イギリスの高校生

長男１６歳（もうすぐ１７歳）は６ｔｈフォームの１年目。日本でいうと高校２年生である。

日本の高校生の生活とは大分違う。

Ａレベルは４教科だけ選択すればよいので、まず授業時間が少ない。１日中学校にいることはまれで、朝行ったと思えばお昼には戻ってきたり、１０時頃行ったりする殿様出勤もある。

体育の時間とか、クラブ活動とかいうのもない。

そのうえ５月になれば試験が始まるので、試験日だけに登校すればよくなり、ますます家にいる時間が長くなる。

６月末にテストが終わると９月まで夏休み。長～。(´д｀lll)

こんなに自由な時間があるならもう勉強し放題やし、しかも３～４教科だけ勉強すればいいんやったら楽勝やん？と思っていたら、甘かった。

先日、なんか数学の小テストが出来なかったとかいって、学校から帰ってきて泣き出した。

学校の先生からも電話がかかってきて、”試験のプレッシャーよ。よくあることよ”と言われたが、はあ～メンタル弱～。

日ごろイギリス人のメンタルの弱さをちょっとバカにしていた私。自分の息子も同じだったとは・・・。とほほ

親に出来ることはお金を出すことくらい、と歯ぎしりしながら、ＧＣＳＥに引き続き、また家庭教師のお世話になることにした。

家庭教師のネットで探してみると”家庭教師やります”という人の顔写真が大勢載っている。その中から近くの大学に通う、息子と同じ名前のサム君を選び、来てもらった。

サム君にしてみたら、大勢の中からどうして自分が選ばれたかと不思議に思っているかもしれないが、意外に単純な理由です～(^_^;)

時間ピッタリにやって来たサム君は、誠実そうでシャイな男の子。

試験まであと１か月。サム君、なんとかして～。

オットは　”家庭教師つけずに自分で勉強させないと”と言うけれど、メンタルの弱さは誰に似たと思ってるのん？？(＠￣Д￣＠；)

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