今日は、ゴルフをされるクライアントとの、私のロルフィングセッションの内容を紹介[みんな:01]


…と、ゴルフのスイングで悩んでいる方には、ひょっとしたら鍵[みんな:02]になるかもしれないことを紹介します[みんな:03]



ゴルフ歴も長く、
身体意識も高いこの方。


調子が悪くなってくると
いつと身体に特徴的なねじれが出て
時間と共に左側の腕から頭にかけて
張りが広がっていく[みんな:04]


…というパターンを
数カ月おきに繰り返すのだそう。


それはわかってるんだけど
レッスンに通っても
それが起こることを防ぐことには繋がらなくって
どうしたものだろう[みんな:05]


と、近々あるコンペのために
セッションにいらっしゃいました。



腕の動きを見せていただくと
右側は体幹も連なって動いてきてくれているのだけれど

左側はまったくついてきてくれない。ただただ、腕と肩甲骨が動くのみ。


それが、ご本人が感じる不快感とつながっていそうだったので、

腕と肩甲骨の連動、
その動きが体幹ともつながること
(そしてそれは感覚から動くことを知らないと自然には起こらないので、もちろん感覚の活性も[みんな:06]


を、テーマにセッションをすすめていきました。


練習されているだけあって
腕自体の動きは柔らかい。


けど、
肩甲骨の後ろ側の柔らかさに対して、前側は硬め。


うかがってみると、
"肩甲骨を後ろに引くと良い"とどこかで聞かれたようで、常にそうしようとしていた努力されていたとのこと。


その証に(?!)
体側や脇、胸まで、筋膜がぴーったり張り付いて硬くなってしまっていました叫び


本当は、前側を開きつつ、肩甲骨を後ろに引いていたい(きっと、肩甲骨が前に丸まるのを防ぐために誰かがそう言っていたのではないかしら、とあくまで推測)のだけれど


ただただ後ろに引いてしまっていたようです。


言葉って難しいですね[みんな:07]


筋膜の制限をゆるめ、
他のからだの部分との調整をしてから


立位で動きチェック[みんな:08]


肩周りも、首もすっきり[みんな:09]


スイングを見せてもらうと
筋膜自体は自由になっているのに
まだ肩の前側と上側につまりが。


動きの癖が見事に現れていたので
ムーブメントのアプローチ。
(セッションの中で、ここがとても大切であり、チャレンジであり、私的には私の腕の見せ所でもあります[みんな:10]


どうも、この方の場合は
スイングをする時に
腕の外側に意識がいってしまっていて
そのために肩が少し上がってしまい
スイングの邪魔を[みんな:11]


なので、


腕全体の下側(小指側とでもいいましょうか)に意識を向けてもらいました。


意識を向けてください、と言っても簡単に向けられるわけではないので、

実際にそこを触って感じてもらったり
腕の重さを感じてもらったり
もちろんそこは試行錯誤[みんな:12]


結果!
スイングがすごくきれいになりましたっ[みんな:13]


ご本人も、


「あれー!こうやってやると、簡単にスイングできて、動きが詰まらない[みんな:14]

と実感。


後は、この使い方を"感覚と意識を大切にしながら"練習していくのみ。


うっきうきでお帰りになられたけれど、次回セッションでお会いする時までにどんな変化があるのかないのか、今から楽しみです♡


スイングで力みがちな方、
一度、腕の下側(脇から小指まで)に少し重みを感じてみてください☆
ひょっとしたら、その意識だけで変わる方がいるかも[みんな:15]
※力を入れるんではないですよー。感じるだけですよー