ロルファー仲間の菊盛有子さんからロルファー宛に届いたML。


多くの人に有益だと思うので
ご本人の了承を得て紹介させていただきます。

ちなみに、中に出てくる“感じる”というのは、
いつもここのブログで紹介している“感じる”ですよ☆

感じる=力を入れることではなく、
ただ、質感や温度など、“どうなのかな?”と思ってみるだけですよ~。

少しずつ、もう少しわかりやすく、
私なりの理解で噛み砕いて説明していきたいと思っていますが、ひとまず紹介を!

以下、添付。(ハイライトは勝手に入れさせていただきました)

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『先日お知らせいたしましたタッチング・イントゥ・トラウマ3日間ワークショップのインストラクター、Yuri Zelezから日本の皆さんに伝えて欲しいと以下の内容のメールを受け取りました。

 日本の皆さんのお役に立てれば幸いとのことです。

 以下、メールより↓↓↓

動揺の時を生き抜くための提案です。

① 身体をチェックし、怪我の兆候があるかどうか気づいてください。あなたが出来る範囲の治療をし、必要であれば医師の診察を受けてください。


② シンプルなエクササイズを紹介します。
椅子に座って、身体に気づくための静かな場所を見つけてください。椅子を感じることが出来るかどうか気づいてください。あなたはあなたの感覚とともに座っています。
足で床を感じて、あなたが本当にその中にいるかどうか気づいてください。
呼吸に注意を向け、息を詰めていないかどうかに気づいてください。

あなたの考えに注意を向け、それが急いでいるか、または麻痺、無感覚になっているかを確認してみてください。


③ あなたの身体の中で感じるかもしれない、どんな緊張にも気づいてください。
そしてその緊張に注意を払い、身体の中で次に何が起こるか気づいてください。
数分の間、そうしていてください。あなたは緊張が徐々に減少することに気づくかもしれません。


④ 頭がふらふらするか、あるいは麻痺、無感覚かどうかに気づいてください。高いストレス状態にある時、これは普通に起こります。
そしてそれに注意を払い意識することで、無感覚を統合するのを身体に許しましょう。
麻痺、無感覚に注意を払うとともに、からだの中で存在を感じる場所にも気づいてください。
それは耳、鼻あるいはつま先であるかもしれません。自分自身でその部分に気づき、それと無感覚の間を行ったり来たりしてください。
シフトが起きるのを待ちます。身体がシフトする時、無感覚がなくなり、よりグランディングするのに気づくでしょう。


⑤ 落ち着いてきたら、その穏やかさとともにいる時間をとって、あなたの身体と心でそれを感じてみてください。危機の時は他人からストレスを受けやすいです。周りで起きていることに関係なく自分の中心にいることはケアギバーとして重要です。


⑥ 今、あなたはこの静かな場所から他の人に手を差し伸べることができます。他の神経系を落ち着かせるために自分の神経系を使うことができます。
このエクササイズを他の人とシェアすることで、彼らが落ち着くのを助けるでしょう。


⑦ 最も重要なことはし過ぎないということです。危機の中では自分自身を見失います。なぜなら、そのような時、自分の中心を保つためには働かないからです。
多くの応答者が、自己を失っている間に他人を助けようとする際によりトラウマを受けます。