シャトー・ショーヴァン詳解 | ろくでなしチャンのブログ

シャトー・ショーヴァン詳解

ぶどう シャトー・ショーヴァン 

     Chateau Chauvin

                                格付 2012年 Saint Emilion Grand Cru Classe 

                               格付 2022年 Saint Emilion Grand Cru Classe 

                                      AOC Saint Emilion Grand Cru

 

セカンド      ラ・ボリドリー・ド・ショーヴァン

                           La Borderie de Chauvin 

                           年間生産量 1.5万本

                   ダウン 

            フォリー・ド・ショーヴァン~ショーヴァンの愚かさ

              Folie de Chauvin   

 

畑 面 積     15.0ha

年間生産量      5万本 

オーナー       シルヴィ・カゼス 2014年5月買収

            前 マリー・フランス・フェヴリエ&ベアトリス・オンデ

               Marie France Fevrier &Beatrice Ondet 1989年承継  

作付割合      メルロー80% カベフラ15% カベソー 5%

平均樹齢       30年

植栽密度       6,500本/ha

収   量       33hl/ha~38hl/ha 

収   穫     手 摘。

醗酵・マセレーション  ステンレス槽、

新 樽 率      40%~50%、樽内マロラクテイック醗酵  

             ミクロヴィラージュの導入。  

樽 熟 成      15ケ月~18ケ月

コラージュ       しない。

濾   過       す る。

アッサンブラージュ

   2000年 メルロー80% カベフラ15% カベソー 5%

           新樽率65% 1年落ち樽35% 樽熟成16ケ月

   2001年 メルロー80% カベフラ15% カベソー 5%

           新樽率65% 1年落ち樽35% 樽熟成16ケ月

   2002年 メルロー80% カベフラ15% カベソー 5%

           新樽率65% 1年落ち樽35% 樽熟成16ケ月

   2003年 メルロー70% カベフラ25% カベソー 5%

           新樽率60% 1年落ち樽40% 樽熟成16ケ月

   2004年 メルロー85% カベフラ10% カベソー 5%

           新樽率40% 1年落ち樽60% 樽熟成16ケ月

   2005年 メルロー85% カベフラ15% 

           新樽率45% 1年落ち樽55% 樽熟成16ケ月

   2006年 メルロー75% カベフラ20% カベソー 5%

           新樽率40% 1年落ち樽60% 樽熟成16ケ月

   2007年 メルロー67% カベフラ23% カベソー10%

           新樽率40% 1年落ち樽60% 樽熟成16ケ月

   2008年 メルロー80% カベフラ20%

           新樽率50% 1年落ち樽50% 樽熟成16ケ月

   2009年 メルロー90% カベフラ10% 

           新樽率50% 1年落ち樽50% 樽熟成16ケ月

   2010年 メルロー80% カベフラ14% カベソー 6%

           新樽率50% 1年落ち樽50% 樽熟成16ケ月

   2011年 メルロー80% カベフラ20% 

           新樽率50% 1年落ち樽50% 樽熟成16ケ月

   2012年 メルロー88% カベフラ12% 

           新樽率45% 1年落ち樽55% 樽熟成16ケ月

   2013年 メルロー85% カベフラ15% 

           新樽率45% 1年落ち樽55% 樽熟成16ケ月

   2014年 メルロー85% カベフラ15%  

           新樽率50% 1年落ち樽50% 樽熟成16ケ月

   2015年 メルロー80% カベフラ14% カベソー 6%  

           新樽率60% 1年落ち樽40% 樽熟成16ケ月 

   2016年 メルロー80% カベフラ15% カベソー 5%  

           新樽率60% 1年落ち樽40% 樽熟成16ケ月 

   2018年 メルロー85% カベフラ12% カベソー 3%  

           新樽率50% 1年落ち樽50% 樽熟成16ケ月 

   2019年 メルロー70% カベフラ25% カベソー 5%

           新樽率60% 1年落ち樽40% 樽熟成16ケ月   

   2020年 メルロー77% カベフラ18% カベソー 5%

   2021年 メルロー75% カベフラ25% 

 

ピコピコハンマー 飲み頃が続く期間/ 収穫後3年~15年
 

    

 

評 価 ボルドー第4版より 重要なヴィンテージ

 

古いヴィンテージ

 私の経験したショーヴァンの古いヴィンテージは1988年と1989年だけだが、いずれも理にかなっているものの興味を掻き立てられないワインだ。


○ 1990年 PP88

 爆発的にリッチで、フルーティで、とろりとした1990年は、ビロードのような、滑らかなタンニンと秀逸な凝縮感がある、ミディアムボディからフルボディのワイン。この、賞賛に値するほど素質のある、豪勢な、享楽的なショーヴァンは、十分な飲み頃に達している。最終試飲1998年11月

 予想される飲み頃 2008年まで ダウン


○ 1994年 PP87

 紫色をした1994年のショーヴァンは、ジャムにした様なブラックチェリーと溢れんばかりの甘い、香ばしいオークを感じさせる。豪勢な、ミディアムからフルホディの、風味豊かで、酸が弱い、ほどほどにタニックなワイン。最終試飲1996年3月

 予想される飲み頃 2009年まで ダウン

 

○ 1995年 PP87

 ショーヴァンの1995年は1994年に似ていなくもない。深みのあるルビー/紫色をしていて、黒系果実、オーク、スパイスを思わせるアロマがあり、みずみずしく、舌触りが魅力的で、甘い、殆ど熟し過ぎのような、ジャムにしたようなノーズがある。このふっくらしたサン・テミリオンは、酸が極めて弱いため、あと5年から6年で飲んでしまう必要がある。最終試飲1997年11月  予想される飲み頃 2003年まで ダウン

 

○ 1996年 PP88

 1996年は、暗いルビー色をしており、トーストと、ジャムにした様なチェリーが混ざり合った秀逸なブーケがある。ミディアムボディで、十分なグリセリンと全体的なエレガンス、見事なつり合いがあり、フィニッシュは味がある。いくらかタンニンが感じられるが、果実味も豊かだ。スタイリッシュで、フィネス主導のワインは、多分7年から8年は程良く飲めるだろう。最終試飲2001年3月

 予想される飲み頃 2009年まで ダウン


○ 1997年 PP88

 1997年のショーヴァンは、魅惑的な、絹の様な舌触りをした作品で、色は暗いルビー/紫色。ふくよかで、ジューシーな、ジャムにした様なブラックチェリー/カラントと香ばしいオークを溢れんばかりに感じる。しなやかな、酸の弱いワインで、十分な深みがある。向こう3年から4年で飲んで頂きたい。最終試飲2001年3月

 予想される飲み頃 2005年まで ダウン


○ 1998年 PP89+

 深みのある、縁いっぱいまで濃いルビー/紫色をしていて、甘草、スパイス箱、森の下生え、西洋杉と絡み合った、ブラックベリーとチェリーのアロマを感じる。厚みがあり、フルボディで、凝縮感があるワイン。ティスティングでは、甘いタンニンと秀逸な純粋さを感じた。酸が弱く、ゴージャスで、率直な果実味があることにより、もう飲み頃になっていると思われる。最終試飲2002年3月 予想される飲み頃 2015年まで ダウン

 

○ 1999年 PP89

 1999年は、印象的な作品。カシス、チェリーリキュールのアロマが感じられる。みずみずしい、豪勢な、ミディアムからフルボディの、驚くほど深みのある体裁をしているワイン。肉付きが良く、純粋で、スモーキーな樽香がほどほどのレベルであり、酸は弱く、タンニンが程良くまとまっている。この魅惑的なサン・テミリオンは、8年から10年は美味しく飲めるはずである。最終試飲2002年3月

 予想される飲み頃 2012年まで ダウン

○ 2000年 PP92

 これまで造られた中で最上のショーヴァンの1つ。光を通さない紫色をしていて、微妙で、高品質で、スパイシーさを背景に、黒鉛、クレームドカシス、新樽、濡れた小石を思わせる純粋なノーズを誇っている。多層的で、フルボディの、濃厚な、凝縮感のある、純粋な甘いタンニンと卓越した余韻の長さがある。将来の古典は、2006年から2018年までの間は最良の状態を楽しめるはずである。最終試飲2003年1月

 予想される飲み頃 2018年まで ダウン


○ 2001年 PP90

 当主ベアトリス・オンデが造りつづけている最高級の作品。もっと関心を集めてもいいワインだ。15haの畑は、メルローが80%で残りは主にカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴイニョンが少々植えられている。この最高級の20001年も、輝かしい2000年に続くものだ。深みのあるルビー/紫色をしていて、トースト、アカシアの花、砂利、ブラックカラントリキュール等の豊かな芳香を感じさせる。ミディアムからフルボディの官能的な、クレームドカシス、甘草、チョコレート、燻煙などのねっとりした風味があり、純粋で、ほどほどにタニックな2001年は、酸が弱く、早熟な個性をしているので若いうちから飲める。たぶん12年強で非の打ちどころのなく熟成するだろう。

 予想される飲み頃 2013年まで ダウン
 

○ 2002年 PP87~89

 これは私がお気に入りのサン・テミリオンの1つだ。卓越した、食欲をそそる、幅のある風味の特徴を持っている。深みのあるルビー/紫色をしており、溶けた甘草や、ブラックカラント、チェリー、燻煙、土の趣が感じられる。余韻が長く、息が長く、リッチで、ミディアムボディ。この年のサン・テミリオンの多くに見られる硬くて辛いタンニンは避けられた。 予想される飲み頃 2016年まで ダウン

 

○ 2003年 PP90~92

 またしてもこのシャトーは、真剣なワイン消費者から普段受けているより、もっと注目に値するものになった。オンデ夫人の手による、非の打ちどころのなく出来の良い、インクのような/ルビー/紫色をした2003年は、ジャムにしたような黒系果実と、甘草、燻煙、黒鉛が絡み合った見事なアロマを感じさせる。ほどよくまとまった酸、アルコール、タンニンに、官能的な、フルボディの、層をなす個性がある。すでに、味を良く見せるようになっており、フィニッシュは余韻が長く、印象的。こののヴィンテージの堀り出し物だ。

 予想される飲み頃 現在から2014年 ダウン 👇追加

○ 2003年 PP87 Wine Advocate Aug 2014

 ‎この宿泊施設は、シャトー・リンチ・ベージュ(ジャン=ミシェル・カゼスの妹)のシルビー・ケイズによって2014年に購入されました。完全に成熟した2003ショーヴァンは、豊富なイチジクと梅のノートに加えて暗い梅の色を展示し、多くの人が2003年の熟度とシュルマトライト、低酸だと思うでしょう。しかし、ワインはまだそのままで、暗い、森林のある、ふっくらした果物がたくさん入ったミディアムボディです。今後数年間でそれを飲んでください。‎ 予想される飲み頃 2014年+ ダウン

 

○ 2004年 PP89+ Wine Advocate 

 ‎2004年のショーヴァンは傑出しているかもしれません。その濃いルビー/紫の色合いは、黒いラズベリー、ブルーベリー、カシス、鉛鉛筆削り、スパイス、甘草、タール、ローストハーブの美しい香りと味を伴っています。熟した、ミディアムからフルボディ、豊かで、濃縮された、ヴィンテージのこの印象的な枕木。‎1~2年のボトルの年齢の恩恵を受け、10~15年間維持する必要があります‎。 ( 基準年不明 ).
 

○ 2005年 PP90~PP92 Wine Advocate

 ‎ショーヴァンの成功した2005年は、彼らの2000年と1998年と並んでランク付けされています。その濃厚なルビー/紫の色は、ブラックカラント、サクラン、煙、肉、ミネラルの素敵な香りが続きます。素晴らしい純度、全身、良好な酸味、適度なタンニンは、この肉質の、実質的なセントエミリオンを示唆しています。‎3~4年で飲み、15年以上飲めます。‎ ( 基準年不明 )


○ 2007年 PP87~88


○ 2008年 PP89 Wine Advocate

 ‎おいしい、セクシーなセントエミリオン、2008年は甘草注入ブラックカラントとキルシュ、良い構造、優れた、おそらく優れた深さとフルボディ仕上げにミディアムを明らかにします。‎‎今後12〜15年間飲む‎.( 基準年不明 )


○ 2009年 PP91 Wine Advocate

 ‎ヴィンテージの主要な枕木、これはセントエミリオンを達成する上で、トップヴィンテージの多くで大きく出てくるようで、消費者からのより多くの認識を必要とします。ブラックカラント、トーストオーク、フォレストフロアノートの負荷は、この大規模で実質的なワインを構成しています。その強烈な果実、コピウスグリセリン、および長い、完全な仕上げで。‎‎このワインは今成功しているが、3~4年でより良いはずですし、15年以上のために続く必要があります‎‎ ‎‎ ‎‎(問題の問題を知る ).‎‎ ‎
 

○ 2010年 PP90 Wine Advocate Feb 2013

 ‎ショーヴァンはスタイリッシュなワインを生産し、常にガリグノートと混ぜたブラックチェリーフルーツをたっぷり展示し、スパイスボックスとクリスマスフルーツケーキのヒントをミディアムからフルボディ、エレガントでありながら風味豊かで広く質感のあるスタイルで展示しています。2010年は、先行性のセクシーな魅力を与える熟食感を持っていますが、タンニンがワインの仕上げに蓄積し始めると、口蓋を締め付けます。‎

 予想される飲み頃 2016年から2042年 sei

 

○ 2011年 PP90 Robert Parker  Wine Advocate April 2014

 ‎ヴィンテージの枕木、このよく作られたセントエミリオンは、広いブラックカラントとブラックチェリーフルーツ、甘草、トリュフと素朴さをたっぷり展示しています。ミディアムからフルボディ、優れた密度、柔らかいタンニンと十分な酸味と純粋。‎

 予想される飲み頃 現在から2026年 sei


○ 2012年 PP90 eRobert Parker com April 2015
‎一貫した勝者ですが、まだほとんどのサンテミリオン愛好家のためのレーダーの下で、魅惑的な、柔らかい、丸い、豪華なスタイルのワインを提供しています。純粋で、緑豊かで豪華です。‎‎ ‎‎ ‎‎ワインは今飲んだり、追加のニュアンスが現れるのを待つために10〜12年間セラーすることができます。これはヴィンテージの寝台と優れたワインです‎

 予想される飲み頃 現在から2027年 sei

 

○ 2013年 PP85~87 Wine Advocate

 ‎いつものように、ショーヴァンの2013年はフルーツフォワード、肉質のワインスタイルです。それは暗いルビー色、良い深さと丸い、フルーティーな性格を提供しています。‎‎4~5年の飲みやすさ‎( 基準年不明 ).

 

○ 2014年 PP86 Wine Advocate

 ブローディブーケ、最初は無口でしたが、徐々に杉と大豆と混ぜた赤いベリーフルーツを明らかにするために展開しました。口蓋は、親しみやすさを与えるしなやかなタンニンでミディアムボディです。特に差し迫ったものに比べて、仕上げは細部とニュアンスを欠いているように見えますが、酸味の鋭い糸があり、私は優れた2015年ショーヴァンを疑います。

 

○ 2014年 PP90~92 Wine Advocate

 ‎ショーヴァンの成功した2005年は、彼らの2000年と1998年と並んでランク付けされています。その濃厚なルビー/紫の色は、ブラックカラント、サクラン、煙、肉、ミネラルの素敵な香りが続きます。素晴らしい純度、全身、良好な酸味、適度なタンニンは、この肉質の、実質的なセントエミリオンを示唆しています。‎3~4年で飲み頃となり、15年以上に続きます。‎


○ 2015年 PP91~93 eRobert Parker com # 224 Apr 2016             

 ‎現在シルビー・ケイズとその家族に属する2015年ショーヴァンは、スタイルに拘束されたが、引張られた赤いベリーフルーツをたくさん提供する、集中的で正確なブーケを持っています。口当たりはエントリーに多肉のタンニンでミディアムボディです。ここには吸収される新しいオークがかなり多く、下には十分な果物があるように見え、心地よい甘草の染み付き仕上げがあります。これはボトルで一度チェックアウトする価値があります。‎

 

○ 2015年 PP91 LPB Wine Advocate Feb 2018

 ミディアムからディープガーネットパープルの色で、月桂樹の葉、暖かいプラム、アンダーブラシ、ベイクドチェリー、メントールのアロマでノーズが素朴です。ミディアムボディからフルボディの口はしっかりしていて歯ごたえがあり、少し緊張していますが、フレーバーレイヤーが詰め込まれており、ハーブリフトで仕上げられています。

 

〇 2015年 VP91 Antonio Galloni, Vinous.com, Feb 2018

 フローラルノートは、赤いベリーの果実に明るさを加えます。その強力な個性とともに、素晴らしい深みを提供します。焼け付くようなタンニンは存在しますが、果物に埋もれそうになっています。わずかに角張った輪郭が残っていますが、ショーヴァンはうまくできています。

 

○ 2016年 PP92 Wine Advocate

 中程度のガーネットパープル色の2016年ショーヴァンは、焼き梅と持ち上げられた黒チェリーコンポートのコアとチャーグリル、ブラックオリーブ、ソテーハーブとトリュフのかなり肉/風味豊かな鼻を持っています。ミディアムからフルボディの口当たりは、丸みを帯びたタンニンの固体フレームと長い素朴な仕上げにシームレスなブーストを提供するのに十分な新鮮さを持っています。

 

○ 2016年 PP92~PP94 Neal Martin  Wine Advocate

 シルヴィ・カゼスが所有する2016年のショーヴァンは、ブラックベリー、アイリス、ベイリーフのアロマを備えた非常に詳細なブーケを備えており、2015年のショーヴァンよりも控えめで、おそらくより詳細です。味わいはミディアムボディで、上質でしなやかなタンニン、わずかにタール色の黒い果実がたっぷりと含まれていますが、構造が良く、軽くスパイスの効いたフィニッシュに焦点を当てています。これは私が最近のヴィンテージで味わった中で最高のヴィンテージかもしれません、そしてそれはスタイルで熟成するべきです。

 

○ 2018年 PP90 Wine Advocate

 深いガーネット紫色の色、2018年ショーヴァンは、野生のブルーベリー、キルシュと暖かい黒チェリーのかわいい香りを明らかにし、スミレとスターアニスのヒントが続いて、始めるのが少し恥ずかしがり屋です。完全な、素晴らしく強烈で集中し、しっかりとした丸みを帯びたタンニンと長い仕上げにさわやかなリフトでここに明るくカリカリの果物がたくさんあります。うまくやった!

 

○ 2019年 PP91+ Wine Advocate

 オーナーのシルヴィ・カゼスの成功である2019年ショーヴァンは、甘いスパイスとダークチョコレートのヒントが混ざり合った濃厚なベリーとプラムのアロマを提供します。ミディアムボディからフルボディで、生き生きとシームレスで、層状でしっかりと濃縮されており、明るい酸と粉末状のタンニンが含まれています。これは少し忍耐に値するでしょう。 予想される飲みごろ 2025年~

 

○ 2020年 PP91~PP93 Wine Advocate Barrel Sample 2021

   深い紫黒の色と、砕いたブラックチェリー、ブラックラズベリー、ジューシーブラックベリーの鮮やかな香りに加えて、スミレ、クローブオイル、ほこりっぽい土壌のヒントがあります。ミディアムからフルボディの味わいは、筋肉質の黒と赤のベリーの層が密集しており、しっかりとしたきめの細かいタンニンとフレッシュさの袋に囲まれ、長く香り高い仕上がりになっています。
 

〇 2021年 VP90~VP92 Neal Martin, Vinous.com, 2022

 ブラックベリー、ラズベリー、スーボア、タバコの香りの明確なブーケがありますが、グラスの中で合体するまでには時間が必要です。味わいはミディアムボディで、やや硬いタンニンがあり、かなり男性的で、スタイルは少し厳格ですが、仕上がりには十分な新鮮さがあります。これをボトルに入れて4〜5年与えます。

 

 

 

イギリス  価 格 表 Chateau Chauvin

    2000年 £42  2011年 £28

    2001年 £36  2012年 £33

    2002年 £27  2013年 £

    2003年 £    2014年 £27

    2004年 £    2015年 £32

    2005年 £43  2016年 £32

    2006年 £26  2017年 £

    2007年 £23  2018年 £29

    2008年 £24  2019年 £22

    2009年 £46  2020年 £

    2010年 £39  2021年 £

                                    WINE SEARCHER 2021.5.29記

 

ピコピコハンマー シュヴァル・ブランの近所にあるこのシャトーは、過去数年のヴィンテージ、とりわけ2000年と1998年において特筆に値する進歩を遂げた。収穫を遅くすることを決定し、セカンド・ワインの導入で厳しい選別を実施するようになったことが、品質の大幅な改善に結び付いた。そして、もちろんいたるところに登場するミシェル・ロランがエノロジストとして責任を担っている。ショーヴァンは、サン・テミリオンの新星となるかもしれない。


          

 

キャミソール 一般的な評価 

 非の打ちどころのなく造られたこのワインは、年月を経て静かに良くなって来た。今ではサン・テミリオンの秀逸な「ニューウエーブ」の1つである。決して見栄えはしないし、壮観でもないが、独特の魅力と魅惑があ。る未だに適正な価格が付けられており、消費者が検討する価値が明らかにある。
  
     

 

  

            
             Wエチケット?


さくらんぼ 1981年にヴィクトール・オンデが取得し、後に孫になる姉妹が所有します。1998年に新たにビュー・シャトー・ショーヴァン Vieux Chateau Chauvin ( Grand Cru )の2.3haを買収しました。カバークロップは畝の半分のみ。

  
     
 買収されたビュー・シャトー・ショーヴァン。   新登場のビュー・シャトー・ショーヴァン。

     

ぶどう ヴィユー・シャトー・ショーヴァン

          Vieux Chateau Chauvin

                                                       AOC Saint Emilion Grand Cru
1998年 PP91


 ヴィユー・シャトー・ショーヴァン:当主が贅沢なキュヴェを生産した唯一のヴィンテージ。特別なワインだ。超大作のこのガレージ・ワインは、より有名なショーヴァンのシャトーから切り分けられた区画から造られている。光を通さない、厚みのある、黒/紫色をした1998年は、ねっとりとしていて、凝縮感があり、甘草、チョコレート、ブラックベリー、カラントの風味を誇っている。フルボディで、官能的で、タンニンはほどほどに強い。この重々しいワインは、1年から2年はセラーで寝かせておく必要がある。しかし、現在も享楽的なアロマと風味を感じさせてくれる。最終試飲2002年3月 

 予想される飲み頃 2022年まで 

 

 

ぶどう  ラ・ボリドリー・ド・ショーヴァン  セカンド

    La Borderie de Chauvin 

          ダウン 

ぶどう  フォリー・ド・ショーヴァン~ショーヴァンの愚かさ

       Folie de Chauvin

                                                     AOC Saint Emilion Grand Cru

畑 面 積    15ha

年間生産量  2万本、 2014年1.5万本

平均樹齢    28年

アッサンブラージュ

   2014年 メルロー80% カベフラ20%  

           新樽率30% 1年落ち樽 70% 樽熟成12ケ月

   2015年 メルロー95% カベフラ 5%  

           新樽率30% 1年落ち樽70% 樽熟成12ケ月 

   2016年 メルロー95% カベフラ 5% 

           新樽率 0% 1年落ち樽100% 樽熟成12ケ月~16ケ月 


 

 

 

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