ワイン本 その３

　　　　　　　　　　　　　　　　　ワイン本　その３

　辛口/軽口ワイン辞典

著　者　　葉　山　　孝太郎

出　版　　日経BP社

１９９９年９月２７日１版１刷

全２３４(本文)

お値段１，６００円

言い換え

　ワインで「軽い」はスカスカで水っぽい印象を与えるので『軽やか』と言い換える。同様に、「重い」は『重量感がある』、「水っぽい」は『みずみずしい』、「色が薄い」は『色鮮やか』、「安ワイン」は『気軽に飲めるワイン』という。如何しても褒め言葉が見つからない場合は『個性的』と表現すればよい。

ブラインド・ティスティング

　自分の感性、評価判断力を試される恐怖の試飲。ワインを紙袋に入れ(アメリカ方式)ラベルを隠して飲む事。本格的なブラインドでしくじると、試飲した人とワインの両方が恥をかく。主催者はそれを意図して罠を張るのでタチが悪い。１本２，０００円のACブルゴーニュと３０，０００円のシャンベルタンを間違えるのは当たり前。ヒュー・ジョンソンでさえ、「ボルドーとブルゴーニュを間違えた事はあるか？」と聞かれ、『今日はまだない』と答えた。

　といった、個性的な解説がなんとも素敵です。語句を調べる辞典としてよりも軽い読み物と言った感があります。ただし、風刺の意味が判らない場合は一寸辛い思いをするかも。

　　 　　　

タイトル　ワインの辞典

執　筆　　大　塚　謙　一　他　

出　版　　株式会社柴田書店

２００６年６月５日第３刷発行

全３４９ページ

お値段３，０００円

こちらは、王道ですので特に・・・・。

　　 　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今は新版が
　
　
 

注　私の感想を盲目的に信じて書籍をご購入され、違和感を覚えたと致しましても、責任の所在は信じた貴女(貴方)が全面的に負うものです。　ありゃ

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