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2017年01月16日(月) 04時53分03秒

根付「いねが」の件3。

テーマ:工芸/アート関連

鹿正洞で進行中の、

根付「いねが」の件。

前回からの続き。

 

 

 

「粗彫り」。

 

 

 

粗いポリゴンで、

材から大まかな形状を彫り起こす。

 

 

「顔」部分は「透かし」を貫通させてしまう。

材の状態を診て、

紐通しのブリッジは縦→横に変更。

 

「鬣【たてがみ】」の方は、

「顔」とのフィッティングを詰めてから

各部に手を入れて参る。

 

 

手強いな、この子....。

 

でもまあ。

ここまで来てしまえばもう、

こっちのもの。

 

 

 

 

 

次は「本彫り」。

 

続く。

 

 

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2017年01月12日(木) 01時32分48秒

根付「いねが」の件2。

テーマ:工芸/アート関連

鹿正洞で進行中の、

根付「いねが」の件。

前回からの続き。

 

 

細工に突入。

 

まずは「生地取り」から。

 

 

 

今回の母材。

 

 

黒いのが水牛角。

鬣【たてがみ】に使う。

 

白いのが鹿角。顔用。

肉が分厚いレア材。

 

ういろう色のが牛角。

ツノになる。

 

 

 

 

 

母材から、必要なボリュウムを切り出す。

 

 

ん、完了。

 

 

 

 

 

 

次は「粗彫り」。

ガンガン行く。

 

続く。

 

 

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2017年01月11日(水) 03時48分41秒

恵比寿大黒の件。

テーマ:鹿正の道具。

先週末辺りから、漸く正月モードの鹿正。

昨年中に手が付けられなかった

「工房の掃除」を、今頃完了。

 

あ。

 

「掃除」つっても「大掃除」は無理よ。

「中の下掃除」位のヤツ。

 

んでまあ、埃も取って。

気分一新しようと思い、

棚に置いてる道具も

入れ替えしたのね。

 

まず左下隅。

 

 

んで右上ね。

 

 

 

酉歳だから、

鳥が入った七宝の花瓶出したのさ。

今年の色は黄色だし。

 

 

で、そうすっとその脇に

「不思議な一角」が有るでしょ。

 

 

 

ここね。

 

 

これ、ウチの工房でお祀りしてる

恵比寿様と大黒様なのよ。

 

氏神と先祖関係の神様達は

居住空間の方に有る神棚にお祀りしてて。

仕事場は仕事場で分けて、

こういう形にしてるの。

 

 

 

 

で、その恵比寿様と大黒様なんだけど。

こういう風に、二柱揃って

升に収まっておられるの。

 

 

恐らく江戸後期から

明治期のものだと思う。

 

今更説明するまでも無く、

この二柱は豊穣/財福/商売繁盛の神様。

二柱が鎮座しておられる升は、

一升の半分サイズ=半升【はんじょう】マス。

即ちこれ、「ますます繁盛」の願掛けた

まじないなのね。

 

一柱ずつ御紹介。

まずは恵比寿様。

 

 

H60mm。

材は杉か檜だと思う。

金彩が綺麗。

 

時代の付いた恵比寿像には

物凄く良く有ることなのだけど。

鹿正洞にお招きした時点で、

右手の釣り竿は失われていた。

だもので僕が拵えて、

お持ち頂いている。

 

 

 

続いて大黒様。

 

 

H55mm。

やはり彩色されている。

 

こちらも右手の小槌は失われていた。

同じく僕が拵えてお持ち頂いた。

 

因みに升の中で二柱が敷いて居られる

金襴の座布団も、僕が縫ったもの。

 

恵比寿様大黒様共、

実は様々な様式/バリエーション

が存在しており。

例えばこの大黒様は

プロポーションが極端に

ディフォルメされているのが特徴的で。

まるで「ドラえもん」みたいな

二頭身なのだけれども。

これは作者のデッサン力云々で

こうなっているのではなくて。

古い時代の大黒像に、

偶に見られる様式。

 

 

 

 

 

御顔周りアップ。

 

 

二柱共、とても良いお顔立ち。

全体に母材の風合いを活かした

ラフな作りだけれども。

二神の御顔周りの彫りは

非常に冴えている。

 

僭越ながら、

彫刻をやる者の端くれとして思うけど。

この作者は物凄く上手な人。

 

 

 

 

 

1月10日は、

西日本じゃ「十日戎【とおかえびす】」

の祭礼だったんだね。

僕それ全然知らずに、

SNS上で恵比寿大黒の話ズラズラ

書いててさ。

言われて気付いて、

慌てて二柱周りの掃除。

お供えも紙垂も新しくした...と。

で、御縁だろうから

こうして記事にもしてみた次第。

 

 

今年一年、上手く参りますように。

パンパン!っと。

 

 

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2017年01月09日(月) 20時03分09秒

マッチ箱ケースの件。

テーマ:鹿正の道具。

昨日の骨董市レポート後、

SNS上で海外の方とやりとりが有り。

以下はその内容から生じたエントリー。

 

 

 

僕は仕事場で香を焚くんだけれども。

 

 

香に火を付ける際、

たまにマッチを使うのよ。

 

ただ、僕の香道具はこんな感じだから。

ここに裸のマッチ箱置いても、

あんまり似合わないのね。

 

で、これが必要になるわけ。

 

 

 

マッチ箱ケース。

 

 

W43 x H58 x T24。

昭和期。

 

素材は不明。

漆で蒔絵が施してある。

 

これは骨董市じゃなくて、

町の古美術商から求めたもの。

 

 

 

 

 

こういう風に筒になってて。

側面にトラック楕円の孔が開いてる。

 

 

こうしてマッチ箱を入れれば、

脇の孔んとこでシュッと点火出来る。

 

 

 

 

 

 

この個体は、蒔絵の状態が良いのね。

 

 

 

笹の図。

 

笹は鹿正家の家紋だから、

笹文が入ったものは、

気が付けば求め。

手元に置いてる次第。

 

そうそう、上の香道具も

実は笹や竹関係の意匠で

まとめてるのよ。

 

 

 

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2017年01月08日(日) 22時20分52秒

骨董市の件。

テーマ:鹿正の道具。

今日は午前から、

本年最初の骨董市へ。

 

雪の予報も有って、

出店・客足共にまばら。

 

30分程一通り回った戦利品がこちら。

 

 

鉄の短刀鍔。

 

W62mm x H68mm x T4mm。

江戸中期位だろか。

 

 

 

「高砂」の図。

松の下に老夫婦。

 

 

「高砂」は、能の演目。

二本が寄り添って育つ

「相生の松【そうじょうのまつ】」

になぞらえ、長寿と夫婦和合を言祝ぐもの。

少し前まで、結婚式なんかでよく歌われた。

 

 

 

 

 

鉄地に銅と銀を象嵌し、

金を貼っている。

 

 

鉄味がとても良く、

また細工も大変上手。

やや慣れて(摩滅して)いるのが惜しい。

 

 

 

 

 

 

切羽二枚。

真鍮製と銅製。

 

 

W25 x H42、

W24 x H40。

 

こういうのは電球とか

洗剤の買い置きと一緒。

刀持ちにとっては必需品だから。

見付けた時に確保しておく。

 

 

 

 

甲州印伝の煙草入れ。

 

 

W127mm x H70 x T15mm。

明治期。

 

「甲州印伝」は、江戸末期に始まる

甲斐國の伝統工芸品。

鹿革に漆で絵付をして、

袋物を拵えるの。

 

「煙草入れ」ってのは、

キセルのタバコ葉を入れるポーチね。

 

 

表/裏/内側に風景が描かれている。

 

 

表の図は富士の忍野辺りだと思う。

裏は八ヶ岳か甲斐駒。

中は昇仙峡だろうか。

 

 

 

 

 

コテか何かを使うのだろうけれども、

図は立体的なエンボスになってて面白い。

 

 

別段珍しいことではないが、

中にまだタバコ葉が残っている。

 

これ、印伝の資料館級だよ。

 

 

 

鹿角の饅頭根付。

 

 

D40mm x T23mm。

明治期。

 

上で書いた通り、

甲斐國には甲州印伝の伝統が有って。

甲州印伝は鹿の革を使うもの。

だから昔は印伝に合わせる

「コキ」や「根付」には

鹿角を使ったんだよね。

この甲州鹿角細工の伝統は、

とっくに絶えていて。

甲斐國で鹿角専門に

細工なんかやってんのは、

鹿正ただ一人。

 

先達の技に敬意を表し、

地元で良い鹿角細工の古物を見掛けると

出来るだけ押さえるようにしている。

 

 

コロコロと可愛いサイズ感。

 

 

古色がとても良い。

 

 

 

 

 

緒締。

 

 

丸いのが数珠菩提樹:

(ジュズノキ/インドジュズノキ/とも。

菩提樹/ルドラクシャとは別種。ややこしいわ!)

の実。

D16mm。

 

長いのが黒檀製。

L20mm。

 

 

こういうのもストックとして

出て来たタイミングで

迷わず押さえる。

当面の使途が無くても押さえる。

必要になった時に探しても、

今度は逆に見付からない。

 

 

 

最後。

石が付いた提げ。

 

 

L180mm。

バッグチャームとかにする。

 

古くないと思う。

恐らくは中国。

 

飾り結びに吉祥の意味を込めるのは、

中国で顕著な文化。

 

使われてる石は、

上から翡翠/サテンスパー(セレナイト)/

翡翠/ガラス/翡翠/瑪瑙。

 

 

 

サテンスパーの瓢箪は、

クラスターの芯をちゃんと

出しており。

 

 

底んとこ見ると、

ちょっと面白い。

 

 

会場に着いた時にゃ、

古布屋が店仕舞してたから、

今回布物は無し。

 

それでも今日はこれ、

かなり豊作だった方。

年初から幸先良いやな。

 

 

 

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