「青華こばやし」@六本木(☆☆)
食べログでは一見お断りと書かれている予約困難な和食の店。
ホールはおらず、すべて大将一人でされているのですから回りません。ゆったりと話が出来る数人で伺うのが良いお店です。
ちなみに店名は店主の名字小林と、店主が十代の頃から惚れぬいた陶芸家の須田菁華氏に由来します。「吉兆」で修業を積んでいるそう。
料理は素材重視で、その引き出し方が素晴らしいものばかり。 また季節を変えてきたい。とくに2、3月のふぐの白子の時期に!!
住所:港区六本木7-10-30 清水ビル1F
電話:03-6459-2210
定休:不定休
営業:12時~21時半 完全予約制
六本木の住宅地にひっそりとあります。日比谷線の出口からだと「龍吟」 のさらに奥の方。
植物を飾った灰色の塗り壁の前面。立てスリットの木の扉も含め、モダンで上質な和食の店構えです。
中に入るといきなり靴を脱いで上がる玄関で、そこには自慢の器が並んでいます。
手前に掘りごたつ形式になった5角形の変形したテーブル席。
奥には厨房に面したカウンター席。
14年5月1日夜の来訪。
六本木18時56分着。
この日の面子は主催のこりんさん、ぐるなびの静香さん、ソナーの美女さんで4人です。女子会にぼくだけ紛れ込んだ感じ~。
飲み物は烏龍茶。
最初は青い葉っぱ型のお皿に。
蒸しアワビです。むっちりした食感で良いもの。ここにツメのように甘いタレがかけられています。このタレ、ちと甘過ぎる? それにわさびがたっぷりで効いています。この辛味が結構効きます。
次は三点盛り。
手前は色合いの美しいウニ。これがトロトロしていない固めの仕上がり。軽く蒸したのかな? 雲丹の程よい甘みを感じられる良いもので、いただくときには雪塩でいただきます。右はホタルイカ。これも結構味が濃いめ。そこに削りかけた柚子が強く香る。塩っぱいが美味い。
左は小さな茶碗にシャコ。しっかりした身のシャコが酸味ある出汁に浸かっています。上には刻みネギたっぷりとおろし生姜。
自家製半生ばちこ。これが噛むとふっくらしたもので、そこから湯気が立ち上ります。珍味ばちこをこんな風にいただくのは初めて。食感も最後に細かな玉子を噛むようなチャキチャキした美味しいものを味わえます。
にしても、徹底的にお酒に合いそうな味ばかりです。
御椀は表面に水滴。日本料理の作法だということに気がついたのは「万能鑑定士Qの事件簿」を読んで。
蓋を取ると物凄い熱量。ブワッと湯気が広がります。
アイナメの腕椀。ハモのように細かくはないけど、同様に美しく包丁を入れたアイナメでしっとりとろりとした食感。
一緒に添えられたワラビも噛むとねっとりした感じがうれしいもので、苦みが結構強く出ていました。
肝心の出汁も味わいは和のそれでやや濃いめ。木の芽が香り良い。
もう一つの具の竹の子もざっくり食べれてコーンのように香りよいもの。木の芽の香りも良いけど、竹の子を噛んだときのこの香りは格別です。
ここで刺身です。内側の赤い器で。
少し厚めに切られている鯛とマコガレイの白身だけ。
ブリブリした食感が感じられる好みの刺身。良いですね~。
左はマコガレイの肝醤油、右の醤油も香りよいものです。
カツオのタタキ。上には刻んだ万能葱と茗荷、おろし生姜がこれでもかと乗っています。すべて混ぜ合わせて大ぶりに切られた鰹をいただく。
く~ッ!! これは美味しいね~。
そして、この日一番良かったのがこれ、太刀魚の塩焼きです。
皿からして熱々にしてあります。
塩して焼いた太刀魚は、身も厚く脂もたっぷりのっていて、強めの塩と相まって激ウマ。ジャストぼくの好み。
扇形の皿に鯛の酒蒸し。
酢橘を絞って食べるのも良いみたいです。お頭部分の半分。トロントロンの目玉周りからしてゼラチン質で美味しい。下には昆布です。
そのまま蒸していたのかな。たまっているお汁まで美味しくいただく。
普段は出ることがないという牛肉。甘辛く味付けした花山椒と牛肉です。
こちらのお店は普段は砂糖やみりんを使わないそうですが、今日は特別♪
大きな平た目の土鍋で炊いた竹の子ご飯。ご飯自体が見えなくなるほどに竹の子が敷き詰められています。そして、この時期だけの花山椒もたっぷり。
こそげ落とすようにお焦げを取り、混ぜ合わせ、茶碗に盛ってくださいます。実はこの店、香の物も味噌汁も出ません。炊き込み御飯をストレートにいただく。花山椒の辛味がよく、とても美味しい。
お腹いっぱいなので余った分はおにぎりにしてもらい、お土産に持って帰りました♪
デザート。サクランボ♪
お茶はほうじ茶。
で、お会計は一人23000円です。
青華こばやし (割烹・小料理 / 六本木駅 、乃木坂駅 、六本木一丁目駅 )
食べログでは一見お断りと書かれている予約困難な和食の店。
ホールはおらず、すべて大将一人でされているのですから回りません。ゆったりと話が出来る数人で伺うのが良いお店です。
ちなみに店名は店主の名字小林と、店主が十代の頃から惚れぬいた陶芸家の須田菁華氏に由来します。「吉兆」で修業を積んでいるそう。
料理は素材重視で、その引き出し方が素晴らしいものばかり。 また季節を変えてきたい。とくに2、3月のふぐの白子の時期に!!
住所:港区六本木7-10-30 清水ビル1F
電話:03-6459-2210
定休:不定休
営業:12時~21時半 完全予約制
六本木の住宅地にひっそりとあります。日比谷線の出口からだと「龍吟」 のさらに奥の方。
植物を飾った灰色の塗り壁の前面。立てスリットの木の扉も含め、モダンで上質な和食の店構えです。
中に入るといきなり靴を脱いで上がる玄関で、そこには自慢の器が並んでいます。
手前に掘りごたつ形式になった5角形の変形したテーブル席。
奥には厨房に面したカウンター席。
14年5月1日夜の来訪。
六本木18時56分着。
この日の面子は主催のこりんさん、ぐるなびの静香さん、ソナーの美女さんで4人です。女子会にぼくだけ紛れ込んだ感じ~。
飲み物は烏龍茶。
最初は青い葉っぱ型のお皿に。
蒸しアワビです。むっちりした食感で良いもの。ここにツメのように甘いタレがかけられています。このタレ、ちと甘過ぎる? それにわさびがたっぷりで効いています。この辛味が結構効きます。
次は三点盛り。
手前は色合いの美しいウニ。これがトロトロしていない固めの仕上がり。軽く蒸したのかな? 雲丹の程よい甘みを感じられる良いもので、いただくときには雪塩でいただきます。右はホタルイカ。これも結構味が濃いめ。そこに削りかけた柚子が強く香る。塩っぱいが美味い。
左は小さな茶碗にシャコ。しっかりした身のシャコが酸味ある出汁に浸かっています。上には刻みネギたっぷりとおろし生姜。
自家製半生ばちこ。これが噛むとふっくらしたもので、そこから湯気が立ち上ります。珍味ばちこをこんな風にいただくのは初めて。食感も最後に細かな玉子を噛むようなチャキチャキした美味しいものを味わえます。
にしても、徹底的にお酒に合いそうな味ばかりです。
御椀は表面に水滴。日本料理の作法だということに気がついたのは「万能鑑定士Qの事件簿」を読んで。
蓋を取ると物凄い熱量。ブワッと湯気が広がります。
アイナメの腕椀。ハモのように細かくはないけど、同様に美しく包丁を入れたアイナメでしっとりとろりとした食感。
一緒に添えられたワラビも噛むとねっとりした感じがうれしいもので、苦みが結構強く出ていました。
肝心の出汁も味わいは和のそれでやや濃いめ。木の芽が香り良い。
もう一つの具の竹の子もざっくり食べれてコーンのように香りよいもの。木の芽の香りも良いけど、竹の子を噛んだときのこの香りは格別です。
ここで刺身です。内側の赤い器で。
少し厚めに切られている鯛とマコガレイの白身だけ。
ブリブリした食感が感じられる好みの刺身。良いですね~。
左はマコガレイの肝醤油、右の醤油も香りよいものです。
カツオのタタキ。上には刻んだ万能葱と茗荷、おろし生姜がこれでもかと乗っています。すべて混ぜ合わせて大ぶりに切られた鰹をいただく。
く~ッ!! これは美味しいね~。
そして、この日一番良かったのがこれ、太刀魚の塩焼きです。
皿からして熱々にしてあります。
塩して焼いた太刀魚は、身も厚く脂もたっぷりのっていて、強めの塩と相まって激ウマ。ジャストぼくの好み。
扇形の皿に鯛の酒蒸し。
酢橘を絞って食べるのも良いみたいです。お頭部分の半分。トロントロンの目玉周りからしてゼラチン質で美味しい。下には昆布です。
そのまま蒸していたのかな。たまっているお汁まで美味しくいただく。
普段は出ることがないという牛肉。甘辛く味付けした花山椒と牛肉です。
こちらのお店は普段は砂糖やみりんを使わないそうですが、今日は特別♪
大きな平た目の土鍋で炊いた竹の子ご飯。ご飯自体が見えなくなるほどに竹の子が敷き詰められています。そして、この時期だけの花山椒もたっぷり。
こそげ落とすようにお焦げを取り、混ぜ合わせ、茶碗に盛ってくださいます。実はこの店、香の物も味噌汁も出ません。炊き込み御飯をストレートにいただく。花山椒の辛味がよく、とても美味しい。
お腹いっぱいなので余った分はおにぎりにしてもらい、お土産に持って帰りました♪
デザート。サクランボ♪
お茶はほうじ茶。
で、お会計は一人23000円です。
青華こばやし (割烹・小料理 / 六本木駅 、乃木坂駅 、六本木一丁目駅 )
夜総合点★★★★☆ 4.0