「新陰流兵法流祖 上泉伊勢守公像」の件9。
鹿正洞で製作中の、
「新陰流兵法流祖 上泉伊勢守公像」。
前回からの続き。
「目玉作り」。
普通、ブロンズ像なんかには、
目玉は入れないものだけれど。
僕の細工では、
目玉で魂を入れるのが常。
まずは本体に「座グリ」を入れる。
ここに目玉が入る寸法。
次。
牛角で「羊羹」を拵えて、
穴を穿っておく。
こいつが白目部分。
鼈甲で細い「楊枝」を拵える。
これが黒目。
黒い水牛角だと、この細工にはコントラストが強過ぎる。
だもんで、若干透過性の有る鼈甲をチョイス。
白目と黒目を合体。
「羊羹」に「楊枝」を差し込んで、接着。
「羊羹」を「座グリ」形状に合わせて成形。
材の両端にRを掛けて磨く。
材両端をカット。
これで「目玉」完成。
大きさは芥子粒の半分くらい。
僕の作る目玉としては、最小クラス。
仮組みしてみる。
嵌り込むと二度と取り出せないので、
今は載せてあるだけ。
故に出目金。
実際はもっと「奥目」になる。
次は「面張り」。
続く。
**************
根付【ネツケ】や帯留【オビドメ】、簪【カンザシ】なんかに
御興味をお持ちの皆様。
グルっぽ「和装細工品 ~根付/帯留/簪~」にどうぞ御参加を♪
**************
根付・帯留・ペンダントヘッド等の御用命は鹿正洞まで。
御希望の予算と仕様に合わせてのお見繕いもOK。
詳しくはメールかメッセージにてお問い合わせを。
「新陰流兵法流祖 上泉伊勢守公像」。
前回からの続き。
「目玉作り」。
普通、ブロンズ像なんかには、
目玉は入れないものだけれど。
僕の細工では、
目玉で魂を入れるのが常。
まずは本体に「座グリ」を入れる。
ここに目玉が入る寸法。
次。
牛角で「羊羹」を拵えて、
穴を穿っておく。
こいつが白目部分。
鼈甲で細い「楊枝」を拵える。
これが黒目。
黒い水牛角だと、この細工にはコントラストが強過ぎる。
だもんで、若干透過性の有る鼈甲をチョイス。
白目と黒目を合体。
「羊羹」に「楊枝」を差し込んで、接着。
「羊羹」を「座グリ」形状に合わせて成形。
材の両端にRを掛けて磨く。
材両端をカット。
これで「目玉」完成。
大きさは芥子粒の半分くらい。
僕の作る目玉としては、最小クラス。
仮組みしてみる。
嵌り込むと二度と取り出せないので、
今は載せてあるだけ。
故に出目金。
実際はもっと「奥目」になる。
次は「面張り」。
続く。
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御興味をお持ちの皆様。
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