先日、このブログの中で
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-10484073080.html

プロテオグリカンの働きで筋膜が緩む仕組みがはっきりしてよかった!

…と書いたのですが

そのことについて、ちょっとだけ。

私は難しい専門用語苦手なので、簡単に説明してしまいますが

それでもきっと少々マニアックなので、苦手な方は適当に読んでくださいね!


プロテオグリカンとは、タンパク質の一種なのですが
細胞にあり
水を好み、水を貯蓄する性質があります。
(より詳しくは→http://ja.wikipedia.org/wiki/プロテオグリカン

ロルフィングで感覚的な刺激を筋膜に与える事で、
それに反応してプロテオグリカンは水分を組織内に水を放出していきます。

水を含んだスポンジをしぼると
お水がじわ~っと出て来る、そんな感じです。

そうするとその水分が組織内に広がって、組織が緩んでいく。


それが、生理学的に見た、現在の見解のようです。

…とはいえ、まだまだ筋膜は未知の世界。

どんな発見があるかはわかりません。


ロルフィングの創始者アイダ・ロルフ博士は

筋膜に手の圧と熱によって、硬い組織が緩んでいく
(ゼリーが熱で溶けるみたいに)

…と考えていたようですが

彼女がそれを考えた何十年も前から科学は発展し

それが、熱ではなく、“刺激”に反応していたのだとわかったわけです。



今日はクラスの中で

いかに、アイダ・ロルフを始め、ピラティスやフェルデンクライス、

そしてアレクサンダー(や、きっともっとたくさんいる)に先見の明があったのか

そして、その時は科学的な裏付けはなかったにも関わらず

自分の体験を通じていろいろなモダリティーが発展していったのか

そんな会話も飛び交いました。

やっぱり、自分のからだを通じて経験したり考えたりすることは大切ですね!