てっきり許可取ってると思っていたぞ!


「悪乗りが過ぎ、全然面白くない」 北海道の人気菓子「白い恋人」の石屋製菓、吉本興業を提訴 「面白い恋人」販売で


★「面白い恋人」販売停止を 「白い恋人」側が製造販売元の吉本興業提訴

 

北海道土産の定番の人気菓子「白い恋人」を製造販売する石屋製菓(札幌市)が28日、類似商品で商標権を侵害されたとして、菓子「面白い恋人」を製造販売する吉本興業(大阪市)と、よしもとクリエイティブ・エージェンシー(同)などに、販売差し止めや商品の破棄を求めて札幌地裁に提訴した。

 石屋製菓側は、白を基調に青や金色を配した「面白い恋人」のパッケージが「白い恋人」に類似と指摘。「長年の経営努力で築いた信用や名声に便乗し、不当に利益を得ることは許されない」と主張。損害賠償も求める方針という。

 石屋製菓の島田俊平社長は記者会見し「短期間で販売を終えると思ったが、東京でも売られ、見過ごせなくなった。悪乗りが過ぎ、全然面白くない」と述べた。同社の代理人弁護士によると「面白い恋人」は、大阪市内の吉本興業のグッズ販売店やJRの京都、新大阪、新神戸各駅のほか、関西国際空港、東京都内の物産店などで扱っている。

■ソース(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111128/trl11112819000003-n1.htm



白い恋人画像



ロッキーと一緒II-hhhy



面白い恋人画像



ロッキーと一緒II-jjjy



石屋製菓の島田社長は「面白くない」と酷評してますが、ボクは面白いと思ったけどね~

ま、パロられてる側からすると面白くはないでしょうね。


なんでも、商標出願で類似商標として拒絶された商標を使っていたらしいですし、弁解の余地ありませんね吉本側。

吉本にも弁護士ついてますし、法務部なるものも存在してるでしょうし、何考えてるんだ?


商品のパッケージを全然似てないものにして、名前を「面白い変人」とか「面白い愛人」とかにしてたらどうなっていたんだろか?w


吉本、経営状態も悪くなってるし、NMB48の身売りネタまで飛び出す有様。

それでなくても袋叩き状態なんだからちゃんとやろうぜ!

吉本=大阪ってイメージになってるんだし、気を付けてくれよと思う。



吉本=大阪のイメージといえば…


「橋下徹氏はポピュリストの典型。吉本新喜劇を好む風土に乗っかった『小泉劇場』の大阪版」と御厨貴・東大教授


★橋下徹氏の政治手法 「ハシズム」とは?(2011年10月13日掲載)

 最後に日本政治の考察を続ける御厨貴・東大教授(日本政治史)の研究室を訪ねた。
「彼はある種のポピュリストの典型で、鬱屈した気持ちの人たちに夢を見せている。
吉本新喜劇のドタバタを好む大阪の風土にうまく乗っかった、『小泉劇場』の大阪版。
しかも彼はそれを自覚し、メディアのことも上手に使えると思っている節がある」

 

眉をひそめて教授は「でもね」と続けた。
「今のように数頼みを続けると、どんどん過激な方向に進む。
彼がオールマイティーで全部抑えられない時期が来ると思います。
政治にはそういう怖さがある」

 

帰路、電車の中づり広告に目をやると、小沢一郎・民主党元代表の裁判の記事が。
ふと、教授の言葉がよみがえってきた。

 

「それもこれも、中央の人材払底、国の政治に夢がないからですよ」

毎日新聞から抜粋 http://mainichi.jp/feature/sanko/archive/news/2011/20111127org00m040001000c5.html



御厨貴っていうオッサン、もとい、東大教授の人、橋下ブームを小泉ブームと例えることはしても、民主党の政権交代茶番選挙には例えません。

だって民主党支持者なのでw


この人、震災復興会議の委員もやってるのですが、誰がどう見ても糞遅いというか愚鈍というか役立たずでしかありませんね。

毎回大阪ばかり叩かれてますが、放射線物質汚染された水道水は煮沸すれば除染できるとデマを流した東大のお膝元である東京は、笑点のドタバタを好む東京の風土にうまく乗ったレンホウや菅直人が当選したのでしょうか?


でもま、W選後の大阪の有権者バッシング記事が溢れてる中ではマトモなことを言ってるほう。

政治家だけでなく、エリートがこのレベルなのかとガックリもさせられましたけど。


意外なことに朝日の天声人語もマトモな感じのこと書いてる。


【天声人語】 「大阪秋の陣が、政策論争よりも、橋下氏への『好き、嫌い』で人気投票めいたのは否めない」 ~朝日新聞


大阪人の気質をひとことで表すなら、それは合理精神だという。たとえば江戸っ子は初鰹(はつがつお)のような、値の張る初物にうつつを抜かす。だが浪速では、旬のものが出盛ったときに安く賞味するのを良しとした。芝居ひとつにしても、浪速は理づめに筋ができていたという

▼いわば東京の情緒に対する大阪の合理だが、さて、その気質で説明がつくかどうか。大阪の市長と府知事のダブル選挙を、「大阪維新の会」の橋下徹氏と松井一郎氏のコンビが制した。既成政党による「包囲網」をものともしない勝利だった

▼もっとも、タレント議員や知事で知られる土地柄である。合理などは古い話で、いまや「ノリと面白さ」が第一ともされる。大阪秋の陣が、政策論争よりも、橋下氏への「好き、嫌い」で人気投票めいたのは否めない

▼とはいえ、しょせん選挙のツボは「この人にやらせてみよう」と思われるか否か。結果は、中央の政治の体たらくへの痛烈なパンチだろう。閉塞(へいそく)感と政治不信の世に英雄待望論が湧くのは不思議ではない

▼課題を打ち出して「白黒をつける」のが橋下流と聞く。「独裁」は必要とも語り、多数決なら文句あるまいと言うが、多数決は手続きであり結果の正しさは保証しない。大阪は一種のあやうさを承知で、現状打破の可能性を買ったようだ

▼小泉元首相への熱狂的な支持は、どうやら「不毛な興奮」だったと、後になって多くが気づいた。似ているとされる橋下流の行方はいかに。全国の目がそこに集まる。

asahi.com 2011年11月28日(月)付
http://www.asahi.com/paper/column.html



わりとマトモな内容だと書きましたが、多くの人が橋下と小泉や民主の選挙と違う点を見逃してるように思う。


小泉郵政選挙と民主党の政権交代選挙は、マスコミが勝てるように味方した。

一方橋下はマスコミが大バッシングしたにも関わらず圧勝したんですよ。


昨日のMr.サンデーが反橋下路線のまま放送してたという偏向報道ぶりが叩かれてますが、関西のメディアも連日バッシング繰り返してたところもありましたし。


御厨教授にしろ、政治専門家ならば大阪都構想が橋下発の政策なんかではなく、ノックより昔からあった構想だってことくらいは知ってるはず。

そして府と市がずっといがみ合ってしょうもない争い繰り返してたことも知ってるはず。


経団連会長も「大阪都構想は何がやりたいのかわからない」と評してましたけど、それが本音ならば企業間合併ってのも理解できてないのでしょうねw

こっちから言わせてもらうと、震災や不況から立ち直るために日本が1つになるってことを拒否した既成政党。

そして合理化のための大阪を1つにってことにも反対した既成政党ってのが、何を考えてるのかわからない。


ついでに震災復興のために大連立拒否した既成政党が、大阪W選挙では大政翼賛になれるという、復興より大阪の自治のほうが重要であるということを示したんだから困ったもんだw

東北の人達はここで怒らないといけないぞ!

せめて復興庁くらいは東北に作れと主張しないと。


ポピュリズムも大きな勝因だろうけど、不況中で苦しんでる人が増えてるのにヌクヌクと生きてるマスコミ含めた既得権益に対して「クソったれ!」って声を上げた選挙でもあるんですよ。


っていうか平松サイドの自爆が大きな原因だと思うけどなw


後からなら何とでも言えるものですが、次の記事なんかは真髄ついてるように思う。



「反・橋下氏派はバカ。まんまと『君が代』『独裁』に反応して絶叫状態。橋下支持の人を見下し、票が逃げた」…冷泉彰彦氏


★「橋下イズム」と「ティーパーティー」その同時代性

・予想通りの圧勝でした。大阪市の橋下候補はともかく、大阪府の松井候補も大差での勝利、しかも歴史的な高投票率ということですから、この選挙結果は無視できません。

それにしても、アメリカで見ていて思うのは、日米の政治風土が酷似しているということです。非常に小さな例では、例えば私の住んでいる地区では、大学町のプリンストンでも似たような事件がありました。町の中心部にある自治区(プリンストン・ボロ)と、その周辺を取り囲むような町(プリンストン・タウンシップ)というのは、コスト配分を巡る争いから100年以上分裂した自治体を形成していたのです。ですが、今年行われた住民投票の結果で、最合併することになりました。
 

その目的は単純で行政二重コストの削減です。試算によれば、合併後の全域で、固定資産税の減税が可能になるというのです。勿論、リストラの痛みは伴いますが、双方での住民投票の結果ですから仕方ありません。

 

このプリンストン町の動きは、小規模でありまた実務的な決定ですから、それほど顕著なイデオロギー的な動きではありません。ですが、その背後にあるのは「ティーパーティー的な発想」だということは言えると思います。もっと大きな規模での争いとなると、例えばウィスコンシン州の州政をめぐるバトルが有名です。ここでは州職員と共和党系の知事とが正面衝突して、ストライキとロックアウト、そしてリコールという戦術を駆使してお互いに譲らない状況が続いています。

 

こうしたプリンストン町の合併にしても、ティーパーティーにしても「小さな政府」を強く志向する政治のモメンタムは、日米共通だと言えるでしょう。今回の大阪「ダブル選挙」においては、府市の合併効果(堺市を含む)とはリストラ効果に他ならないわけで、大阪都という威勢の良い名前に反して、その志向するところは「小さな政府」だからです。


では、小さなプリンストン町のように、合併イコール目に見える二重コスト削減、そして具体的な減税や財政改善という形での住民への利益還元は可能なのでしょうか? 実はそのあたりの道筋が見えていないことも、アメリカの「ティーパーティー」と日本の「維新」は似ています。
反エリート的な心情に、エリートとは既得権者というイメージを突きつけて、いつの間にか、公共セクターの活動全てが「エリートの独善、民衆の敵」という断罪をしてゆく、その論理的飛躍も似ています。

 

更に言えば、技術革新による競争力維持であるとか、その場合の公共セクターが担うべき分野に対しても否定的であったり、商業だけの見地から生産拠点の空洞化、具体的には中国への雇用シフトに関して無警戒であることなどの点も酷似しています。

 

では、アメリカのティーパーティーが中間層の票に浸透した以上に、今回の「大阪の乱」が地滑り的勝利に終わった原因は何なのでしょうか?

一つには、日本の場合、中付加価値製品の競争力喪失と最先端ビジネス移行の行き詰まり、少子高齢化による生産と消費の激減の恐怖という厳しい閉塞感があり、その情念の噴出口として「既得権益のぶっ壊し」という小さな穴を空けさえすれば、巨大な票が動いてしまったということがあります。

 

ですが、それだけではないと思います。今回の圧勝のもう一つの要因は「余りにもお粗末な敵失」でしょう。民主+自民の既成政党の動きは、例えばアメリカでティーパーティーに対抗している民主党(米)とは比較にならないほどの低レベルでした。

 

まず、橋下新市長が「どうして日の丸・君が代にこだわったのか?」という戦術を全く理解していないという「大バカ、大間抜け」ぶりにあります。あれは非常にシンプルな戦術なのです。
維新の人たちは、別に戦前の日本に戻したいわけでも「たちあがれ」的な形で高齢者のカルチャーに寄り添いたいのでもありません。

そうではなくて「日の丸・君が代」で攻めれば「敵はきっとイデオロギーから反発して感情的になる」だろうというのが彼等の「狙い」なのです。

そうして「庶民の生活レベルの話や、大阪全域の経済再建」などの実務的な、具体的な政策論を説く代わりに、イデオロギー的な橋下批判に彼らが専念すれば「シメシメ」という作戦です。

 

イデオロギー的にカッカすることで、「反独裁」とか「反ファッショ」などという絶叫しかできない場所に追い詰められ、それが正義だと我を忘れた「反橋下」陣営を見ていると、中間層は選挙戦の展開を見ながら、これでは自分たちの民生向上にも閉塞感打破にも「全く役に立たない」という風に見てしまったわけです。

 

こうなると完全に橋下氏の「思うツボ」です。一旦自分たちがモメンタムを獲得してしまえば、反対派が「反独裁」を叫ぶということは「漠然と橋下支持を固めた中間層」に対して「お前たちはバカだ」と見下しているということになり、「叫べば叫ぶほど票が逃げていく」無限の循環に陥るからです。まんまと罠にはまったわけで、以降は全く勝負にならなかったのです。弁解の余地はありません。

 

オバマやヒラリー、あるいは草の根の民主党(米)はそこまでバカではないし、支持者たちも「ティーパーティーはファシズム」などという馬鹿なケンカの売り方はせずに、「悪いのは格差」であり、具体的に「雇用をよこせ」という「占拠デモ」に行っているわけです。当然であり自然の動きです。これに比較すると、今回の反橋下陣営の体たらくはお話になりません。

 

では、橋下陣営は今後、大阪をどうするのでしょう? リストラ効果は(できたとして)多少はあると思いますが、肝心の成長戦略については余り期待できないと思います。大阪が少なくとも、アジアとの結びつき、西日本と東日本の要に位置する地の利を生かし、人材を改めて集め育てて繁栄を取り戻すための具体策は全くの白紙だからです。

ですが、「破壊」なくして「意味のある現実的で中道的な選択肢」に辿りつけるかというと、現在の日本の政治状況の中では「破壊やむなし」ということでしょうか。それにしても、「反橋下陣営」は余りにも、余りにもお粗末でした。これでは、民意が「破壊」を選択したというのも止むを得ない、そのように思います。

 http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2011/11/post-372.php



平松陣営が「反日の丸・反君が代軍団」になった時点で負け確定だったってこと。

自民から共産まで味方に引き入れたことで独自の政策訴えられずに「なにわルネッサンス」でしたっけ?あんなもんしか出せなくなりましたからね。


それにしても市長選の投票率、終わってみれば60%超えってのは凄いね。

17時くらいまで低かったからどうなることかと思いましたけど。

知事選のほうも数ポイントだけ上がってましたが、門真市は前回よりポイント下げてましたよ…

さすが学力テスト最下位の自治体ですよね…


全選挙区で維新が取る完全勝利でしたけど、市長選は約20万票の差でしたが、知事選は大かた倍の票数差だったってのは衝撃的。

倉田の存在感はそんなに低かったのかw

橋下が知事になってから倉田の名前はよく出てきてたし、どちらかというと橋下とタッグ組んでた人なのにね。


平松より倉田のほうがダメージ大きいでしょうね。