差根付「運揚伎【うなぎ】」の件5。

鹿正洞で進行中の、
差根付「運揚伎【うなぎ】」の件。
前回からの続き。


「本彫り」後半戦。




造形を進める。



細部を詰めつつ、
全体のプロポーションも調整。

派手にマーブルが出た「小判」部分。
ここは一つの「見せ場」だし、
細かな「象嵌」も施さなければならない。
何より仕上がりの美しさにプライオリティを置き、
白くて綺麗な材を貼り合わせることにした。
無論この処理は、強度的にも有利に働く。



次は「前」字の象嵌。

続く。


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