新企画!】お前のブログを書いてやる!!! | 天然石ジュエリーのCanecryのブログ

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ハンドメイド天然石ジュエリーの作家、ロミのブログです

さぁ、始まりました新企画、その名もそのまんま、『オマエのブログを書いてやる!』です。

オマエのブログを書いてやる!

えっとまぁ、どーゆう事かというと、以前の、お前の工具を見せてみろ!とか、豪華景品が当たる! ハンドメイド大賞(笑) 開催!みたいな読者参加型の企画ではあるが、今回はわたしが希望者のブログを書くというものだ。その記事をメール等で送るので、参加者はそれを自分のブログに掲載するのである。

わたしは想像力を働かせて希望者の生活を妄想し、いつも通り好き勝手ある事ない事書くので、わたしに執筆を依頼する希望者はかなりの勇者であることは間違いない。


ルール

ルールは以下の3つ。

(1) 改変不可。わたしの書いたまま掲載
内容を弄ってはならない。あくまでそのまま掲載だ。

(2) ネタバレは24時間禁止
24時間以内ののネタバレは禁止である。あくまで本人が書いている風を装う。頭がおかしくなっちゃったんじゃないかという読者の誤解を受け入れよう。コメント欄も大真面目に回答しなければならない。

(3) 依頼したのに掲載しないのはNG
依頼したが最後、なにがなんでも掲載してもらう。

ちょっとわかりづらいかもしれないので、以下に例を掲載しよう。わたしはこんな風にオマエらのブログを書いてやる!これを自分のブログに掲載するのだ。


(例) 五助屋レザーはんに書いた場合

ビリーと俺の物語(ストーリー)

ワイフのシャロンが作ったタイヤみたいな大きさのミートパイを朝から3枚たいらげた俺は、愛車の”レッド・ブル・ハイクオリティ”に乗り込む。”レッド・ブル・ハイクオリティ”は俺が15の夏に両親からプレゼントされた自転車だ。得意のテクニックで改造に改造を重ねてスポークなんか3本しかない。サドル?そんなものは女子供が座るものだ。サドルなんかない。いつだって俺は立ち漕ぎだ。たまにスポークがぶっ壊れて盛大に転倒するがいつだって男の傷は勲章だ。

顔についたこの傷はスーパーの駐車場で急ブレーキをかけた時スポークが外れて転倒したときについたものだ。ワイフから頼まれた牛乳を盛大にぶちまけて血まみれ牛乳まみれのまま帰宅したがワイフのシャロンは顔色一つ変えずにタオルを渡してくれた。愛してるぜ、シャロン。
自転車
”レッド・ブル・ハイクオリティ”

今日は辛い仕事をしなけりゃならない。長年の友人である"猛牛ビリー"に引導を渡さなければいけないんだ。上着の内ポケットには48口径のピストルを忍ばせてある。

もちろん俺だって好き好んでこんなことをしたいわけじゃない。俺がガキだった頃からダチだった牛のビリー。中学で出会った最初の印象は最悪だった。威嚇するように角を俺の方に向けて睨み付けてきたんだ。何度も喧嘩するうちに友達になった。聞いてくれよ、奴は俺が赤いTシャツを着てるだけで、突撃してくるんだぜ?笑っちゃうだろ?

しかし、俺は客の財布を作るために奴のレザーが必要なんだ。愛するシャロンを守るため、そして客の笑顔を見るために。

(中略)

俺の手にはビリーからもらったレザーがある。さらば長年の友よ。さらば思い出よ。楽しかったぜ。俺は血を拭って”レッド・ブル・ハイクオリティ”にまたがる。頬を伝うは一筋の涙。真っ赤な夕日が世界を茜色に染める。今日の夕飯はビフテキだ(ビリーの)。

俺の母乳はジャック・ダニエル。

そう、俺が五助屋レザー


長野の冬

長野の冬は寒く、そして雪深い。

わしの住んでる村は冬になると完全に雪に閉ざされ外界との接触が一切立たれてしまうので、集落の蔵には食べ物や燃料が大量に詰め込まれ、村民は身を寄せ合って暮らす。
長野

そんな村でのわしの仕事は住民の約7割を占めるお年寄りの家に行って、その手伝いをしたり、得意のマクラメ編みで靴下を作ってお年寄りに配ることだ。

勿論、靴下には足の裏になる部分に石が編み込まれていて、その足つぼ効果で村のお年寄りの健康が保たれていると言っても過言ではない。腰痛の酷い山口のばあちゃんの靴下には踵に水晶、胃腸が弱い住吉のじいちゃんには土踏まずにカイヤナイト、ちょっと耄碌してきた稲川のばあちゃんの足の裏には翡翠とトルマリンが編み込まれた靴下だ。みんなわしの作ったマクラメ靴下を履いている。

そんな中、事件は起こった。

耄碌していた稲川のばあちゃんが、マクラメ靴下から外れた翡翠をアメ玉と勘違いして口に含み、何かのはずみで翡翠を喉につまらせたのだ。

ふがっ!ふンががっ!苦しむ稲川のばあちゃんを目の前にわしはどうすることも出来ずにオロオロするばかりだ。騒ぎを聞きつけて村の若い衆のひとり、サブロウさんが家に入ってきた。わしはサブロウさんの胸に飛び込み、その逞しい腕に抱かれ、涙ながらに事情を話した。高鳴る鼓動、抱きあう二人・・・。


サブロウ:「美波・・・」

美波:「サブロウさん・・・」
ばあちゃん:「ふがっ!ふがっ!

(中略)

そういった紆余曲折を経て、マクラメ靴下がパリコレで紹介されたことをキッカケにブレイクした数年後、わしは銀座に作った新しいお店『黒猫靴下』のオーナー兼店長として働いている。

毎日目の回るような忙しさだけど、この靴下で喜んでくれるお客様の笑顔の為に頑張っているのだ。

でも、ふとしたときに思い出す。あのとき、稲川のばあちゃんを助けるために、ばあちゃんの口から翡翠を吸い出して、自分が喉に詰まらせて死んでしまったサブロウさん・・・。彼に抱かれた感触は今でもわしの全身が覚えている。

わしは、翡翠とワックス・コードを取り出すと『サブロウ・モデル』と名付けた靴下を編み始めた。

あの日の事を思い出しながら・・・。



記念品

ブログを掲載した方には豪華記念品を差し上げます。

記念品:
そこらへんに生えている草を千切ってきて、送ります。
草

記念品:
駐車場なんかに落ちている砂利を拾ってきて、送ります。
石

記念品:食べかけのチーズおかきとその袋
食べかけです。
食べかけのチーズおかき

記念品:
なんのとは言いませんが、粉です。
粉


参加方法

参加方法は簡単、この記事のコメント欄に『書いてくれ!』と言うだけ。

皆さまの参加、おまちしております。

オマエのブログを書いてやる!

オマエのブログを書いてやる!

お前のブログを書いてやる!って企画やってますよ(http://ameblo.jp/romys-mail/entry-12009009017.html)。

まぁ簡単に言うと、わたしがあることないこと人様のブログに書く企画。書いてほしい人はこの記事のルール等を読んだ上でコメントを。

第1回:五助屋レザーさん [ビリーと俺の鎮魂歌(レクイエム)]
第2回:シーグラス・クロニクルさん [寿司屋の思い出]
第3回:ジュエリースタジオ・アイジェルナさん [虐殺鉱物 (ヒマジン no possessions)]
第4回:川田美波は紐を結ぶ人さん [長野の冬・・・そしてフォーリン・・・LOVE]
第5回:Handmade in Kochi ゆきぴょんさん [ちいさい池のおおきな魚]