帯留「水月」の件7。
鹿正洞で進行中の、
帯留「水月」の件。
前回からの続き。
「染め付け」。
まず。
水牛角の断面に点々と出た「白い芯」を、
象嵌した鼈甲に馴染むよう
黄色に染める。
それから、埋め込んだ鹿角を古色に。
土台に負けないよう、
今回は幾分しっかり染めてみた。
完成。
サイズは高さ38mm x 幅29mm 厚さ13mm。
素材は本体が水牛角。
鹿角と鼈甲を象嵌。
出来上がった細工を観察してみよう。
正面。
瓢箪徳利のシルエットに切り抜かれた、
暗い夜の水面。
切れ切れに揺らぐ、三日月。
奥から点々と続くのは、
対岸の灯か。鵜飼の漁火か。
近景には太鼓橋。
荷を背負って、橋を行く者。
「水月」とは、水に映る月のこと。
オーナー当方揃って稽古する
古武道流儀の口伝。
裏面。
紐通しは太鼓型。
こうすると各エッジは鈍角となり、
帯や帯締を傷付けにくい。
ブリッジ上に銘。
側面。
紐孔はこんな感じ。
平打/丸打いずれの帯締もOK。
スリークオーター。
ピアノっぽい。
帯締を通してみる。
ん、悪くない。
次は「共箱」の用意。
続く。
**************
根付【ネツケ】や帯留【オビドメ】、簪【カンザシ】なんかに
御興味をお持ちの皆様。
グルっぽ「和装細工品 ~根付/帯留/簪~」にどうぞ御参加を♪
**************
根付・帯留・ペンダントヘッド等の御用命は鹿正洞まで。
御希望の予算と仕様に合わせてのお見繕いもOK。
詳しくはメールかメッセージにてお問い合わせを。
帯留「水月」の件。
前回からの続き。
「染め付け」。
まず。
水牛角の断面に点々と出た「白い芯」を、
象嵌した鼈甲に馴染むよう
黄色に染める。
それから、埋め込んだ鹿角を古色に。
土台に負けないよう、
今回は幾分しっかり染めてみた。
完成。
サイズは高さ38mm x 幅29mm 厚さ13mm。
素材は本体が水牛角。
鹿角と鼈甲を象嵌。
出来上がった細工を観察してみよう。
正面。
瓢箪徳利のシルエットに切り抜かれた、
暗い夜の水面。
切れ切れに揺らぐ、三日月。
奥から点々と続くのは、
対岸の灯か。鵜飼の漁火か。
近景には太鼓橋。
荷を背負って、橋を行く者。
「水月」とは、水に映る月のこと。
オーナー当方揃って稽古する
古武道流儀の口伝。
裏面。
紐通しは太鼓型。
こうすると各エッジは鈍角となり、
帯や帯締を傷付けにくい。
ブリッジ上に銘。
側面。
紐孔はこんな感じ。
平打/丸打いずれの帯締もOK。
スリークオーター。
ピアノっぽい。
帯締を通してみる。
ん、悪くない。
次は「共箱」の用意。
続く。
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根付【ネツケ】や帯留【オビドメ】、簪【カンザシ】なんかに
御興味をお持ちの皆様。
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御希望の予算と仕様に合わせてのお見繕いもOK。
詳しくはメールかメッセージにてお問い合わせを。