ろみおが旅立ってから、昨日9月7日で三年が経ちました。

 

命日を選んで、

開眼供養と納骨をしました。

 

 

ご住職様、塔婆まで用意してくださって

ありがたくて、ありがたくて…

 

 

 

ろみおのお墓は我が家のお墓と同じ場所にあります。

 

ろみおのお骨を、ずっと手元に置いていいのだろうか?

ろみおにとって何が一番幸せなんだろうか?

家族と同じお墓に入ることができたならなぁ。

無理かな。

無理だろうなぁ。

古くからのお寺だしなぁ。

 

ご住職様に聞かずに諦めてしまうのもと思い

最大限の勇気を奮って

6月のある日、パパとお寺に伺いました。

拍子抜けするくらい

「空いているところにお墓を建ててもいいですよ。

 お経は人間用のものをアレンジして考えておきましょう」と。

位牌があることを告げると

開眼供養までしてくださると言うではありませんか!

しかも本堂で!!!

ひゃ~、それはありがたすぎます。

 

帰りの車の中で、

「ろみはもってる男だな。」ってパパは何度も言っていました。

 

それからは、もうバタバタです。

お墓のデザインを考えたり石を選んだり…

小さいけれどどっしりした

ろみおの生きた証、ろみおのお墓が出来上がりました。

納骨する場所も四方石で作られ底は土になっていて

時間の経過とともに土に帰れるものです。

同じ敷地に子供世帯の家があるという感覚です。

 

いくら望んでいたことはいえ、納骨の日が近づくにつれ

今まであったろみおのお骨が家にない状況をどう受け止めるんだろう。

自分でも想像がつきませんでした。

もう一つ…

納骨するとき、ろみおの骨壺を開けた時じゅりは大丈夫だろうか。

ろみおのにおいを感じて探すんじゃないか。

 

あれこれ想いを巡らしながらその日を迎え…

さすがに本殿にじゅりを上げてもいいですかとも聞けず

開眼供養の間、じゅりは車で待機してもらいました。

お寺にはアニ家族も来てくれました。

 

いよいよ納骨です。

じゅりはおとなしく取り乱すことなく見守っていました。

骨壺の中のろみおのお骨はふんわり白い布に包まれていました。

石やさんにお骨の一部を持っておかれますかと聞かれましたが

すべて納骨してもらいました。

ろみの爪をろみの毛でくるんでペンダントに入れているので

それだけで十分。

ただ、骨壺のカバーは持ち帰りました。

ポーチでも作れたらいいなと思いましたが

帯のような生地なので難しそう。

箱に張り付けて思い出の品でも入れておこうかな。

 

開眼供養ってお祝い事なんだそうです。

その話をパパに教えてもらって良かったです。

寂しさや悲しさに押しつぶされずに一日を過ごせました。

 

写真、たくさんのはずだったのですが

パパ、まさかのメモリカードの入れ忘れ。

もうすぐ秋彼岸なので、お墓の写真はそのときにでも。