「Hachis d'Or Takeuchi(アッシェ ドール タケウチ)」@青葉台(☆☆)
青葉台の駅から離れた場所に驚くほど上質なレストランがありました。
その肉の質から調理、レストランの作りに接客まで、妥協を許さぬ姿勢はたいへん好ましい。
肉というカテゴリーでいうと、やや繊細であるため、もっと豪快な力強さがつけばもっと良いのだけれど。
住所:横浜市青葉区青葉台2-26-1 スクエアハイツ 2F
電話:045-988-5257
定休:月曜
営業:11時半~15時/17時半~22時半
以前あひるさんのお勧めでうかがった「アンジェ」と同じ建物。2階にあり、大きな看板が結構目立ちます。
店の前まで行くと、たいまつに灯がともされたような照明、ガラス壁に木の扉の良い感じのレストランです。
思い木の扉を開けて入ると中は薄暗い空間。入り口入った場所の脇は木箱が積み上げられて仕切り兼ディスプレイのように。
ダークブラウンの木目細かなフローリングの床にシャンデリアや吊り下げられた穏やかな色合いの照明。しっとりした音楽の空間です。
厨房はオープンでシェフが自分で肉をきり調理されているのも見えますね。
サーブする女性はスマートできれいな方。身なりもしっかりしていて、青葉台の奥地(失礼)にあるのが不思議な上質さです。
厨房側の左には肉の入った冷蔵庫。塊の肉が美味しそう!! さすがの肉質がその目で見えます。
12年4月10日夜の来訪。
仕事を早めに上がらせてもらい、「ナッシュカッツェ(NASCHIKATZE)」に行ってみたがなぜか閉まっていました。
夕食は元々こちらの予定だったのでそのままこちらに。
裏手にあるコインパーキングに車を停めてきました。18時で先客はいらっしゃいません。
アイスティー 390円
飲み物は甘くないこれを。
無糖の午後の紅茶みたいな味で、ぼくはこういうのが好きです。。
ハンバーグステーキ 200g Bコース 4900円
アミューズ、前菜盛り合わせ、ハンバーグ、ライスかパン、デザート、コーヒー又は紅茶のコース。
まずはアミューズです。
A5ランク山形牛のローストビーフ。上に濃厚で塩気の強いコンソメのジュレのようなものがかかっていて美味いこと間違いない。ローストビーフ自体は火をいれたばかりの「サローネ」のそれに比べると冷えている分やや物足りなさを感じましたが、十分に上質。
それに自家製マッシュポテト。塊が適当に残されていて好みの食感。その他の部位はクリーミーな仕上がりなのでこだわってこうしているのがよくわかります。添えられているイタリアンパセリも香りが強く良いもの。
メニューを見たときはドリンクの価格の割に価格帯が高いと感じましたが、それに見合ったものを出してくれると最初から感じますね~。
前菜の盛り合わせはかなり充実しています。
緑色のキャベツを使ったオムレツ。冷製ですがふんわりし、時折キャベツの食感があてよいもの。
イタリアの生ハム、自家製の金華豚のハムに種を抜いてあるオリーブ。
程よい脂を感じる自家製の豚肉のリエットにカリカリのバゲット。
ラタトゥイユのテリーヌ仕立て。
セミドライのトマトは濃縮された旨味がよく一番記憶に残りました。横には小さくコリコリ小気味良い食感のピクルス。
スモークサーモンに帆立貝のマリネ。ピンクペッパーがかけられています。
サラダはレタスにパプリカ、紅芯大根とラディッシュのスライス。アンチョビのドレッシングでした。
ハンバーグは焼く前にシェフがパンパンとたたくように作っていました。
焼いてからも一生懸命肉汁をかけて調理されています。
出てきたのは綺麗な形のハンバーグ。ほっこりと丸くふくらみを帯びて良い感じに焼き上がっています。
これは黒毛和牛と金華豚のハンバーグだそうです。和牛の肉汁がツツッと足れるくらいの肉汁感。これを中にはいっているらしきパン粉が受け止めているようで思ったよりも流れ出はしません。その分パン粉の香りがちょっとしましたか。
つけるのは地中海キプロス島の天然結晶塩。茶色の方はこれをスモークしたものだそうです。スモークは香りが強いので賛否別れるかもしれませんが、肉につけるとあまり感じなくなります。
ソースはシェリー酒を使ったものではなく、醤油ベースにしていただきました。塩が一番好みかな。豚カツも塩で食べる派なのです。
肉質が良ければもっとレアにしてくれても良いかな。。昔のハングリータイガーのあの圧倒的に暴力的な味わいはあれはあれで魅力的だった。もっとハンバーグはジャンクで荒っぽい方が良いのかもと感じた次第。今度はステーキを食べてみないといけないなぁ。
付け合わせはレーズンの甘さの活きるキャロットラベに茹でたブロッコリー、切断面を焼いてあるじゃがいもです。
デザートは2種類からの選択でフランス産のチョコレートを使ったガトーショコラを選びました。
濃厚でしっかりしたガトーショコラはビターさは控えめ。添えてある生クリームは甘くないのでちょうど良い味わいに。イチゴは小粒でしっかりした味のもので良かった。
食後の飲み物はコーヒーです。これは飲みやすく普通かな。
ところで、このお店のトイレの洗面台が気に入りました。引っ張り出せるシャワーの取っ手のものでレバーを持ち上げると水が出るわかりやすいもの。これ、うちでも採用したい!! トイレを見るとこの店の姿勢が見えると常々思っていますが、妥協を許さぬ良いお店だと思います。もう少し繊細さより力強さを演出した味の方が流行りそうです。
次はステーキを食べに行こう!!
青葉台の駅から離れた場所に驚くほど上質なレストランがありました。
その肉の質から調理、レストランの作りに接客まで、妥協を許さぬ姿勢はたいへん好ましい。
肉というカテゴリーでいうと、やや繊細であるため、もっと豪快な力強さがつけばもっと良いのだけれど。
住所:横浜市青葉区青葉台2-26-1 スクエアハイツ 2F
電話:045-988-5257
定休:月曜
営業:11時半~15時/17時半~22時半
以前あひるさんのお勧めでうかがった「アンジェ」と同じ建物。2階にあり、大きな看板が結構目立ちます。
店の前まで行くと、たいまつに灯がともされたような照明、ガラス壁に木の扉の良い感じのレストランです。
思い木の扉を開けて入ると中は薄暗い空間。入り口入った場所の脇は木箱が積み上げられて仕切り兼ディスプレイのように。
ダークブラウンの木目細かなフローリングの床にシャンデリアや吊り下げられた穏やかな色合いの照明。しっとりした音楽の空間です。
厨房はオープンでシェフが自分で肉をきり調理されているのも見えますね。
サーブする女性はスマートできれいな方。身なりもしっかりしていて、青葉台の奥地(失礼)にあるのが不思議な上質さです。
厨房側の左には肉の入った冷蔵庫。塊の肉が美味しそう!! さすがの肉質がその目で見えます。
12年4月10日夜の来訪。
仕事を早めに上がらせてもらい、「ナッシュカッツェ(NASCHIKATZE)」に行ってみたがなぜか閉まっていました。
夕食は元々こちらの予定だったのでそのままこちらに。
裏手にあるコインパーキングに車を停めてきました。18時で先客はいらっしゃいません。
アイスティー 390円
飲み物は甘くないこれを。
無糖の午後の紅茶みたいな味で、ぼくはこういうのが好きです。。
ハンバーグステーキ 200g Bコース 4900円
アミューズ、前菜盛り合わせ、ハンバーグ、ライスかパン、デザート、コーヒー又は紅茶のコース。
まずはアミューズです。
A5ランク山形牛のローストビーフ。上に濃厚で塩気の強いコンソメのジュレのようなものがかかっていて美味いこと間違いない。ローストビーフ自体は火をいれたばかりの「サローネ」のそれに比べると冷えている分やや物足りなさを感じましたが、十分に上質。
それに自家製マッシュポテト。塊が適当に残されていて好みの食感。その他の部位はクリーミーな仕上がりなのでこだわってこうしているのがよくわかります。添えられているイタリアンパセリも香りが強く良いもの。
メニューを見たときはドリンクの価格の割に価格帯が高いと感じましたが、それに見合ったものを出してくれると最初から感じますね~。
前菜の盛り合わせはかなり充実しています。
緑色のキャベツを使ったオムレツ。冷製ですがふんわりし、時折キャベツの食感があてよいもの。
イタリアの生ハム、自家製の金華豚のハムに種を抜いてあるオリーブ。
程よい脂を感じる自家製の豚肉のリエットにカリカリのバゲット。
ラタトゥイユのテリーヌ仕立て。
セミドライのトマトは濃縮された旨味がよく一番記憶に残りました。横には小さくコリコリ小気味良い食感のピクルス。
スモークサーモンに帆立貝のマリネ。ピンクペッパーがかけられています。
サラダはレタスにパプリカ、紅芯大根とラディッシュのスライス。アンチョビのドレッシングでした。
ハンバーグは焼く前にシェフがパンパンとたたくように作っていました。
焼いてからも一生懸命肉汁をかけて調理されています。
出てきたのは綺麗な形のハンバーグ。ほっこりと丸くふくらみを帯びて良い感じに焼き上がっています。
これは黒毛和牛と金華豚のハンバーグだそうです。和牛の肉汁がツツッと足れるくらいの肉汁感。これを中にはいっているらしきパン粉が受け止めているようで思ったよりも流れ出はしません。その分パン粉の香りがちょっとしましたか。
つけるのは地中海キプロス島の天然結晶塩。茶色の方はこれをスモークしたものだそうです。スモークは香りが強いので賛否別れるかもしれませんが、肉につけるとあまり感じなくなります。
ソースはシェリー酒を使ったものではなく、醤油ベースにしていただきました。塩が一番好みかな。豚カツも塩で食べる派なのです。
肉質が良ければもっとレアにしてくれても良いかな。。昔のハングリータイガーのあの圧倒的に暴力的な味わいはあれはあれで魅力的だった。もっとハンバーグはジャンクで荒っぽい方が良いのかもと感じた次第。今度はステーキを食べてみないといけないなぁ。
付け合わせはレーズンの甘さの活きるキャロットラベに茹でたブロッコリー、切断面を焼いてあるじゃがいもです。
デザートは2種類からの選択でフランス産のチョコレートを使ったガトーショコラを選びました。
濃厚でしっかりしたガトーショコラはビターさは控えめ。添えてある生クリームは甘くないのでちょうど良い味わいに。イチゴは小粒でしっかりした味のもので良かった。
食後の飲み物はコーヒーです。これは飲みやすく普通かな。
ところで、このお店のトイレの洗面台が気に入りました。引っ張り出せるシャワーの取っ手のものでレバーを持ち上げると水が出るわかりやすいもの。これ、うちでも採用したい!! トイレを見るとこの店の姿勢が見えると常々思っていますが、妥協を許さぬ良いお店だと思います。もう少し繊細さより力強さを演出した味の方が流行りそうです。
次はステーキを食べに行こう!!
アッシェ ドール タケウチ
(ステーキ
/ 青葉台駅
、藤が丘駅
)
夜総合点★★★★☆ 4.0