偉 大 な 解 釈 | ろくでなしチャンのブログ

偉 大 な 解 釈

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 シャトー・ラ・グラーヴ・フィジャックに関するパーカーの評価は、

「このシャトーは私が初めて1982年と1983年をティスティングしたとき,一寸した発見であることが分かった。これらは両方とも、1991年にはまだ素晴らしい飲み口を与えてくれた。しかし1983年から後は生産量が急激に増えて、ワインは構造が緩くなり、以前のヴィンテージが持っていた凝縮味と個性をなくしてしまった。畑はポムロールとの境界、フィジャックとシュヴァル・ブランの偉大なシャトーの近くという非常によい位置にある。」とされている。

 

                詳解はこちら  

 

しかーし、 


通販宣伝文

 

 パーカーがこのシャトーでのテイスティングで1982年と1983年を試し、 『ちょっとした発見である』と分かり、またさらに1991年ヴィンテージも素晴らしい飲み口を与えてくれた。とコメントしております。パーカー大第四版より(ばいちゃんハーカー著ボルドー第四版より)

 1983年よりやや生産量が増えたものの、基本的なスタイルは変わらず、また構造が少し柔らかくなっております。
 
 畑もポムロールとの境界にあり、フィジャックとシュヴァル・ブランの偉大なシャトーの近くという非常に恵まれたリッチ(ばいちゃん 立地)条件のもとで造られております☆

 

 サンテミリオンの希少な1984ヴィンテージです☆
  ボルドー価格上昇の中、非常に低価格帯とも言える綺麗な古酒です☆
硬く重いイメージではありませんが、20年以上スマートに熟成したといえるスタイルとなっております。

 

価格 7,980円 (税込 8,379 円) 送料別

 

 

 私の解釈によれば、と言うよりも一般的には、「1982年と1983年は良かったよ。1991年に飲んだんだけど十分に飲めたよ。

 だけど1984年以降は大量生産で、グダグタになっちゃってるよ。」と言うことだと思うのです。

 

 そのグダグタを古酒だといって、8,000円以上で売るのはどうなの?

熟成20年と言えば聞こえは良いけれど、長期間の熟成に耐えるだけのワインは相当限られると思うのです。現在ブログ進行中のサン・テミリオン地区にしても、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ(シャトー・ラ・グラーヴ・フィジャックは格付けなし、AOCサンテミリオン・グラン・クリュ)でも、せいぜい15~16シャトーがあるのかなあ。

 

 私の勝手な思い込みでは、ボルドー・ワインで長期熟成ものを味わおうと思ったら10,000円以下では絶対あり得ないと思っています。

 

    怒りにまかせて・・・・・    

 

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