『シャトー・デュ・グラナ詳解』

シャトー・デュ・グラナ　

　　　　　　Chateau du Glana

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００３　Crus bourgeois superieurs　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年　Crus bourgeois ～２００８vintage

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　AOC　サン・ジュリアン・ベイシュヴェル

セカンド　　　　　パヴィヨン・デュ・グラナ

　　　　　　　　　　　　　Pavillon de Grana　ホームページ

　　　　　　　　　　シャトー・シレーヌ　Chateau Sirene (人魚)

　　　　　　　　　　　　　年間生産量　　７万本　　　　　　　

畑　面　積　　　　５９．５ha

年間生産量　　１１．５万本

隣　接　畑　　　　シャトー・グロリア
オーナー　　　　 GFAヴィニョーブル・メフル　

　　　　　　　　　　　　GFA Vignobles Meffre

作付割合　　　　カベソー５５％メルロー４５％

平均樹齢　　　　２５年

植栽密度　　　　７，０００本/ha

収　　　量　　　　２５hl/ha

発酵・マセレーション　３週間、低温マセレーション。　　　

新　樽　率　　　　４５％

樽　熟　成　　　１２ケ月

コラージュ　　　す　る。

濾　　　過　　　す　る。

香　　　り　　　　ラズベリー、コンポート杉、カシス、赤錆、ミント、腐葉土、

アッサンブラージュ　　

　　　　　　　　　２００４年　カベソー５３％　メルロー４７％

　　　　　　　　　２００５年　カベソー５５％　メルロー４５％

　　　　　　　　　２００６年　カベソー６１％　メルロー３９％

　　　　　　　　　２００７年　カベソー５７％　メルロー４３％

　　　　　　　　　２００８年　カベソー５６％　メルロー４４％

　　　　　　　　　２００９年　カベソー５３％　メルロー４７％

　　　　　　　　　２０１０年　カベソー６０％　メルロー４０％

　　　　　　　　　２０１１年　カベソー５１％　メルロー４９％

　　　　　　　　　２０１２年　カベソー６０％　メルロー４０％

　　　　　　　　　２０１３年　カベソー６９％　メルロー３１％

　　　　　　　　　２０１４年　カベソー７０％　メルロー３０％　３９hl/ha

飲み頃の続く期間/　収穫後２年から８年

　　　
　　　　　　

○　２００５年　PP８５～８７　Wine Advocate♯164　Apr2006

○　２０１１年　PP８２～８５

○　２０１４年　PP８８～ＰＰ９０　　Neil Martin eRrobert Parker com #218 Apr 2015　

　カベルネ・ソーヴィニヨン５６％とメルロー４４％のブレンドであるシャトー・デュ・グラナ２０１４年は、赤いサクランボとカシスフルーツを使った非常に際どい活気に満ちたブーケを持っていますが、私はここでより多くのコントロールと線引きを好んだでしょう。口蓋は少し歯ごたえのあるタンニン、サッピーな黒い果物をたくさん持つミディアムボディですが、仕上げに少し突然感じます。全体的に悪いセントジュリアンではなく、より高い評価ポストボトリングに値するかもしれません。‎

○　２０１５年　PP９０＋　リサ・P・ブラウン　robertparker.com　Feb 2018

　深いガーネットパープル色のミディアム、2015 du Glanaは、牛肉、シガーボックス、メントールのタッチでブラックカラント、ブラックベリー、桑の香りです。口当たりは、しっかりとした、歯ごたえのあるタンニンと良いフルーツコアでフルボディにミディアムであり、長く仕上げ。　　予想される飲み頃　２０２３年から２０３２年　　

○　２０１６年　PP８８～ＰＰ９０　Neil Martin eRrobert Parker com Apr 2017

　非常に深く、ほとんど規制的な紫色/黒の色を持っています。ブーケは非常に純粋な黒いチェリーとブルーベリーの果実、よく統合された新しいオークと時間とともにより明らかになるマルゴーのような花のコンポーネントで非常に魅力的です。口当たりは丸みを帯びたジューシーなタンニンと甘い黒い果物の層でミディアムボディです。それはちょうどフィニッシュにいくつかの詳細と線引が欠落しています。うまくいけば、それはそのバレル成熟の残りの間にその仕上げを開発し、洗練します。

　予想される飲み頃　２０２２年から２０３３年　　　

○　２０１６年　PP８９　リサ・ペロッティ=ブラウン　robertparker.com　Nob 2018

　色の深いガーネットパープルにミディアム、２０１６年 du Glanaは肉や木の煙のニュアンスで梅、カシス、地球と乾燥ハーブの香りをあきらめます。味覚はミディアムボディでエレガントで、新鮮でミネラル感があり、きめ細かいタンニンと活気に満ちた仕上がりです。

○　２０１７年　ＰＰ８９～ＰＰ９１　Wine Advocate

　色の深いガーネットパープル、２０１７年 du Glanaは、スミレと黒胡椒のタッチで暖かいカシス、ブラックベリーパイとブルーベリーコンポートを提供しています。ミディアムボディで、しっかりとした、口の中で活気があり、それは果物と香りの仕上げの良い濃度を持っています。‎

　露骨に商業主義的なワイン、つまりやわらかで、あからさまに果実味があり、飲みやす過ぎるワインを生産していると言われてきたが、価格はリーズナブルで、ワインは葡萄の完熟感があり、つくりもきれいで、ボルドーの初心者には理想的である。ヴィンテージによってはジャムの様なワインになる傾向もあるが(例えば、１９８２年、１９８５年、１９８９年、１９９０年、１９９６年、２０００年など)ふっくらしたワインなので試飲会ではいつでも多くの人に親しまれている様だ、最初の１０年、出来れば８年目までに飲まなければならない。

　一般的評価

　現状通りブルジョワ級の地位に値する。通例信頼のおけるワインであり、コストパフォーマンスの点でも興味深い。

　セカンドのティステング・コメントで、葡萄ジュースに近い香りと味のニュアンスと言うのがありました。

　ポイヤックのベルグラーブとオーナーが一緒(１９９７年取得)の様で、Mr メフル～MEFFREとされていました。

　　価　格　Chateau Du Glana　

　２００８年　£　　　２０１５年　£

　２００９年　£　　　２０１６年　£

　２０１０年　£　　　２０１７年　£

　２０１１年　£　　　２０１８年　£

　２０１２年　£　　　２０１９年　£

　２０１３年　£　　　２０２０年　£

　２０１４年　£　　　２０２１年　£　　　WINE SEARCHER　２０２１．７．１７記

１８７０年、シャトー・サンピエールの５haの畑を取得して創設されたシャトーで、所有年代は不明ですがケラン家～Kaelinkの名が挙がっています。

１９６１年ローヌの苗木栽培業者ガブリエル・メフル～Gabriel Meffreが取得し、シャトー・ラグランジュの畑の一部をも取得したようです。現在は息子のジャン・ポール・メフレ～Jean　Paul Meffreが２人の息子(ルドビク Ludovic ＆ジュリアン Julien)の手助けを得て、管理している様です。

　　

　セカンド　