リューサック・サンテミリオンのワイン(地図付き) その1 | ろくでなしチャンのブログ

リューサック・サンテミリオンのワイン(地図付き) その1

      リューサック・サンテミリオンのワイン(地図付き) その1

              AOC Lussac Saint Emilion

 

 

 サン・テミリオン衛星地区~Satellites de Saint Emilion の4地区の1つ。

 

 

 

  
 

                     参照 サン・テミリオン衛星地区のAOC こちらへ

 

 データーにより数値に多少の違いはあるものの、モンターニュ・サン・テミリオン1,600haに次ぐ1,440haの畑面積を有するリューサック・サン・テミリオン。因みにピュイスガン・サン・テミリオンは760ha、サン・ジョルジュ・サン・テミリオンは185ha。

 

 ワインの歴史は古くガロ・ローマ時代から葡萄が栽培されており、最初に葡萄樹の栽培を始めた Lucaniacus に由来した地名とされています。

 ワイナリーの多くは家族経営で平均栽培面積10ha程度であり95程のワイナリーがあり、その栽培面積は900haとされています。

 残りの550haで栽培される葡萄はピュイスガン・リュサック ・ サン・テミリオン・ワイン協同組合~Puisseguin Lussac Saint Emilion Winemaking Cooperative へ出荷されているようです。

 

 

 ワイン自体は3年~4年で飲み頃を迎えるとされ、優れたものでも8年~10年で熟成のピークを迎え、モンターニュ・サン・テミリオンのワインと類似性があるとされます。

 

         

 

      AOC Lussac Saint Emilion (1936年11月14日認定)

 

基本収量         45hl/ha(最大66hl/ha)

最低アルコール度数  11%

最低植栽比率      5,500本/ha以上


 

赤ワイン ワインの特徴

 深い色合いと繊細なブーケが特徴。苺や木苺、チェリーなどの赤い果実の香りが甘草、皮革、干しプラム、スパイスなどの要素に支えられ、食欲を掻き立てる力強い香りとなっている。熟成するとジビエなどのブーケが現れる。

 味わいはエレガントで骨格がしっかりとしている。ビロードのように、豊かでふっくらとしており、豊かなタンニンと酸、土のニューアンスがあり複雑でたくましい印象がある。
                           三省堂 フランスAOCワイン辞典より

 

ぶどう テロワール

 小さな谷から台地まで段状に広がり南向きの階段状の段丘となっている。日当たりが良く、排水性に恵まれ、雨は適度にある。夏は暑く葡萄樹に適した気候。

 土壌は主に粘土石灰質で、小さな谷は砂利の混じった粘土質。台地は粘土を含む砂質。丘の斜面は石灰分を含む粘土質となっている。 

                          三省堂 フランスAOCワイン辞典より

 

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