以前、メルマガで「回避依存症」について書きました。
男性が潜在的に持つと言われている精神疾患の一種です。
というか、メルマガ、発行が遅れててすみません
続きが止まったままなので、先にここに書きますが(笑)
女性の場合は、潜在的に「恋愛依存症」の精神疾患の一種があると言われているそうです。
回避依存症は、恋愛において回避行動をしてしまうことです。
この回避依存症が強い人は、一人を深く愛することや、向き合うことが怖い余り、相手に不誠実になってしまう傾向があります。
そして、自分と向き合うことも無意識に回避してしまいがちなので、本当に求めることや望みがわからなくなり、流されて空虚な人生を歩みやすくもなります。
回避依存症として、ありがちなのは「好き避け」
好き避けとは、好きな相手に対して、わざと避けたり冷たくする、無視する、意地悪をする、無関心な態度をする、受け身に徹するなど、反対の態度をしてしまうことです。
好き避けをするのは、男女共にあります。
好き避けは、嫌いで避けてるか区別をつけるのが微妙なところもあり、また好きとは真逆な言動をされるため、相手は傷ついたり悩むことにもなりやすいです。
一般的には、一貫性のなさがあるのが好き避けの傾向です。
でも、される側からするとわかりづらいかもしれません。
好き避けをしてしまうのは、プライドの高さや尊敬されたい思いゆえに、相手より心理的優位に立つため、「お前なんか別に好きじゃない」という言動をしてしまう背景があるようです。
そう思い込みたい、好きと認めたくないというのもあるかもしれません。
(認めると、心理的に負けると感じるため)
いずれにしても、自信のなさというのがあるからです。
好き避けをしてしまうのは、本人は認めたくないとしても、そんな矛盾した言動をしてしまうほど相手に関心があるからです。
相手が好きでたまらないほど、傷つくのが怖い臆病な気持ち、自信のなさが出てしまいやすくなります。
初期段階の、いいなと思う程度であればまだしも、相手への思いが深くなり、切ない気持ちや失いたくない思いも芽生えてくるようになると、怖い気持ちや臆病な気持ちも出てきやすくなります。
それが強まるほど、好き避けも起きやすくなるようです。
どうでもいい相手であれば意識しないので、普通に接することができます。
好き避けは、される側からすると、嫌いや無関心みたいな態度をされるので、不快感や痛みを伴いがちです。
嬉しい人はあまりいないでしょう。
もし両思いであれば、相手の人は、好きな人から嫌われたような言動をされることになり、自信をなくします。
そこで追いかけたり、何とか距離を縮めようと頑張る人もいるでしょう。
けど、そんな相手にすら、好き避けする人は相変わらず好き避けをしがちです。
心理的優位に立てるのが嬉しいからです。
好き避けは、自己中心的で、傲慢な態度です。
いくら好きだからといって、傲慢に相手を傷つけていいわけではありません。
相手が好きになってくれるかわからない…脈がないかも、そんな悔しさや、または媚びへつらいたくないというプライドから意地を張るのは、幼稚な愛し方です。
もしもお互い思い合っていたなら、相手は苦悩して自信をなくし、トラウマにすらなる可能性もあります。
そんなつもりはないかもしれませんが、好き避けは一種のいじめです。
自分を守りたいから、相手を卑劣に扱うことは、最低行為といって過言でないと思います。