本日もご来店頂き有難う御座いますっ
今日の話題は再び”VG Oリング”
先日取り上げたばかり・・・なのですが
今回はご察しの通り、「SSBBでどうよ?」です
TRF-SSBBダンパーに新発売VG Oリングを使ってみます
https://ameblo.jp/rockwave-rc/entry-12633781991.html
正直、漏れやすいと評判なSSBBダンパー。
今までのOリング(ブルー)でも、Xリング(シム追加)でも、グリスを塗っても、やっぱり滲みや漏れが発生し易いんですよね
全長を短くする狙いもあってガイドが1個無い分、
クラッシュとかでエアが噛みやすいというのはあると思うんですが、
それにしてもちょっと・・・という声が結構出ていましたね。
という事もあって、このNEWなVG Oリングにかかる期待はデカい
早速、作業開始します!
今まで最善と思われる組合せ「Xリング+内径4mm0.2mm厚シム」そしてグリス塗付。
今回は、まずは!という事になるので最善を尽くして?!
前回のTRFダンパーの時とは違い、「俺のグリス2」を塗付して組みます。
SSBB用のダイヤフラムは、TRFダンパーのダイヤフラムに比べると柔らかめです。
僕はSSBBと他との使い分けは、実はダイヤフラムの硬さ違いからくる特性の違い・・・というのも要素の一つかな?と思っていたり。
(OP576)に比べるとSSBB用(OP1727)は高いですが、
どちらも1~2ヶ月毎に交換した方が良いと思います
俺グリ2は良い~具合に伸びるので、
Oリングが入る部分(特に角とか)に満遍なく塗付します。
前回のTRFビッグビアに使った時よりもほんの少しだけ重めな気もするけど、塗付したのがオイルかグリスか?の違いかもしれません。
”重め”の表現が難しいけど、決して渋い訳ではないので
ダンパーエンドの締め込み量、シャフトが見えている部分の長さは9~9.5mm位が一般的かな?今回は9.5mmで組立してみます。
いつまでも下からエアが~という事も無く、GOODな感じですね
ここからは通常の組立て作業になりますが、ついでにコツを。
SSBB以外は鼻歌謳いながらでも組立て出来ちゃいますが、
SSBBだけは気を使って作業をしないとエアが混入しちゃいます
今回は「3mm残しの引き」で組立てするのですが、
この工具とか~を使ったりすればOKですね。
3mm幅ツールを間に挟みエンドをトンッと下に付けて保持します。
ダイヤフラムを乗せて上からフチを軽く押さえ、更には指や工具などを使ってダイヤフラムの底を軽く押して余分なオイルを出します。
キャップ&トップ樹脂を軽くダイヤフラム上に乗せて、
指でトップ樹脂を上から軽く押さえ付けます。
(それによってダイヤフラムをしっかり押さえ付けるのでシリンダー内にエアが入らなくなります)
上から押さえつける指はキャップを締め終わるまで離さないように
キャップのネジの”合い”を確認&感じながらキャップを締付していきましょう~。
ネジが合わない感じの時には、上から押さえる指をほんの少しだけ!緩めて、キャップのネジが合う所を探して・・・という具合で
最後までしっかり締め終わったら、
溢れたオイルをしっかり拭き取って完成です!
作動具合がしっかり揃っているか?
エアが混入してしまっていないか?!をしっかりチェックです
ツーリングカーでSSBBを使用する場合、
スプリングはこの大径ショートのグリーンが人気ですね!
https://www.tamiya.com/japan/products/42306/index.html
OP440比較では、
グリーンが赤よりちょい硬?レッドが黄よりちょい柔?くらいかな?
これの間、6.75巻?があればもっと幅が広がりそうだけどなぁ
マシンにダンパーを装着して作業完了です
ここまででは、VG OリングはSSBBに何ら問題なくフィットしました
あとはやっぱり実走行してみて、
エアの噛み具合や滲み具合がどうか?!ですね
その様子はまたツイッターで挙げたりしようかな?と思ってます。
(必要に応じてブログにも・・・)
新発売となったVG Oリング、ぜひチェックしてみて下さいね
皆様のご来店お待ちしております